大人気ゲームをオーディオ的に楽しむ
「あつまれ どうぶつの森」でオーディオルーム作りに挑戦(1)まずは機器集め! インフラ整備も
「あつまれ どうぶつの森」はテント生活から始まる。だからゲームスタート時に手渡されるグッズはとても少ないのだが、その中に「けいたいラジオ」が含まれている。スイッチを入れると音楽が流れ出す。テント暮らしでも、音楽があると、それだけで生活に彩りが生まれる。
少しゲームを進めると、DIYで家具などのアイテムを作ることが可能になる。「レシピ」を手に入れて、必要な素材を集めることで製作できるのだが、かなりの初期段階で「つみきコンポ」を作ることができた。
ここで、「つみきコンポ」をオーディオ目線でチェックしてみよう。まず、スピーカーは2ウェイのブックシェルフ型。トゥイーター、ウーファーともに振動板はホワイトだが、口径や素材まではわからない。
そして中央のレシーバー部(と思われる)には、右側に操作部、左側には何とグライコがある。ディスクトレイは確認できない。CDには非対応なのかもしれない。
背面を見てみよう。レシーバー部はステレオRCA端子が3系統、同軸デジタル端子が1系統、そして光デジタル端子が1系統…のように見える。スピーカーの端子部はシングルワイヤーだ。
ここで重大なことに気づいた。スピーカーとレシーバーが、スピーカーケーブルでつながっていないのだ。これでは音は出ないのでは…などと、野暮なことは言ってはいけない。むしろ裏側まできっちり作り込んでいることに敬意を表したい。
次に手に入れたのは「ダブルラジカセ」。これは説明するまでもないだろう。80年代から90年代にかけて大人気だったアイテムだ。近年アナログオーディオが復権し、カセットテープに再び脚光が集まっている時流に、しっかり対応している。こちらもディテールがしっかり再現されており、細かなこだわりに舌を巻く。
アナログオーディオつながりでは、「ポータブルレコードプレーヤー」もゲットした。トランク型のレコードプレーヤーで、アナログレコードが回るアニメーションはもちろん、トーンアームがそれにあわせて動く様子まで再現されている。脱帽だ。
もう一つ、「オープンリールデッキ」も手に入れてしまった。コアなオーディオファンでも、オープンリールデッキを再生ソースとして使っている方は数少ない。ほかにいろいろグッズが集まってきたら、このオープンリールデッキを使ってシステムを組もう、と心に決めた。現実では高価かつ取り扱いの難しい機器だが、「あつまれ どうぶつの森」の世界なら夢が叶いそうだ。
そのほかドクロ型の「TOYなオーディオ」などもゲットして、地道にオーディオ関連グッズを集めている。だが、何しろプレー時間がまだまだ足りず、まったく道半ばだ。SNSなどを見るとトールボーイスピーカーも存在するようなのだが、まだレシピすら手に入れていない。
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