【PR】「UHD BD映画作品の魅力をとことん引き出してくれる」
ソニーの新UHD BDプレーヤー「UBP-X800M2」実力チェック! 手頃な価格でも画音質に妥協なしの「新たな名機」
ジャクソンがアリーを自身のコンサートに招き、ステージで一緒に歌うために作曲した「Shallow」を歌うチャプター7の場面で画質を確認した。
はじめにBRAVIAモードを「入」にして視聴してみる。暗がりの中に立つアリーがスポットライトに照らされ、透き通るような肌色が浮かび上がる。髪の毛の輪郭線が立体的だ。暗部にノイズが漂うことがなく、コンサートホールを覆う冷たい緊張感がまるで目に見えるように感じられた。自然で強調感のない色合いと明るさのバランスがとても好印象だった。
ドルビービジョンに対応するテレビと組み合わせれば進化したUBP-X800M2の実力をフルに引き出せる。ドルビービジョンの映像を楽しむためには映像設定のメニューを開いてから、ドルビービジョン出力を「入」に設定すると、自動的にBRAIVAモードは排他的にオフに切り替わる。
同じシーンをドルビービジョンの映像で見てみよう。BRAVIAモードの映像から一転して色の鮮やかさと濃さがグンと強みを増した。例えばジャクソンが弾くギブソンのアコースティックギター、J-45のトップカラーのワインレッドは艶やかな紅色が支配的になった。アリーの肌を照らす照明がギラリと光り、緊張に強ばる様子が強調された。HDRのフォーマットを切り替えるだけで、BRAVIAモードで見た時とはまた違う物語を見直しているような新鮮な体験を味わった。
UBP-X800M2を上手に使いこなすためのTIPSをひとつ紹介しておこう。映像再生中にリモコンのオプションボタンを選択すると、詳細な画質設定のメニューに入ることができるのだが、ユーザーが映像を見ながら好みの色合いやコントラストなどにパラメータを調整したカスタム値を2件まで保存できるのだ。BRAVIAモード、ドルビービジョンの機能と合わせて上手に使いこなそう。
※ドルビービジョン機能がONのときは画質設定で画質を調整することが出来ません。
■「印象の強い音を見事に鳴らし切った懐の深さに脱帽」
続いてUBP-X800M2の音質を報告しよう。
映画の舞台が幕を開けて間もないチャプター2の近く、バーの店内でアリーが「La vie en rose」を歌うシーンは、伸びやかで力強い歌声に鳥肌が立ってしまった。腹の底にずしんと響いてくるような歌声が実に濃厚だ。生々しい存在感を主張してくるのに、うるさく感じることが一切ない。
ボーカルを支えるピアノの伴奏、観客のざわめく声や拍手の効果音もピリッと鮮明で、音の輪郭に力強さがある。強弱を自在に描き分けるダイナミックレンジの広さは圧倒的だった。ふくよかでスピード感の豊かな低音も特筆したい。
物語のラストに、アリーがオーケストラを伴って歌う場面ではコンサートホールの雄大なスケール感に呑み込まれそうになる。様々な思いを歌に込めるアリーの声に繊細なニュアンスの変化が見え隠れする様子を、UBP-X800M2は丁寧に余すところなく描いてみせた。目を閉じて映像を見なくても、音だけで涙を誘われそうになる。
オーケストラの弦楽器によるふくよかなハーモニーに酔いしれた後、しばらくすると場面が一転して室内でのピアノの演奏に切り替わる。場面転換の理由はネタバレになるので説明は省くが、それぞれのシーンのスケールに合わせて、バランスを崩すことなく印象の強い音を見事に鳴らし切ったUBP-X800M2の懐の深さに脱帽した次第だ。
再生環境をサウンドバーのX8500に切り替えて、チャプター7の「Shallow」の歌唱シーンを再び視聴してみても、UBP-X800M2の素性の良さは形を変えることはなかった。クリアでスケールの大きな音場感と、小気味良い音の粒立ち。アリーとジャクソンによるデュエットは歌声の余韻がゆったりと甘く溶け合う。
本機は“アリー”のように高品位な映像と音をまるごと楽しめるUHDブルーレイ映画作品の魅力をとことん引き出してくれる。新たな名機と呼べるプレーヤーが誕生した。
(PR企画 協力:ソニーマーケティング株式会社)