機能面をアップデートしつつ価格はお手頃に
定番モデルが新たなサウンドに進化!V-MODA「Crossfade 3 Wireless」はまさに“2022年モデル”だ
■V-MODAデザインを踏襲しつつ、現代的なサウンドにアップデート「Crossfade 3 Wireless」
DJカルチャーに寄り添った先鋭的なオーディオアイテムを展開するブランド、V-MODA。2004年に人気DJでもあるVal Kolton(ヴァル・コルトン)氏によって設立されるとすぐに注目を集め、加えてローランド社の傘下となってからは、同社の総合的な技術力と膨大な経験値という新たな推進力も獲得。個性と技術の両輪によってそのポジションを固めてきた。
そのV-MODAから、この夏にリリースされるワイヤレス&有線両用ヘッドホンの最新世代モデルが「Crossfade 3 Wireless」だ。前モデル「Crossfade 2」をベースに、最新チップ搭載によるaptX HDコーデック対応、現代の音楽をより意識した新たなサウンドチューニングなどのアップデートを実施。にもかかわらず、そして昨今の物価上昇傾向にもかかわらず、前モデルからの低価格化までも実現されているのだから嬉しい。
それにしても、ニューアイテムということで確認して改めて感じるのは、V-MODAのアイテム、特にヘッドホンのデザインの素晴らしさ。Crossfade 3 Wirelessにおいても、そのデザインにシリーズ初代機である「Crossfade Wireless」からの大きな変化はない。
それどころか2010年発売の同社ヘッドホンデビュー作「Crossfade LP」のときから、そのアウトライン「ハウジングのヘキサゴンフォルムとヘッドバンドのVアクセント」に変わりはないのだ。
それが現在でも古さを全く感じさせず、新製品を手にするたびにいつも新鮮なのだから、当時のデザインの先鋭性と完成度に驚かされる。ハウジングのフェイスプレート部の交換で好みのカラーにカスタマイズ可能なオプション「カスタムシールド」にも引き続き対応しているので、ユーザー側での個性の表現もOKだ。
そういったデザインのアウトラインは不変/普遍でありつつ、細部の改良はもちろん常に行われている。「デザイン性と耐久性と装着の快適性の全てを兼ね備える」ことは、同社ヘッドホンで当初から意図されてきたであろうポイント。新製品ごとにの細かな調整や工夫が積み重ねられてきた結果、その最新の成果となる本機はその課題をハイレベルにクリアするに至った。
特に装着感は印象的。十分な厚みを備え、しかしふかふかではなくほどよい硬さも残したイヤーパッドと、それをこれまたほどよい強さで耳に押し当ててくるヘッドバンドの側圧設定が絶妙だ。リラックス系に寄りすぎず適度な手応えを残したその装着感が、装着した瞬間に「音楽に向かい合う緊張感」みたいなものをスッと高めてくれる。
折りたたみヒンジやヘッドバンド調整に設けられた硬めのクリック感も、同じく気分を高めてくれる要素。ルックスだけでなく耳や手に伝わる感触からも、音楽に向かい合う気分を演出してくれるアイテムだ。
そのほか、アプリのイコライザー機能でサウンドを調整可能、マルチポイント&マルチペアリング対応、前モデルから倍増超の連続再生時間30時間など、機能性や基本スペックも万全。
DJカルチャーに寄り添った先鋭的なオーディオアイテムを展開するブランド、V-MODA。2004年に人気DJでもあるVal Kolton(ヴァル・コルトン)氏によって設立されるとすぐに注目を集め、加えてローランド社の傘下となってからは、同社の総合的な技術力と膨大な経験値という新たな推進力も獲得。個性と技術の両輪によってそのポジションを固めてきた。
そのV-MODAから、この夏にリリースされるワイヤレス&有線両用ヘッドホンの最新世代モデルが「Crossfade 3 Wireless」だ。前モデル「Crossfade 2」をベースに、最新チップ搭載によるaptX HDコーデック対応、現代の音楽をより意識した新たなサウンドチューニングなどのアップデートを実施。にもかかわらず、そして昨今の物価上昇傾向にもかかわらず、前モデルからの低価格化までも実現されているのだから嬉しい。
それにしても、ニューアイテムということで確認して改めて感じるのは、V-MODAのアイテム、特にヘッドホンのデザインの素晴らしさ。Crossfade 3 Wirelessにおいても、そのデザインにシリーズ初代機である「Crossfade Wireless」からの大きな変化はない。
それどころか2010年発売の同社ヘッドホンデビュー作「Crossfade LP」のときから、そのアウトライン「ハウジングのヘキサゴンフォルムとヘッドバンドのVアクセント」に変わりはないのだ。
それが現在でも古さを全く感じさせず、新製品を手にするたびにいつも新鮮なのだから、当時のデザインの先鋭性と完成度に驚かされる。ハウジングのフェイスプレート部の交換で好みのカラーにカスタマイズ可能なオプション「カスタムシールド」にも引き続き対応しているので、ユーザー側での個性の表現もOKだ。
そういったデザインのアウトラインは不変/普遍でありつつ、細部の改良はもちろん常に行われている。「デザイン性と耐久性と装着の快適性の全てを兼ね備える」ことは、同社ヘッドホンで当初から意図されてきたであろうポイント。新製品ごとにの細かな調整や工夫が積み重ねられてきた結果、その最新の成果となる本機はその課題をハイレベルにクリアするに至った。
特に装着感は印象的。十分な厚みを備え、しかしふかふかではなくほどよい硬さも残したイヤーパッドと、それをこれまたほどよい強さで耳に押し当ててくるヘッドバンドの側圧設定が絶妙だ。リラックス系に寄りすぎず適度な手応えを残したその装着感が、装着した瞬間に「音楽に向かい合う緊張感」みたいなものをスッと高めてくれる。
折りたたみヒンジやヘッドバンド調整に設けられた硬めのクリック感も、同じく気分を高めてくれる要素。ルックスだけでなく耳や手に伝わる感触からも、音楽に向かい合う気分を演出してくれるアイテムだ。
そのほか、アプリのイコライザー機能でサウンドを調整可能、マルチポイント&マルチペアリング対応、前モデルから倍増超の連続再生時間30時間など、機能性や基本スペックも万全。