PRPHILE WEB.SHOP 販売商品レビュー
壁コンセントの違いでオーディオの性能は大きく変わる。サブゼロ処理の壁コンセントを聴き比べ
サブゼロ処理研究所の壁コンセント「HST-Concent(SE)-A」は、初めてHyper Sub-zero Treatment(SE)を施したオーディオグレード壁コンセントとして、「オーディオアクセサリー銘機賞」を受賞した定評のある商品だ。
ファイルウェブSHOPでは、本機のオーディオ銘機賞受賞記念として、限定台数100個を特別価格11,000円(税込・送料込)で販売中だが、在庫僅少でいよいよ2023年11月30日をもってキャンペーンが終了する。(キャンペーンは終了しました)
今回は「HST-Concent(SE)-A」の実力を再確認するべく、オーディオ評論家の林 正儀氏が比較試聴を行った。比較は4バージョン。まったくサブゼロ処理を行わない「ノーマルタイプ」、24時間処理理の「BASICタイプ」、48時間処理の「EXCELENTタイプ」、そしてさらなる内部応力の除去を目的とした(SE)加工をおこなった「SE処理タイプ」だ。
なお、販売中モデルは最上位の「SE処理タイプ」となる。本来、壁コンセントは専門業者による工事が必要な商品であるが、今回は比較試聴のために同一ケーブル、同一シャーシを使って電源タップに加工して試聴に臨んだ。
電気エネルギーの源である壁コンセント。その違いによって機器の性能が出たり出なかったりする。その差はさまざまだが、今回試すことになったHSTコンセント(SE)は、従来品とはちょっと次元の異なる効果で、深冷処理サービスを行うサブゼロ研究所の開発力に感嘆しているところだ。
これは48時間の極低温処理(HST処理)を基本設計とし、新たな物性処理であるSE処理をプラス。内部応力を大幅に低減してさらなる高音質化をはかるというものだ。ちなみに応力歪みとは金属成型の際に高圧力がかかるが、場所によって組織の構造が違うために生じる現象。それを解放する処理と理解しよう。
このコンセントの場合は、SEバージョンという深い処理で仕上げたオーディオグレードの最高級品だ。コンセント本体およびステンレスのプレートは自作ファンの間でも広く知られたアメリカン電機社製である。
わが家に4タイプの試聴セットが送られてきた。便宜的に同一電源ケーブルを装着したセットをコンセントにつないで比較試聴するわけだが、未処理の「ノーマル」。24時間処理理の「BASIC」。48時間処理の「EXCELENT」。そこに「SE処理」を施したものという4パターンで、さあどんな効果の違いが聴けるのか。
筆者愛用のオクターブ・プリやファーストワットのクラスAパワーアンプ、プレーヤーはデノンのDSD-SX1リミテッドなどでシビアに聴き比べよう。
新しい発見が2つあった。ひとつはHST処理による確実なクオリティアップだ。ノーマルとの差は大きい。
具体的には深冷処理によって周辺ノイズやもやもやした雑味がことごとく一掃されるし、情報量が増すためにストレスのない鮮烈でスムーズな音楽の流れが得られるのだ。小信号のプレーヤーやプリでの効果が特に高まるようで、オペラのアリアは爽やかにヌケきり、ビブラートがどこまでも透明で優雅な余韻に包まれた。大電力系機器だとピークがのびDレンジが拡大。ジャズライブなど音の厚みと実体感が嬉しくなるほど向上する。
ふたつめは、処理時間が長いほどHST処理のよさというか、音の描きがよりピュアでキメ細かく、心の底から生命力や感動がわきあがる体験ができる点だ。同じサブゼロでも「BASIC」よりは「EXCELENT」の方が、強弱のスケール感や空間の奥行が深まるためだろうか。音楽の感動が多彩でディープになり、わかりやすくいえば格上である。それが誰の耳にもハッキリとわかる。
さらにSEバージョンになると内部応力が除去されるのは確かで、もう1〜2段階、体感S/Nや細部での分解能が向上する。
高性能レンズをのぞいたかのようなセパレーションは素晴らしい。パク・キュヒのソロギターやバッハの室内楽など、息づかいはもちろん、楽器どうしの間合や位置情報が手にとるようだ。褒めすぎのようだがナマ以上という感じで、優秀録音がさらに超優秀録音になったようだ。深冷処理の目覚ましい効果を手軽に体験できて1万円なら、導入しない手はないだろう。(キャンペーンは終了しました)
※ご注意
