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【PR】カジュアルに使えてマニアも満足

映画にドラマ、スポーツ観戦...大画面ならBenQプロジェクター「TK850」におまかせ!

公開日 2020/06/22 06:30 折原一也
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よりこだわるなら、暗室で「シネマ」モードをベースに、COLOR TEMPを “ランプネイティブ” の設定にした、ドライで溌剌とした映像バランスがマッチする。さらに突き詰めだすと、白色に対してRGBゲイン、さらに赤、青、緑、シアン、マゼンダ、イエローに対して、色相、彩度、ゲインまで個別に調整できる機能まであるので、その気があればとことん追い込めるだけのポテンシャルがあるのだ。

手軽に画質カスタマイズできるのが魅力だが、その気になればとことん詰められるポテンシャルも秘めている

さて、リビングで楽しむエンタメコンテンツといえば、スポーツも外せない。2020年上半期は新型コロナウィルスの影響により、世界中の様々なスポーツイベントの延期・中断が発表されていたが、6月に入り日本のプロ野球やJリーグ、欧州サッカーも無観客でリーグ戦を再開。スタジアムに足を運べない今、自宅の大画面でチームを応援することが今どきの時代に求められるスポーツ観戦のあるべき姿だろう。

現代は、国内外のスポーツ中継の多くがスポーツ専門動画配信の「DAZN」で観戦できる。もちろん、Apple TVをはじめとした各種ストリーミングデバイスも対応している。

「スポーツモード」はスポーツバーのように “映える”

実際にTK850を使って、DAZNの映像を視聴した。取材をした6月上旬はスペインのプロサッカー、ラ・リーガの再開目前の時期だったので、気持ちを高めるためにDAZNで配信していた2010-2011シーズンの伝統の一戦「エル・クラシコ(レアル・マドリード vs FCバルセロナ)」の配信を観戦した。レアル・マドリードにはクリスティアーノ・ロナウド、エジルら、FCバルセロナにはメッシ、シャビ、イニエスタら豪華メンバーが集結したビッグマッチだ。

DAZNを利用してサッカーを迫力ある大画面で観戦

さて、TK850でサッカーを視聴するなら、どのピクチャーモードにすればいいのか。「シネマ」は色は正しいが輝度を落ち着かせたモードで、スポーツ観戦向きの設定ではない。画面の明るさと、スタジアムのライトが照らしだす芝の色といった客観性を求めるなら、「リビングルーム」は汎用性があり、よく出来たセッティングだ。

だが、「スポーツ」で見る芝の緑と青の鮮やかさ、そしてFCバルセロナのユニフォームのリッチな色乗りは印象に残る。スポーツバーのスクリーンで観戦するかのような、とても “映える” 見た目なのだ。大画面でスポーツを観戦するなら、ストイックな原画忠実の画質重視というより、ダイナミックな画質による臨場感の再現に振り切った方が、エンタメとして正しいように思う。

スポーツ観戦なら「スポーツ」モードがおすすめ。ダイナミックで臨場感があり、“映える”見た目になる

また、本機にはスポーツやアクション映画に向けた機能として「4K Motion Enhancer (MEMC)」という、映像のガタ付きを抑える補正機能も搭載されている。撮影コマ数の少ないスポーツの試合では活躍してくれるだろう。



TK850のコンセプトを考えると、「高輝度を活かして明るいリビングでスポーツ観戦!」といったカジュアルに楽しめるモデルだろう。だが、ひとたび映画、ドラマ鑑賞に用いてみれば、4K/HDR対応機としての基本性能の高さとともに、使い勝手のいい画質調整機能などマニアックな側面も備えている。

ここまで遊べるモデルを実勢価格税込21万円前後で発売してくるとは、流石はBenQ。ハイコスパ4Kプロジェクターの決定版だ。

(協力:ベンキュージャパン株式会社)

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