HOME > レビュー > 【ミニレビュー】解像度の高さも超一流。米国・DH Labs、究極のデジタルケーブル「Revelation Pure D(RCA)」

<連載>オーディオアクセサリーひとくちレビュー

【ミニレビュー】解像度の高さも超一流。米国・DH Labs、究極のデジタルケーブル「Revelation Pure D(RCA)」

公開日 2024/12/02 06:35 園田洋世
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
今話題のアクセサリーを毎週ピックアップして、音質改善のポイントをコンパクトにご紹介する「オーディオアクセサリーひとくちレビュー」。今月は「オーディオアクセサリー銘機賞2025」の受賞モデルをご紹介する。特別賞を受賞した米国・DH Labsの同軸デジタルケーブル「Revelation Pure D(RCA)」をテスト!

DH Labs 同軸デジタルケーブル「Revelation Pure D(RCA)」(701,800円/税込/1.0m)

シャープで迷いのない音像定位を実現



DH Labsのフラグシップ・デジタル同軸ケーブル「Revelation Pure D(RCA)」。導体は米国産・最高品質の純銀Hi-Fine Silver。誘電体は超ハイスペックのAir Matrix。徹底したノイズ遮蔽。BLUESOUNDの「NODE 2i」とマランツ「SA-10」との間に繋いで聴く。

「Revelation Pure D(RCA)」のケーブルの全体。ケーブルに搭載されるノイズカーボンファイバー・スプリッターはノイズ遮蔽機能と制振機能を持つ

宇多田ヒカル「夕凪」は宇多田ヒカルの鼻歌に重なる屋外の風めいた音の音像が、きわめて低いノイズフロアの音場に立体感豊かに展開。ベースは深く沈み込みかつ伸びやか。久しぶりに度数を調整した眼鏡をかけたときのような、遠近ともにシャープで迷いのない音像定位。同「忘却」は奥行きが深くなった音場と、中央に定位する胎児の鼓動に凄まじい実在感にビックリ。

BLUESOUNDのデジタル出力に繋いだところ

ソル・ガベッタのチェロは圧倒的に低くなったノイズフロアと、音像に漲る底無しのエネルギー感との強烈なコントラスト効果で、まったくいじっていない筈の音量が上がったとしか思えない。解像度の高さも超一流。究極のデジタル同軸ケーブルと断言してよかろう。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク