【PR】通話品質もハイレベル、完成度の高い一台
AVIOT「TE-BD21j-ltd」の高い表現力に圧倒!最新“Snapdragon Sound対応”完全ワイヤレスの実力を試す
具体的には、スマートフォン側は「Snapdragon 888」以降の最新SoC、イヤホン側は「QCC515x」「QCC514x」「QCC3056」などのBluetoothオーディオSoCが搭載されている必要がある。それと同時に “Snapdragon Sound対応” と呼ぶには、スマートフォン、イヤホンともに、Qualcommが台湾に新設したテストラボにおいて、再生周波数特性、S/N比、THD(歪み率)、接続安定性、遅延時間などのガイドラインに沿ったパフォーマンスと互換性の試験をパスしなくてはならない。
こうした流れを経て、一定以上の品質をしっかりと確保して提供されるSnapdragon Soundは、非常にクオリティの要求度が高い規格といえる。
また機能面でも高品位で、aptX Adaptiveコーデックは最大96kHz/24bitのハイレゾ音源再生に対応。音の遅延レベルも、Snapdragon Soundはシステム全体で最大89msecまで遅延を減らすことができるので、かなりの低遅延が担保されている。
さらに、32kHzと従来の2倍のサンプリングレートで通話音声の高品位化を実現する「aptX Voice」や、有線接続時に最大384kHz/32bitのリニアPCM、またはDSDネイティブ再生をカバーするオーディオコーデック「Qualcomm Aqstic Audio DAC」(「WCD938x」などが対応)も含まれるなど、高音質をキーワードとした様々なテクノロジーが集結しているのだ。
このようにSnapdragon Soundは高性能なだけでなく、厳格な基準を持っているためか、2021年末の現在においても、対応スマートフォンはまだ少なく、イヤホンに関しては皆無に近い状況となっている。
前置きが長くなったが、そんな状況の中で日本メーカーとして初となる、Snapdragon Sound対応の完全ワイヤレスイヤホンとして登場したのが、TE-BD21j-ltdなのだ。このSnapdragon Sound対応によって、音がどのようにクオリティアップしてくれるのか、大いに気になるところだ。
また、通話性能は、上述したaptX Voice対応だけでなく、Knowles社製の高品位マイクを採用することで環境ノイズやエコーの少ないクリアな音声を実現しているという。ほかにも2台の機器と同時接続できるマルチポイントに対応するなど、リモートワークなどでも活躍する機能がしっかりカバーされている。
そのほか、アンテナ周りの再検討や、Bluetoothバージョン5.2への対応によって、接続安定性も向上している。連続再生時間は最大9.5時間、専用ケース併用で最大45時間と日常において十分以上のスペックだ。IPX4相当の防滴性能も有しているので、汗水に強いのもありがたい。
■豊かな表現力が、あらゆる音楽を良質なものにしてくれる
こうしてみると、従来から大きく進化したことがよくわかる。では、はたしてそのサウンドは?早速、TE-BD21j-ltdとSnapdragon Sound対応スマートフォン「Smartphone for Snapdragon Insiders」を使って、実力のほどを確認してみた。
次ページ細部まで余さず表現し、音空間も広々。格段に豊かな音楽再生力だ!