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4,500円以下で買える、でも完成度は桁違い!OPPO「Enco Buds」に注目
もうひとつ注目したい機能が「ゲームモード」だ。こちらはBluetoothによるオーディオ伝送について、音質や安定性を担保しながらさらに遅延を抑えるというもの。Enco BudsのサポートするBluetoothオーディオコーデックはAACとSBCだが、どちらでつながっていてもゲームモードをオンにすると、ワイヤレスオーディオの伝送遅延が一段と低く抑えられる。
Google Pixel 5につないでピアノの演奏が楽しめるアプリで確かめてみたが、鍵盤を叩くタイミングとほぼ同時に音が鳴った。入力操作に対する音声出力のシビアな感度が求められるモバイルゲームを楽しむ際には、忘れずオンにして使いたい。
■ロックやポップスに合う「明るく煌びやかなサウンド」
Enco Budsのサウンドをチェックしていこう。本機にはW11と同じ、8ミリ口径の振動板をもつダイナミック型ドライバーが採用されている。ゆったりとしたサイズにより、つながりのスムーズな量感にも優れる中低音域をゆったりと鳴らしきる。
さらに振動板には、音の歪みを低く抑えられるPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)と、剛性・柔軟性を併せ持つTPU(熱可塑性ポリウレタン)による複合振動板を採用する。全帯域でクリアかつ歪みの少ないサウンドも特徴だ。
スマホはGoogle Pixel 5を選択し、Amazon Music HDの音源でチェックした。土岐麻子のアルバム「PINK」のタイトル曲『PINK』では、打ち込みによる低音の重心が低く弾力感に富んでいる。ボーカルも張り出しが力強くふくよかで、リズムの力強さに負けていない。
さらに、鮮やかなシンセサイザーの和音に包まれる。むやみな強調感はないが、明るく煌びやかなサウンドがロック・ポップス系のテンポの良い楽曲にぴったりハマるため、音楽リスニングに楽しくのめり込むことができた。
ブライアン・アダムスの楽曲『Have You Ever Really Loved A Woman?』も、ボーカルのウェットな艶っぽさをEnco Budsが上手に引き出した例だ。バックを固めるパコ・デ・ルシアの乾いたギターの音色は小さな音まで美しく粒が立っているほか、ボーカルとギターのコントラスト感の鮮やかさに引き込まれた。
ベースは重心が低く、演奏の足下を安定させ、広々とした音場で描かれる。同じクラスやサイズのイヤホンよりも音楽のエネルギーを積極的に引き出すチューニングが、Enco Budsの魅力だ。
そして、動画再生も快適。「攻殻機動隊 SAC_2045」のシーズン1・エピソード5、 “公安9課” のチームとポスト・ヒューマンとの銃撃戦では、ズシンと響く低音をこの小さなイヤホンが見事に鳴らしきる。ダイアローグも鮮明で聴きやすい。解像度も高く細かな効果音が渦巻くような戦闘シーンの見晴らしがとてもクリアで、作品の舞台にぐいぐいと引き込まれる。
先述した通り、Enco Budsは、パッシブな遮音性能がとても高いイヤホンだ。音楽再生に限らず屋外で動画コンテンツにゆっくりとのめり込みたい時にも、Enco Budsが良い選択肢になるだろう。
充実したサウンド、装着感にポータビリティの高さなどOPPOのニューフェイスであるEnco Budsは様々な角度から見ても、同価格帯のライバルを一歩リードする完成度に到達した完全ワイヤレスイヤホンだと思う。
OPPOのスマホだけでなく、専用アプリが使えるAndroidスマホのユーザーにもおすすめだ。勢いに乗るスマホブランドの良質なエントリーモデルに注目してほしい。
(提供:オウガ・ジャパン株式会社)