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【PR】Amphion「Argon0」で迫力の低音を再生

サウンドの破壊力が桁違い! テレビの横に本格スピーカーを置いてリッチなシアター体験を堪能

公開日 2021/03/16 06:30 鴻池賢三
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筐体サイズにギャップすら覚える豊かな低音再生

音が出た瞬間に驚くのは低域の豊かさ。Argonの中でも最もコンパクトなので、サテライトスピーカーやハイトスピーカー的な使い方を想定しているのかと思いきや、ゆったりと奥行を伴ったスケールの大きな低音なのだ。多くの家庭のリビングで、メインスピーカーとしても充分通用するはずだ。

まずはネット配信のドラマを視聴。セリフが明瞭かつ肉厚で、外国語も聞き取りやすく自然に頭の中に入って来る。こうした明瞭さが強調によるものでなく、オーディオとしての素の特性の良さによるものであるのは重要で、ナチュラルで聞き疲れしない。瞬間的なエンターテインメントではなく、長時間リラックスして楽しむための性能を備えていることが理解できた。

次にYouTube配信のミュージックビデオを試聴。筆者宅で最近利用時間が長くなっている使い方だ。韓国の4人組ガールズ・グループMAMAMOO(ママム)の DM Killing Voice は、スタジオでメドレー収録したもので、特にボーカルの音質が素晴らしく歌唱力の高さがより映える作品。スマホでもテレビのスピーカーでも、サウンドバーでもそれぞれに楽しめるが、Argon0を通すと破壊力が桁違い。

YouTube上にある多彩なコンテンツも迫力の音響で楽しむことが出来る。また、43インチTVの横に置いても視界の邪魔にならないコンパクトなサイズも非常に魅力的だ

特にソラの高らかに歌い上げる伸びやかさが印象的で、終始滑らかさを保ち、心地よく感じられるのはAmphionならではと思えるもの。こうした多彩で高品位なコンテンツが楽しめる時代だからこそ、オーディオシステムにこだわると違いも大きく、より楽しみが広がるはずだ。

ライブコンテンツは、あいみょんの「マリーゴールド」を視聴。会場内のちょっとした騒音から、人の気配や空間の広さが感じ取れ、その場に居合わせたかのような臨場感が気分を盛り上げてくれる。ギターは演奏に加え、意図せずボディーにぶつかったような響きもライブならではのご愛敬。音質の高さ、温かみも引き出す表現力の高さは、アーティストとの距離も縮めてくれ、ファンにとって特別な時間にしてくれるだろう。

また、ベルリンフィルの公式YouTubeチャンネル「Berliner Philharmoniker」では、質の高い演奏を誰もが気軽に体験することができる。Argon0で驚いたのは、ティンパニーがホールに響くスケール感までも再現できること。このコンパクトなスピーカーからとは信じ難いもので、超低域から低歪で再生できる、ノルウェーの名門「SEAS」社製ドライバーが寄与しているようだ。

映画も素晴らしい視聴体験ができた。ホームシアターでは、低域の再現にサブウーファーを用いるのが常識だが、Argon0はそれを必要と感じさせないほど豊かな低域を放つ。しかも、A5用紙サイズという超コンパクトな筐体サイズでだ。一般的な家庭のリビングなら、Argon0の左右ペアさえあれば、映画のジャンルを選ばないリッチなシアター体験を楽しめるはずだ。集合住宅などで低域が出過ぎて心配になる場合は、バスレフのダクトに付属の詰め物をすると良い。

サブウーファーを用いずとも、豊かな低域を再生する

総合的に、視聴位置を厳密に選ばないのもリビングに適した性能と言える。これは、トゥイーターのウェーブガイドによる高域の拡散効果によるものだろう。

コンパクトさを忘れさせるスケールの大きなサウンドがArgon0の魅力であり、リビングのテレビとの組み合わせをお勧めする理由だ。

映像とサウンドは50:50(フィフティー・フィフティー)でより良い視聴体験をもたらしてくれる。映像は4K/8Kへと進化し、ネット配信も加わって豊富なコンテンツへのアクセスも容易になった今、サウンドシステムのグレードアップを試みるのは良いタイミングと言える。超コンパクトでリビングに適したリッチな「音」を届けてくれるArgon0に注目してみてはいかがだろうか。

(協力:Wefieldウインテスト株式会社)

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