PR独自のアプローチで高音質化
『アプリで音は完成する』ジェネシスが提供する新しいオーディオ体験「EarEffect」に高まる期待
プロの音楽家の耳による実際の検証に基づき、それぞれのイヤホン/ヘッドホンに最適なサウンド調整をアプリによって提供する、従来にない新しいサービスが「EarEffect」だ。パイロット版をテストする機会に恵まれたので、さっそく概要をレポートしていこう。
プロの音楽家として様々な楽曲制作を手がけてきたノウハウを注ぎ込み、イヤホンやヘッドホンそれぞれの機種に合わせた高音質化プログラムを提供する、革新的な音質調整アプリが「EarEffect」だ(iOS/Android/Windows)。月額800円のサブスクで提供される予定で、60分の無料お試しも可能。
ジェネシス「Infinity」のほか、Apple「AirPods Pro」やソニー「WF-1000XM4」など、メジャー機種にも対応。特定の周波数を持ち上げたりするイコライザーとは異なるアプローチで高音質化する技術(特許出願中)だそうで、基本はプリセットから選ぶだけで「音変」できるが、たとえばドライかウェットかというような軸で、ユーザー自身でも音質を微調整できる。
「アプリによって音が完成する」という有線ヘッドホン「Infinity」とともに、オーディオシーンに忽然と現れた気鋭のブランドGENESIS(ジェネシス)。プロジェクトを推進するSPL JAPANの古屋博敏氏は、2018年のドイツW杯の公式曲をはじめとして、さまざまな国のヒットチャートの楽曲のマスタリングを手がけるなど、音楽家としての豊富な実績が認められ、メーカー複数社の国際公式エンドーサーも務める人物だ。そんな前例のない活動を続ける彼のアイデアから生まれたのが「EarEffect」だ。
多くの場合、完全ワイヤレスイヤホンの音質調整アプリは、クアルコムなどのチップセットに組み込まれている機能の範囲内で音を変化させる、簡易的なイコライザーであることが多い。しかし、EarEffectは、それらとは根本的に異なるもので、「まったく独自のサウンドエンジン」なのだという。
その「最高難易度のプログラミング」を実現するために、イギリスからエフェクト・プラグインの開発言語そのものをプラットフォーム化した人材や、スウェーデンから天才的なプログラマーを迎え入れ、チームリーダーの加瀬裕一氏を中心にアプリ開発を続けている。
アプリでは、イヤホン/ヘッドホンそれぞれの機種ごとに、音楽家が実際に音を聴いてさまざまなパラメータ調整をしたオーディオアルゴリズムが振り分けられ、最適なプリセットとして提供される。ユーザーは、プロが調整した音をそのまま楽しむというのが基本だが、「BOOMALGORITHM」、「ATTITUDE」、「DRY/WET」といったオリジナルの音質調整項目で、直感的にサウンドを追い込むこともできる。
初回ロンチバージョンでは、iOS/Android版ともに、デバイス本体に保存されているDRM保護の掛かっていない内部音源に対して音質調整を施すことができるようになっており、ストリーミングサービスへの対応はAndroid版を対象に今後のアップデートによる機能追加で行っていくという。
なお、編集部がチェックしたパイロット版のアプリでは、Appleやソニーなど20機種以上のイヤホン/ヘッドホンのプリセット、10種類以上のサウンドモードの実装を確認できた。そして、リリース以降も順次、映画/ゲーム向けのなどのサウンドモードの追加を予定しているとのことだ。
このアプリは月額800円前後のサブスクで提供される予定だが、60分の無料お試しサービスも実装されるようで、まずは気軽に試してみてもらいたい。また、YouTube動画で実際の音変効果のイメージを疑似的に確かめることができるので、興味のある方はぜひ、QRコードからアクセスしてみてほしい。
なお、すでに発売されているヘッドホン「Infinity(Luxury Gold)」をお持ちの方は、シリアルナンバーを登録することで、無償で5つの専用プリセット(Rock、Pops、Classic、Jazz、Metal)がアンロックされるという。ちなみにこのInfinity、いま音楽制作の現場で評価が高まっているDSP内蔵スピーカーが設計のヒントになっているそうで、EarEffectの音質調整に対してリニアに反応するヘッドホンとして開発されたそうだ。
つまり、ドライバーに求める性能が、一般的なヘッドホンとは全く異なる。開発陣によれば「決してハイゲインではなく、ナチュラルでありながら詳細に楽曲内でのディテールを描き出し、更にはステレオイメージにおいてはその幅広い空間美を描き出す」としている。
実際にInfinity で、ジェネシスがYouTube公開で公開しているEarEffectの効果を疑似体験できるサンプル音源を聴くと、より空間に大きな広がりが生まれ、声の質感や楽器の音色が生々しくリアルに感じられる効果を味わえる。このヘッドホンを購入される方はぜひ、アプリとセットで試してみてほしいと思う。
ついにリリースがスタートした音質調整アプリ「EarEffect」。オーディオファンならばぜひ体験してみてほしい。
