PR第2弾の製品にはオーディオボードも控える
サンシャインが開発した純マグネシウムの素材革命“マグネティックZERO”が誕生
マグネシウムを駆使した超高性能オーディオアクセサリーを販売するサンシャイン。今回は、最高の振動吸収率とハイスピードな物性に着目し、純度99.95%の純マグネシウムに“マグネティックZERO”と呼ぶ特殊な処理を施した新世代型のアイテムを紹介する。
第1弾として登場するのが今回紹介する純マグネシウムのインシュレーターだ。厚い/薄いの2種類がラインナップされるが、まずはその前に“マグネティックZERO”について解説しておこう。これはティグロン社が開発した画期的な処理技術で、D-RENシート(複合共振除去)で採用した一部の技術を用いたものだという。
広帯域の信号や特殊な電流を一定時間流すというHSE処理の応用とみてさしつかえないのだが、直接金属(マグネシウム)にかけるためケーブル処理とはプログラムも機械も違う。
純マグネシウムにマグネティックZERO、つまりHSE処理を施した例は初めてで、これによって金属の内部結晶がきちんと整い、素材の持っている性能が如実に出るという。ただでさえ振動吸収性が抜群なマグネシウムの性能が最高レベルに発揮される。“素材革命”の意味がわかったはずだ。
純マグネシウムインシュレーターは径70mmの円筒形で、そのまま削り出したようなラフな仕上げがサンシャインらしいところ。見た目からは信じられない驚異的な性能を発揮するから驚かされる。 厚い/薄いは用途の違いだ。25mmの「S5 GRANDE-B」の方はコンポ用で3点か4点にてダイレクト受けする。一方9mmの薄い方「Mg Spencer-B GRANDE」はマグネシウムスペーサーで、機器の脚の下に敷いたり電源タップの下、またはスパイク受けとして使うのもよいだろう。
四角の制振板が付属するので裏面に貼って使う。用途の広いアイテムで、HSE処理用の穴が2つ空いているのは本項の後半で登場する第2弾の製品となるオーディオボードとも同じだ。
マグネシウムとバーンインの相乗効果は、ケーブルに巻きつける「スパイラルエキサイター」などでも体験済みだが、さらにつき抜けた効果が期待されよう。
その効果は歴然で、CDプレーヤーなど上流機器で使うとすべてが純化され、一切の雑味やノイズ成分が消え去る。日ざしがぱっと明るくなり霞が晴れて声や楽器など本来の音像、ディテールが如実に現われ出るような効果だ。
機器の振動を上から下方向へ超ハイスピードで流して、床から跳ね返ることもない。総合的な効果としては「S5 GEANDE」の方がやや高い感じだが、「Mg Spencer-B GRANDE」は制振板により振動の逃げ穴が確保され、音ヌケが良くなる効果があった。ジャズはベースやドラムなどグリップ力を高めぐっと熱量が増して、演奏そのもののポテンシャルがアップした。そんな印象だ。
マグネティックZEROを採用した第2弾の製品はオーディオボードである。純マグネシウムとバーチのハイブリッドボードが予定されている。
今回の試聴に純マグネシウムボードの「AMB40 GRANDE」が間にあったので、インプレッションをお届けしよう。これは同社の15周年記念シリーズで登場した「オール・マグネシウム・ボード」の進化バージョンだ。見た目は従来モデルと何も変わらない。
4mm/3mmという厚さの違う純マグ板の間に電磁波シールド材などをサンドイッチした3層構造だ。4カ所のスリットは空気=振動の逃げ道となる。オーディオラックにも収まる薄さで、素直なノック音からクセのなさ処理スピードの速さがわかるだろう。
実際のサウンドはどうか? マグネティックZEROとなった純マグ板の2枚重ねは振動成分を根こそぎ消し去ってしまう効果だ。そして強力なシールド作用。加えて信号の方向性が揃ったことにより、ステージ上の実在感が生々しい。楽器どうしの距離感も実に正確で、空間全体のハーモニーがダイナミックに拡張された。音楽の細部まで桁違いにみずみずしくなる印象だ。純度の上がり方とこの浸透力は半端じゃない。
