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PS5の4K/120Hz映像にバッチリ対応!ビューソニックのゲーミングモニター「VX2882-4KP」レビュー

公開日 2021/12/23 06:30 折原 一也
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まずはPS5版『Call of Duty:Black Ops Cold War』をプレイ。このゲームはPS5の「セーブデータとゲーム/アプリ設定」の「ゲームプリセット」を「パフォーマンス優先」に設定しておくと、タイトル画面から4K/120Hzで出力される。

常時動いているカメラに対して、4K/120Hzの表示追従、ブレのなさは優秀。敵の発見しやすさが大きく違ってくる。あえて設定を「画質優先」の4K/60Hzに落としてみれば、その差が分かりやすい。PS5版の『フォートナイト』はゲーム内の設定の「グラフィック」の項目から「120FPSモード」をオンにできる。こちらも画面内でカメラを動かした際のクッキリ感がかなり向上する。

4K/120Hz以外のゲームでも、VX2882-4KPは画質面で優秀だ。例えば、『バイオハザード ヴィレッジ』をプレイしてみても暗がりの闇、雪景色の村の景色のコントラストもハッキリでているし、27.9型という画面サイズもあって没入感は十分。『原神』のアニメーション系の明るい3DCG映像でも、派手すぎずバランスが取れた色再現を徹底しているし、4K/60Hzながらやはり1ms (MPRT)高速応答速度のキレも実力を発揮しているようだ。

高リフレッシュレートで視点が目まぐるしく動くタイトルも見やすく、また精細でハッキリとした色再現が没入感を引き出してくれる

ちなみに、ゲーミングモニターとしては入力遅延のスペックが気になる方も多いと思うが、「4K HDMI Video Signal Lag Tester」で検証した4K/60Hz信号での入力遅延は8.6msだった。

映画やドラマ、アニメなど動画鑑賞用としての見応えもチェックしてみた。PS5版のNetflixアプリで4K HDRで配信されている『イカゲーム』を視聴すると、エピソード1の「だるまさんがころんだ」のシーンのような明るい映像は色バランスも素直で、映画鑑賞においても優秀。オフィスのシーンの暗い映像も白浮きなく黒を沈めてくれるため、映像モードは「ゲームモード」のままで任せられる所もいい。

『鬼滅の刃 遊郭編』エピソード1はNetflixではHD画質の配信となっているが、特別な高画質化処理が無くともHD画質のままナチュラルな解像感、ナチュラルな色で視聴できる。PCモニターの画質として、十分なクオリティといったところだ。

サウンドについては、背面デュアルスピーカーを搭載しているが、この没入感に見合う音量で聴くにはヘッドホンジャックを活用するのをオススメしたい。


改めて、VX2882-4KPでPS5のゲームプレイ、そして映画やアニメの視聴を体験してみたが、やはりゲーミング関連は4K/120Hzと1ms (MPRT)高速応答速度による映像がキレも優秀で、色もナチュラルで実力十分。そして、4Kパネルかつ高リフレッシュレート対応で税込91,800円前後となると、ハイエンド機のなかでかなり攻めた価格設定だ。

ゲーミングも4K画質も妥協できない人にとって、本機は待望の1台と言えるだろう。

(協力:ビューソニックジャパン株式会社)

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