PR新旧モデルの聴き比べで進化を探る
MAT搭載で生まれ変わったKEFスピーカーの「Rシリーズ」! 中核ラインが届ける最前線のサウンドを徹底チェック!
英国を代表するスピーカーブランドのKEFは、このところ「LS60 Wireless」や「LSX II」などのワイヤレス・アクティブ・スピーカーの大ブレイクと、新たな独自高音質技術「MAT(Metamaterial Absorption Technology)」を導入した「Blade One/Two Meta」や、「The Reference Meta」といったハイエンドモデルが、もっぱら話題の中心であった。
しかし、オーディオファンから定評のあるレギュラーラインのパッシブ・スピーカーも着実に進化を続けており、中核ラインに位置するRシリーズにMATを搭載し、新たなRシリーズとして先陣切って登場したのだ。本稿では、新Rシリーズの魅力を、前モデルの比較試聴のレビューと併せてお届けする。
MAT搭載の新Rシリーズは、ブックシェルフ型は「R3 Meta」の1モデル、フロア型は上位から「R11 Meta」「R7 Meta」「R5 Meta」の3モデル、センタースピーカーは「R6 Meta」「R2 Meta」の2モデル、そしてイネーブルドスピーカー「R8 Meta」、全7モデルをラインナップしており、Hi-Fiオーディオだけでなくホームシアター用途にも万全に対応する。
本シリーズの最大の特徴は、なんといっても全機種にMATを新搭載したことだ。MATは、30種類のさまざまなサイズと長さの通路が、まるで迷路のように施された円盤のような独自のマテリアル。Uni-Qドライバーの背後にMATを装備することで、トゥイーターの背面で生じるノイズを除去でき、620Hz以上の周波数帯域で発生するノイズを99%吸収することが可能だ。
KEFのコーポレートアイデンティティといえる同軸ユニット・ドライバー「Uni-Qドライバー」は、今回新たにMATを搭載したことで、それに伴ってさらに改良が施された、最新バージョンの第12世代Uni-Qドライバーへと進化している。
Uni-Qドライバーのミッドレンジの振動がキャビネットに伝わって発生するカラーレーションを抑制するため、「フレキシブル・デカップリング・シャーシ」を採用。さらに銅製リングをモーターのギャップに埋め込んだ超低歪みミッドレンジモーター設計、トゥイーター・ギャップ・ダンパーの再設計、ウェーブガイドの形状を薄くなだらかに変更して空気の流出も改善した大型円錐形ウェーブガイドも搭載する。同社のハイエンド「The Reference Meta」で培ってきた技術を、色濃く受け継いでいるのだ。
アルミニウムとペーパーを採用し、高速レスポンスの非常に高い振幅率を実現したハイブリッド・ベース・ドライバーをはじめ、キャビネットエッジによって発生する音の回折を防ぐシャドーフレア、制振材を効率よく採用した内部構造、ポートの定在波を抑えたフレキシブル・ポート技術なども採用されている。
そして、ネットワーク回路をブラッシュアップし、クロスオーバー周波数を改善したこともトピック。従来のRシリーズよりも高度なモデリング・ツールを使用し、新Rシリーズに搭載されたドライバーの性能に最適化したクロスオーバーを実現している。外観上はキープコンセプトだが、変わっていないところを探すことが難しいくらい、すべてが変わったのがR Metaシリーズなのだ。
今回、MAT搭載の新Rシリーズのサウンドが旧モデルからどのように向上しているのか、R3 Metaと「R3」、R7 Metaと「R7」の新旧モデルの比較試聴を行った。併せて同シリーズの最上位モデルであるR11 Metaの音質もチェック。試聴は、東京・有明に所在する同社のコンセプトギャラリー「KEF Music Laboratory」にて実施した。
しかし、オーディオファンから定評のあるレギュラーラインのパッシブ・スピーカーも着実に進化を続けており、中核ラインに位置するRシリーズにMATを搭載し、新たなRシリーズとして先陣切って登場したのだ。本稿では、新Rシリーズの魅力を、前モデルの比較試聴のレビューと併せてお届けする。
■シリーズ全機種にMATを搭載、第12世代Uni-Qドライバーも改良
MAT搭載の新Rシリーズは、ブックシェルフ型は「R3 Meta」の1モデル、フロア型は上位から「R11 Meta」「R7 Meta」「R5 Meta」の3モデル、センタースピーカーは「R6 Meta」「R2 Meta」の2モデル、そしてイネーブルドスピーカー「R8 Meta」、全7モデルをラインナップしており、Hi-Fiオーディオだけでなくホームシアター用途にも万全に対応する。
本シリーズの最大の特徴は、なんといっても全機種にMATを新搭載したことだ。MATは、30種類のさまざまなサイズと長さの通路が、まるで迷路のように施された円盤のような独自のマテリアル。Uni-Qドライバーの背後にMATを装備することで、トゥイーターの背面で生じるノイズを除去でき、620Hz以上の周波数帯域で発生するノイズを99%吸収することが可能だ。
KEFのコーポレートアイデンティティといえる同軸ユニット・ドライバー「Uni-Qドライバー」は、今回新たにMATを搭載したことで、それに伴ってさらに改良が施された、最新バージョンの第12世代Uni-Qドライバーへと進化している。
Uni-Qドライバーのミッドレンジの振動がキャビネットに伝わって発生するカラーレーションを抑制するため、「フレキシブル・デカップリング・シャーシ」を採用。さらに銅製リングをモーターのギャップに埋め込んだ超低歪みミッドレンジモーター設計、トゥイーター・ギャップ・ダンパーの再設計、ウェーブガイドの形状を薄くなだらかに変更して空気の流出も改善した大型円錐形ウェーブガイドも搭載する。同社のハイエンド「The Reference Meta」で培ってきた技術を、色濃く受け継いでいるのだ。
■ドライバーの特性に合わせてネットワークも最適化
アルミニウムとペーパーを採用し、高速レスポンスの非常に高い振幅率を実現したハイブリッド・ベース・ドライバーをはじめ、キャビネットエッジによって発生する音の回折を防ぐシャドーフレア、制振材を効率よく採用した内部構造、ポートの定在波を抑えたフレキシブル・ポート技術なども採用されている。
そして、ネットワーク回路をブラッシュアップし、クロスオーバー周波数を改善したこともトピック。従来のRシリーズよりも高度なモデリング・ツールを使用し、新Rシリーズに搭載されたドライバーの性能に最適化したクロスオーバーを実現している。外観上はキープコンセプトだが、変わっていないところを探すことが難しいくらい、すべてが変わったのがR Metaシリーズなのだ。
今回、MAT搭載の新Rシリーズのサウンドが旧モデルからどのように向上しているのか、R3 Metaと「R3」、R7 Metaと「R7」の新旧モデルの比較試聴を行った。併せて同シリーズの最上位モデルであるR11 Metaの音質もチェック。試聴は、東京・有明に所在する同社のコンセプトギャラリー「KEF Music Laboratory」にて実施した。
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