本記事は『季刊・Audio Accessory vol.193』からの転載です
(提供:株式会社サンシャイン)
純マグネシウムにHSE処理で振動吸収が最高レベルに達する
第1弾として登場するのが今回紹介する純マグネシウムのインシュレーターだ。厚い/薄いの2種類がラインナップされるが、まずはその前に“マグネティックZERO”について解説しておこう。これはティグロン社が開発した画期的な処理技術で、D-RENシート(複合共振除去)で採用した一部の技術を用いたものだという。
広帯域の信号や特殊な電流を一定時間流すというHSE処理の応用とみてさしつかえないのだが、直接金属(マグネシウム)にかけるためケーブル処理とはプログラムも機械も違う。
純マグネシウムにマグネティックZERO、つまりHSE処理を施した例は初めてで、これによって金属の内部結晶がきちんと整い、素材の持っている性能が如実に出るという。ただでさえ振動吸収性が抜群なマグネシウムの性能が最高レベルに発揮される。“素材革命”の意味がわかったはずだ。
純マグネシウムインシュレーターは径70mmの円筒形で、そのまま削り出したようなラフな仕上げがサンシャインらしいところ。見た目からは信じられない驚異的な性能を発揮するから驚かされる。 厚い/薄いは用途の違いだ。25mmの「S5 GRANDE-B」の方はコンポ用で3点か4点にてダイレクト受けする。一方9mmの薄い方「Mg Spencer-B GRANDE」はマグネシウムスペーサーで、機器の脚の下に敷いたり電源タップの下、またはスパイク受けとして使うのもよいだろう。
四角の制振板が付属するので裏面に貼って使う。用途の広いアイテムで、HSE処理用の穴が2つ空いているのは本項の後半で登場する第2弾の製品となるオーディオボードとも同じだ。
一切のノイズが消え去って本来の音が如実に現われる
マグネシウムとバーンインの相乗効果は、ケーブルに巻きつける「スパイラルエキサイター」などでも体験済みだが、さらにつき抜けた効果が期待されよう。
その効果は歴然で、CDプレーヤーなど上流機器で使うとすべてが純化され、一切の雑味やノイズ成分が消え去る。日ざしがぱっと明るくなり霞が晴れて声や楽器など本来の音像、ディテールが如実に現われ出るような効果だ。
機器の振動を上から下方向へ超ハイスピードで流して、床から跳ね返ることもない。総合的な効果としては「S5 GEANDE」の方がやや高い感じだが、「Mg Spencer-B GRANDE」は制振板により振動の逃げ穴が確保され、音ヌケが良くなる効果があった。ジャズはベースやドラムなどグリップ力を高めぐっと熱量が増して、演奏そのもののポテンシャルがアップした。そんな印象だ。
第2弾は振動を根こそぎ消し去る効果を持つオーディオボード
マグネティックZEROを採用した第2弾の製品はオーディオボードである。純マグネシウムとバーチのハイブリッドボードが予定されている。
今回の試聴に純マグネシウムボードの「AMB40 GRANDE」が間にあったので、インプレッションをお届けしよう。これは同社の15周年記念シリーズで登場した「オール・マグネシウム・ボード」の進化バージョンだ。見た目は従来モデルと何も変わらない。
4mm/3mmという厚さの違う純マグ板の間に電磁波シールド材などをサンドイッチした3層構造だ。4カ所のスリットは空気=振動の逃げ道となる。オーディオラックにも収まる薄さで、素直なノック音からクセのなさ処理スピードの速さがわかるだろう。
実際のサウンドはどうか? マグネティックZEROとなった純マグ板の2枚重ねは振動成分を根こそぎ消し去ってしまう効果だ。そして強力なシールド作用。加えて信号の方向性が揃ったことにより、ステージ上の実在感が生々しい。楽器どうしの距離感も実に正確で、空間全体のハーモニーがダイナミックに拡張された。音楽の細部まで桁違いにみずみずしくなる印象だ。純度の上がり方とこの浸透力は半端じゃない。
本記事は『季刊・Audio Accessory vol.193』からの転載です
(提供:株式会社サンシャイン)