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<連載>オーディオアクセサリーひとくちレビュー

【ミニレビュー】オーディオ機器に “貼るだけ”。アドパワー・ソニック「Hexagon」

公開日 2024/08/12 06:30 園田洋世
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今話題のアクセサリーを毎週ピックアップして、音質改善のポイントをコンパクトにご紹介する「オーディオアクセサリーひとくちレビュー」。今回は、オーディオ機器や楽器等に “貼るだけ” で使えるAdPower Sonic(アドパワー・ソニック)の小型シール「Hexagon」(ヘキサゴン)をテスト。

AdPower Sonic「Hexagon」Sサイズ(2個入・2,990円/税込)とSSサイズ(4個入・2,990円/税込)。いずれも黒・シルバー・ゴールドの3色展開

解像度が高まりベースの量感も豊かになる



オーディオ機器に貼付することで静電気を抑制するアクセサリー、AdPower Sonic「Hexagon」。アンプ・CDプレーヤー・スピーカー、そして仮想アースの端子付近に貼ってから試聴してみた。

スピーカーの端子間に貼付

真空管アンプの側面にも貼ってみる

ダイアナ・クラール『LIVE IN PARIS』はノイズフロアが随分と下がる。解像度が高まって拍手やブラシワークがきめ細かい。ベースの量感が増える。ドラムスの立ち上がり立ち下がりが速い。クラールのハスキーヴォイスはやや子音成分が明るく硬くなる。

仮想アースに貼り付けるのも効果あり

やや古い録音のハイ・ファイ・セットもノイズフロアがグンッと下がる。そしてつかえが取れたかのように抜けが良くなり伸びやかに歌う。ヴォーカルはやや細身に。「星のストレンジャー」冒頭の喧騒はシンバル等金属系の楽器の硬い金属感が強化される印象。「荒涼」の郷愁を誘う太くてナローな電子音には明るい光を当てたような眩しさが。ベースの量感はやはり増える。

サイズに比して効果が非常に大きいアクセサリーと言えるだろう。

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