【特別企画】充実したEQやアップサンプリング機能
Spotifyも音質向上!ラディウスの再生アプリ「NePLAYER」を使いたおしてみた
■Spotify音源を、最大382kHz/32bitにアップサンプリングできる
NePLAYERは、音楽ファイル本来のサンプリング周波数を拡張してより高音質に再生するアップサンプリングに対応しているのだが、これは音楽ファイルの再生だけでなく、Spotifyのストリーミングにも適応できる。Spotifyの44.1kHzの音源を、192kHzなどにアップサンプリングして、より高音質に楽しめるわけだ。
そして、アップサンプリングをはじめNePLAYERの機能やスペックをフルに活かすには、外部イヤホンアンプと高級イヤホンの組み合わせもおすすめだ。
iPhoneでの接続例を紹介しよう。Lightning接続対応ヘッドホンアンプ「AL-LCH81K」は、最大192kHz/24bitのデジタル入力に対応。これはCDやストリーミング配信のスペック44.1kHzを大きく上回る精度だ。NePLAYERとAL-LCH81Kを組み合わせれば、アプリ側で192kHzにアップサンプリングしたSpotifyの音源を、そのままデジタル処理してより高品位に再生できるようになる。
なお、アップサンプリングでの出力は最大382kHz/32bitまで可能だが、接続したDACの性能に依存するかたち。今回の例では「AL-LCH81K」が192kHz/24bit対応のため、192kHz/24bitでの出力となっている。
アップサンプリングの効果はイコライザーほどわかりやすいものではないが、静かな部屋でハイクオリティなイヤホンと組み合わせて聴くと、その絶妙な向上が聴き取れるはずだ。アコースティックなジャズの音の響きやエレクトリックサウンドの空間表現の細やかなどは特にわかりやすいポイントなので、注目してみてほしい。
また、「外出時には完全ワイヤレス+イコライザーで身軽に高音質!」「自宅ではアンプ+高級イヤホンでさらにガッツリ高音質!」といったように使い分けるのがおすすめだ。
■STEP.3 究極の高音質!ハイレゾ再生にも対応!
CDやストリーミングの44.1kHz音源を、192kHz等に引き上げて高音質化するのがアップサンプリング機能だが、音源そのものが96kHzや192kHz/24bitなのが「ハイレゾ音源」だ。
iPhoneにプリインストールされている純正アプリ「ミュージック」は、ご存じの通りハイレゾ音源の再生には対応していない。しかし、NePLAYERを使えば、iPhoneでもハイレゾ音源を再生することができる。さらに、ここにポータブルアンプなどを組み合わせることで、ハイレゾ音源の音の良さを最大限引き出しての再生が可能になる。
また、ハイレゾ音源はハイレゾ配信サービスからダウンロード購入するのが一般的だが、NePLAYERはそのハイレゾ配信との連携機能も搭載。ハイレゾ配信サイトで購入した曲をNePLAYERの音楽ライブラリに直接ダウンロードできる。NePLAYERは、スマートフォンでハイレゾ音源をより手軽に、かつ良い音で再生できるアプリでもあるのだ。そのクオリティは既に確固たる定評を獲得している。
今はSpotifyを中心に楽しんでいるという方も、NePLAYERならハイレゾ再生も同じインターフェースで楽しめる。高音質の極みを知っておきたい方は、今後ハイレゾ配信&再生も体験してみるとよいだろう。
このように「NePLAYER」は、Spotifyからハイレゾまで様々な音源を1アプリ内で便利に、楽しく、いい音で聴かせてくれる、音楽ライフの強力な相棒なのだ。
お気に入りの音楽を、お気に入りのスタイルで、これまでよりも高音質に。NePLAYERが提案するリスニングライフに触れてみてほしい。