本記事は「プレミアムヘッドホンガイド Vol.28」からの転載です。
(協力:A&Mグループ株式会社)
独自のアプローチで高音質化
プロの音楽家として様々な楽曲制作を手がけてきたノウハウを注ぎ込み、イヤホンやヘッドホンそれぞれの機種に合わせた高音質化プログラムを提供する、革新的な音質調整アプリが「EarEffect」だ(iOS/Android/Windows)。月額800円のサブスクで提供される予定で、60分の無料お試しも可能。
ジェネシス「Infinity」のほか、Apple「AirPods Pro」やソニー「WF-1000XM4」など、メジャー機種にも対応。特定の周波数を持ち上げたりするイコライザーとは異なるアプローチで高音質化する技術(特許出願中)だそうで、基本はプリセットから選ぶだけで「音変」できるが、たとえばドライかウェットかというような軸で、ユーザー自身でも音質を微調整できる。
「最高難易度のプログラム」が生む、新しいオーディオ体験
「アプリによって音が完成する」という有線ヘッドホン「Infinity」とともに、オーディオシーンに忽然と現れた気鋭のブランドGENESIS(ジェネシス)。プロジェクトを推進するSPL JAPANの古屋博敏氏は、2018年のドイツW杯の公式曲をはじめとして、さまざまな国のヒットチャートの楽曲のマスタリングを手がけるなど、音楽家としての豊富な実績が認められ、メーカー複数社の国際公式エンドーサーも務める人物だ。そんな前例のない活動を続ける彼のアイデアから生まれたのが「EarEffect」だ。
多くの場合、完全ワイヤレスイヤホンの音質調整アプリは、クアルコムなどのチップセットに組み込まれている機能の範囲内で音を変化させる、簡易的なイコライザーであることが多い。しかし、EarEffectは、それらとは根本的に異なるもので、「まったく独自のサウンドエンジン」なのだという。
その「最高難易度のプログラミング」を実現するために、イギリスからエフェクト・プラグインの開発言語そのものをプラットフォーム化した人材や、スウェーデンから天才的なプログラマーを迎え入れ、チームリーダーの加瀬裕一氏を中心にアプリ開発を続けている。
アプリでは、イヤホン/ヘッドホンそれぞれの機種ごとに、音楽家が実際に音を聴いてさまざまなパラメータ調整をしたオーディオアルゴリズムが振り分けられ、最適なプリセットとして提供される。ユーザーは、プロが調整した音をそのまま楽しむというのが基本だが、「BOOMALGORITHM」、「ATTITUDE」、「DRY/WET」といったオリジナルの音質調整項目で、直感的にサウンドを追い込むこともできる。
初回ロンチバージョンでは、iOS/Android版ともに、デバイス本体に保存されているDRM保護の掛かっていない内部音源に対して音質調整を施すことができるようになっており、ストリーミングサービスへの対応はAndroid版を対象に今後のアップデートによる機能追加で行っていくという。
なお、編集部がチェックしたパイロット版のアプリでは、Appleやソニーなど20機種以上のイヤホン/ヘッドホンのプリセット、10種類以上のサウンドモードの実装を確認できた。そして、リリース以降も順次、映画/ゲーム向けのなどのサウンドモードの追加を予定しているとのことだ。
このアプリは月額800円前後のサブスクで提供される予定だが、60分の無料お試しサービスも実装されるようで、まずは気軽に試してみてもらいたい。また、YouTube動画で実際の音変効果のイメージを疑似的に確かめることができるので、興味のある方はぜひ、QRコードからアクセスしてみてほしい。
なお、すでに発売されているヘッドホン「Infinity(Luxury Gold)」をお持ちの方は、シリアルナンバーを登録することで、無償で5つの専用プリセット(Rock、Pops、Classic、Jazz、Metal)がアンロックされるという。ちなみにこのInfinity、いま音楽制作の現場で評価が高まっているDSP内蔵スピーカーが設計のヒントになっているそうで、EarEffectの音質調整に対してリニアに反応するヘッドホンとして開発されたそうだ。
つまり、ドライバーに求める性能が、一般的なヘッドホンとは全く異なる。開発陣によれば「決してハイゲインではなく、ナチュラルでありながら詳細に楽曲内でのディテールを描き出し、更にはステレオイメージにおいてはその幅広い空間美を描き出す」としている。
実際にInfinity で、ジェネシスがYouTube公開で公開しているEarEffectの効果を疑似体験できるサンプル音源を聴くと、より空間に大きな広がりが生まれ、声の質感や楽器の音色が生々しくリアルに感じられる効果を味わえる。このヘッドホンを購入される方はぜひ、アプリとセットで試してみてほしいと思う。
ついにリリースがスタートした音質調整アプリ「EarEffect」。オーディオファンならばぜひ体験してみてほしい。
本記事は「プレミアムヘッドホンガイド Vol.28」からの転載です。
(協力:A&Mグループ株式会社)