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自腹購入したプロたちが語る、 マランツ製品で実現した新しいオーディオの楽しみ方
これからのオーディオは2chだけではなくなっていく
ーー 生形さんは2chオーディオの方というイメージだったので、AVアンプを自腹購入されたのは意外でした。なぜAVアンプを選んだんですか?
生形:趣味性の強いハイエンドな2chオーディオシステムがある一方で、これからステレオ再生とかスピーカー再生を色々な方に楽しんでいただきたいとなったときに、どういうものをお勧めしていったらいいのかなあと模索していて。そのときに、テレビが中心のライフスタイルと親和性の高いAVアンプってちょうどいい存在なのでは?と思ったんですよね。
AVアンプって、オーディオをこれから始めるという人にもすごくいいと思うんですよ。安いのに2chアンプよりめちゃめちゃ多機能ですし。しかもNR1710は2chのバイアンプ駆動できる機能もある。これはいいなあと。実際、D&Mさんの調査によると、AVアンプで2ch再生を楽しんでいる方は結構多いそうです。
土方:マランツのAVアンプって、2ch再生の音もすごくいいですしね。
生形:そうなんです。シアター寄りで迫力重視のメリハリ系というよりは、ピュア寄りの“美しい音”という印象です。
秋山:生形さんは昨年末の日本オーディオ協会主催イベントで「これからのオーディオは2chだけではない」とおっしゃってましたよね。ソニーの立体音響技術「360 Reality Audio」や「ドルビーアトモスミュージック」も登場してきてますし、アトモス対応の製品をシステムに組み込むというのはいい方法だなと思います。
土方:確かに! サラウンドって今後もっと盛り上がっていくと思います。Netflixなどで4Kや5.1chといった画質も音質もハイクオリティなコンテンツが手軽に楽しめるようになってきているし。そうなると音が良いAVアンプの存在ってすごく重要になっていきますよね。
井筒:音楽制作側からみても、「これからは“体感”できるような映像コンテンツが増えていくから、音楽もそれに対応するようなミックスやマスタリングが必要だね」という話をついこの間、エンジニアさんとしたばかりです。
HDMI接続できるオーディオ機器があれば、テレビ周辺のクオリティアップが実現する
ーー いっぽう秋山さんは2chアンプを選ばれたんですね。ブルーレイ制作に携わっていたというご経歴からすると意外でした。
秋山:僕、「NR1200」みたいな製品がずっと欲しかったんですよ。2006年頃かな、PS3が発売されて、あれSACDも聴けたじゃないですか。でも出力がHDMIしかないからAVアンプで受けるしかなかった。それ以来、HDMI入力を搭載した2chアンプがあればいいのになぁとずっと思っていたので、NR1200が発表されたときは「よくぞ作ってくれた!」と。13年越しの悲願達成です。
ーー 発売されたら売り切れになるほどのウルトラヒットモデルになったわけですから、やっぱりニーズがあったんですよね。
秋山:テレビ周辺で楽しめるコンテンツが増えてますけど、Fire TV StickやApple TVみたいにHDMI出力しかないデバイスって沢山あるんですよね。そういうときにNR1200みたいにHDMIを搭載した2chアンプがあると、それらの音質を向上させつつHDMIセレクター的な役割も果たしてくれます。
ーー リビングのテレビ周りに置くとなると、ボディが薄型でテレビラックなどに設置しやすいというのもポイントが高いですよね。
秋山:そうなんですよ。
生形:NR1710もそうですけど、薄いけど頼りなさは感じないという絶妙な大きさの筐体だと思います。
秋山:それともうひとつ。ウチの両親も70歳を過ぎて、テレビを観る時のボリュームが年々大きくなっているのが気になっていたんですよ。なので人の声の帯域がよく聞こえるハーベスのHL Compactに換えて、プラズマテレビの内蔵アンプで鳴らしてたんです。それを今回NR1200に入れ換えたら……ボリュームが聴感上3dBくらい下がったんです。
ーー なんと、そんなメリットもあったとは!
秋山:小さい音でも抜けが良くて分解能も高いから、喋ってる声が今までよりもずっと聞こえやすいみたいです。アンプとしての能力が高いことを実感しました。これも、買って満足したことのひとつでしたね。
生形:NR1200はHi-Fiコンポシリーズですから。音の品位はかなり高いですよね。
ーー 年配の方のテレビのボリューム問題って、悩んでいる方は意外と多い気がします。NR1200が音楽再生以外にもそんな活躍をしてくれるとは!
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