〇本製品は有資格者による取付けが法令で定められております。必ず電気工事士に工事を依頼してください。
ファイルウェブSHOPでは、本機のオーディオ銘機賞受賞記念として、限定台数100個を特別価格11,000円(税込・送料込)で販売中だが、在庫僅少でいよいよ2023年11月30日をもってキャンペーンが終了する。(キャンペーンは終了しました)
今回は「HST-Concent(SE)-A」の実力を再確認するべく、オーディオ評論家の林 正儀氏が比較試聴を行った。比較は4バージョン。まったくサブゼロ処理を行わない「ノーマルタイプ」、24時間処理理の「BASICタイプ」、48時間処理の「EXCELENTタイプ」、そしてさらなる内部応力の除去を目的とした(SE)加工をおこなった「SE処理タイプ」だ。
なお、販売中モデルは最上位の「SE処理タイプ」となる。本来、壁コンセントは専門業者による工事が必要な商品であるが、今回は比較試聴のために同一ケーブル、同一シャーシを使って電源タップに加工して試聴に臨んだ。
壁コンセントの違いによって機器の性能に大きな差が出てくる
電気エネルギーの源である壁コンセント。その違いによって機器の性能が出たり出なかったりする。その差はさまざまだが、今回試すことになったHSTコンセント(SE)は、従来品とはちょっと次元の異なる効果で、深冷処理サービスを行うサブゼロ研究所の開発力に感嘆しているところだ。
これは48時間の極低温処理(HST処理)を基本設計とし、新たな物性処理であるSE処理をプラス。内部応力を大幅に低減してさらなる高音質化をはかるというものだ。ちなみに応力歪みとは金属成型の際に高圧力がかかるが、場所によって組織の構造が違うために生じる現象。それを解放する処理と理解しよう。
このコンセントの場合は、SEバージョンという深い処理で仕上げたオーディオグレードの最高級品だ。コンセント本体およびステンレスのプレートは自作ファンの間でも広く知られたアメリカン電機社製である。
同一の電源ケーブル装着の4タイプの処理別セットで試聴する
わが家に4タイプの試聴セットが送られてきた。便宜的に同一電源ケーブルを装着したセットをコンセントにつないで比較試聴するわけだが、未処理の「ノーマル」。24時間処理理の「BASIC」。48時間処理の「EXCELENT」。そこに「SE処理」を施したものという4パターンで、さあどんな効果の違いが聴けるのか。
筆者愛用のオクターブ・プリやファーストワットのクラスAパワーアンプ、プレーヤーはデノンのDSD-SX1リミテッドなどでシビアに聴き比べよう。
新しい発見が2つあった。ひとつはHST処理による確実なクオリティアップだ。ノーマルとの差は大きい。
具体的には深冷処理によって周辺ノイズやもやもやした雑味がことごとく一掃されるし、情報量が増すためにストレスのない鮮烈でスムーズな音楽の流れが得られるのだ。小信号のプレーヤーやプリでの効果が特に高まるようで、オペラのアリアは爽やかにヌケきり、ビブラートがどこまでも透明で優雅な余韻に包まれた。大電力系機器だとピークがのびDレンジが拡大。ジャズライブなど音の厚みと実体感が嬉しくなるほど向上する。
ふたつめは、処理時間が長いほどHST処理のよさというか、音の描きがよりピュアでキメ細かく、心の底から生命力や感動がわきあがる体験ができる点だ。同じサブゼロでも「BASIC」よりは「EXCELENT」の方が、強弱のスケール感や空間の奥行が深まるためだろうか。音楽の感動が多彩でディープになり、わかりやすくいえば格上である。それが誰の耳にもハッキリとわかる。
SEバージョンは内部応力が除去され、体感S/Nや細部での分解能が向上
さらにSEバージョンになると内部応力が除去されるのは確かで、もう1〜2段階、体感S/Nや細部での分解能が向上する。
高性能レンズをのぞいたかのようなセパレーションは素晴らしい。パク・キュヒのソロギターやバッハの室内楽など、息づかいはもちろん、楽器どうしの間合や位置情報が手にとるようだ。褒めすぎのようだがナマ以上という感じで、優秀録音がさらに超優秀録音になったようだ。深冷処理の目覚ましい効果を手軽に体験できて1万円なら、導入しない手はないだろう。(キャンペーンは終了しました)
※ご注意
〇本製品は有資格者による取付けが法令で定められております。必ず電気工事士に工事を依頼してください。