JVC「BN-RB10-C」と「BH-SP100-C」で環境を構築
公園でもリモートワークできる。そう、ポータブル電源とソーラーパネルがあればね。記者が試してみた
災害での停電への備えに加えて、キャンプを始めとするアウトドアアクティビティでの活用など、 “ポータブル電源” への注目が近年高まっている。また、一方で近年の社会情勢を受けてのトレンドが “リモートワーク” だ。
さて、 “密” を避けられればリモートワークする場所は何も自宅だけでなくても良いのではないだろうか。そう、例えば誰もいない平日昼間の公園とか。そんなわけで、ポータブル電源とソーラー充電パネル、ノートPCを家の外へと持ち出し、近所の公園でリモートワークを試してみた。ちょっと何を言っているかわからないかもしれないが少しだけお付き合いいただければ幸いだ。
■公園でもリモートワークできる。そう、ポータブル電源とソーラーパネルがあればね
今回用意したのは、JVCのポータブル電源「BN-RB10-C」と、ポータブルソーラーパネル「BH-SP100-C」。ACコンセント(3口)/USB端子(type-Aとtype-Cを装備)/シガーソケットという3通りの方法で外部機器に電源供給できるポータブル電源と、ソーラー充電で「BN-RB10-C」に電力を供給するだけでなくスマートフォンなども直接充電できるソーラーパネルだ。
ポータブルとは言っても基本的には車に積んで持ち運ぶなどを想定した製品のためそれなりに大きいが、歩いて持ち運べなくもない。保育園の子供たちのお散歩と遭遇しないようお昼寝の時間帯を見計らい、近所の公園に向かった。
この公園はベンチだけでなくちょっとした机も設置されている。リモートワークにはもってこいの環境だ。ただ、屋外なのでコンセントはない。そこでポータブル電源の出番となるわけだ。
まず、ポータブルソーラーパネル「BH-SP100-C」を広げてポータブル電源「BN-RB10-C」のDC入力に接続。「BN-RB10-C」フロントパネルにある「AC」ボタンを押せば、コンセントから外部機器への給電が始まる。ここにノートPCをつなぎ、スマホからのテザリングでネット回線も確保すればリモートワーク環境は構築完了だ。
ちなみに、「BN-RB10-C」のAC 100Vコンセントは家庭用コンセントと同じ正弦波で出力を行う。メーカー公式サイトでも「様々な家電製品を安心して使用できる」とアピールしている。なお「オーディオ用としての音質向上を目的とした設計はされておりません」とも案内しており、オーディオ機器を本機で駆動するような使い方はメーカーとして推奨していないとのことなので注意が必要だ。
■多少の日陰でもソーラー充電可能
当然ながらノートPCもなんの問題なく動くし、電源アイコンもコンセント接続時として認識・表示されている。雀の鳴き声や遠くからかすかに聴こえる街の喧騒も作業のいいアクセントだ。風と、たまに通りがかる人の視線が少し冷たいことを除けば、なかなか快適なリモートワーク環境と言える。
JVCのポータブル電源は容量違いで複数モデルをラインナップしており、今回使った「BN-RB10-C」は278,400mAh/1,002Whのシリーズ最大容量モデル。公式サイトでは、50WのノートPCなら約15時間駆動できると記されている。今回はここにソーラーパネル「BH-SP100-C」も加わっているので、雨さえ降らなければ毎日だって公園でリモートワークできてしまう。
また、ソーラーパネル「BH-SP100-C」は日陰でもソーラー充電できる点にも驚かされた。日向で太陽光を直接受けられる環境でなくても多少なら問題ないというのは心強い。
…と、ここで夕方から一件ウェブ会議が入っていることを思い出す。さすがに誰かに聞かれる可能性がある場所で会議するわけにもいかないので自宅に戻ったが、あえて自宅でもポータブル電源を使って作業を続行した。
また、JVCは会議用マイクスピーカー「SP-AR700-BH」も展開しているので、こちらも今回一緒に借りてみた。PCとは付属ケーブルとBluetoothの2通りの接続で利用でき、有線接続用のケーブルにフェライトコアが付属しているあたりはオーディオ機器を多数展開するJVCのこだわりを感じる仕様だ。
もちろんBluetoothでも特に遅延が気になることもなくウェブ会議は無事に終了。使用後は「BN-RB10-C」に接続して充電した。
その後も夜までポータブル電源で仕事を続けた記者。スマホやデジカメも充電するなどあえて負荷をかけてみようとしたものの、「BN-RB10-C」のバッテリー残量はまだまだ余裕があった。
今回は少し変わったリモートワーク用途を試してみたが、通常の使い方でも様々なシーンでなかなかタフに活躍してくれそうだ。
さて、 “密” を避けられればリモートワークする場所は何も自宅だけでなくても良いのではないだろうか。そう、例えば誰もいない平日昼間の公園とか。そんなわけで、ポータブル電源とソーラー充電パネル、ノートPCを家の外へと持ち出し、近所の公園でリモートワークを試してみた。ちょっと何を言っているかわからないかもしれないが少しだけお付き合いいただければ幸いだ。
■公園でもリモートワークできる。そう、ポータブル電源とソーラーパネルがあればね
今回用意したのは、JVCのポータブル電源「BN-RB10-C」と、ポータブルソーラーパネル「BH-SP100-C」。ACコンセント(3口)/USB端子(type-Aとtype-Cを装備)/シガーソケットという3通りの方法で外部機器に電源供給できるポータブル電源と、ソーラー充電で「BN-RB10-C」に電力を供給するだけでなくスマートフォンなども直接充電できるソーラーパネルだ。
ポータブルとは言っても基本的には車に積んで持ち運ぶなどを想定した製品のためそれなりに大きいが、歩いて持ち運べなくもない。保育園の子供たちのお散歩と遭遇しないようお昼寝の時間帯を見計らい、近所の公園に向かった。
この公園はベンチだけでなくちょっとした机も設置されている。リモートワークにはもってこいの環境だ。ただ、屋外なのでコンセントはない。そこでポータブル電源の出番となるわけだ。
まず、ポータブルソーラーパネル「BH-SP100-C」を広げてポータブル電源「BN-RB10-C」のDC入力に接続。「BN-RB10-C」フロントパネルにある「AC」ボタンを押せば、コンセントから外部機器への給電が始まる。ここにノートPCをつなぎ、スマホからのテザリングでネット回線も確保すればリモートワーク環境は構築完了だ。
ちなみに、「BN-RB10-C」のAC 100Vコンセントは家庭用コンセントと同じ正弦波で出力を行う。メーカー公式サイトでも「様々な家電製品を安心して使用できる」とアピールしている。なお「オーディオ用としての音質向上を目的とした設計はされておりません」とも案内しており、オーディオ機器を本機で駆動するような使い方はメーカーとして推奨していないとのことなので注意が必要だ。
■多少の日陰でもソーラー充電可能
当然ながらノートPCもなんの問題なく動くし、電源アイコンもコンセント接続時として認識・表示されている。雀の鳴き声や遠くからかすかに聴こえる街の喧騒も作業のいいアクセントだ。風と、たまに通りがかる人の視線が少し冷たいことを除けば、なかなか快適なリモートワーク環境と言える。
JVCのポータブル電源は容量違いで複数モデルをラインナップしており、今回使った「BN-RB10-C」は278,400mAh/1,002Whのシリーズ最大容量モデル。公式サイトでは、50WのノートPCなら約15時間駆動できると記されている。今回はここにソーラーパネル「BH-SP100-C」も加わっているので、雨さえ降らなければ毎日だって公園でリモートワークできてしまう。
また、ソーラーパネル「BH-SP100-C」は日陰でもソーラー充電できる点にも驚かされた。日向で太陽光を直接受けられる環境でなくても多少なら問題ないというのは心強い。
…と、ここで夕方から一件ウェブ会議が入っていることを思い出す。さすがに誰かに聞かれる可能性がある場所で会議するわけにもいかないので自宅に戻ったが、あえて自宅でもポータブル電源を使って作業を続行した。
また、JVCは会議用マイクスピーカー「SP-AR700-BH」も展開しているので、こちらも今回一緒に借りてみた。PCとは付属ケーブルとBluetoothの2通りの接続で利用でき、有線接続用のケーブルにフェライトコアが付属しているあたりはオーディオ機器を多数展開するJVCのこだわりを感じる仕様だ。
もちろんBluetoothでも特に遅延が気になることもなくウェブ会議は無事に終了。使用後は「BN-RB10-C」に接続して充電した。
その後も夜までポータブル電源で仕事を続けた記者。スマホやデジカメも充電するなどあえて負荷をかけてみようとしたものの、「BN-RB10-C」のバッテリー残量はまだまだ余裕があった。
今回は少し変わったリモートワーク用途を試してみたが、通常の使い方でも様々なシーンでなかなかタフに活躍してくれそうだ。