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設計面から低音再生にこだわるモデルを!

【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.5】低音ラヴァーにオススメは?

公開日 2024/12/16 06:30 プレミアムヘッドホンガイド編集部
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オシャレで選ぶなら?小型・軽量なのは?そんな完全ワイヤレスイヤホンの “わからない” は、毎号300機種以上の取材を行っている「プレミアムヘッドホンガイド」におまかせ! 10個の切り口から推奨アイテムをナビゲート。本特集を参考に、この冬の相棒を見つけてください。

『EQよりも音響設計にこだわって!』


K-POPや洋楽など重低音がふんだんに使われた音楽を、ノリよく楽しめる低音強化モデルを厳選しました

腹にズンズン響くビート。ライブハウスなどで体が感じるような低域は、主に60Hz以下のサブベースと呼ばれる帯域の音です。近年は洋楽やK-POPなどで多く収録されています。こうした音楽をノリよく楽しめる低音強化モデルを厳選しました。

アプリのイコライザーを使って重低音を無理やり持ち上げるという方法もありますが、バランスが崩れてしまうことが多いので注意です。やはりオーディオテクニカJVCのようにアコースティック設計で低音再生にこだわるモデルが一押しです。またブランドの音質コンセプトとしてEDMやロックのサウンドにピッタリなBeats By Dr.DreMarshallSOULも選択肢に加えたいブランドです。


「タイトな重低音」


AUDIO-TECHNICA「ATH-CKS50TW2」
■AUDIO-TECHNICA「ATH-CKS50TW2」¥OPEN(直販サイト価格¥23,980/税込)
独自設計の9mmドライバーとアコースティックダクトの組み合わせでタイトな重低音再生を実現。さらに、独自の「マグネチックスイッチ」によって、左右のイヤホンをくっつけたり離したりするだけで、電源オンオフができる優れもの。最大25時間連続で使えるロングバッテリーと合わせて、充電ケースなしでも持ち歩けそう!


「低域の解像感もよい」


BEATS BY DR.DRE「Beats Solo Buds」
■BEATS BY DR.DRE「Beats Solo Buds」¥12,800(税込)
ケースに充電ケースを搭載しない代わりにイヤホン単体で18時間の再生時間を獲得。機能をシンプルにしてお求めやすくした入門機です。2層構造のドライバーをノズルに対して平行に配置したおかげか、サウンドはストレートでありつつ、バスドラムの質感も表現できる解像力を持っています。


「タフなストリートデザイン」


JVC「HA-XC62T」
■JVC「HA-XC62T」¥OPEN(直販サイト価格¥9,900/税込)
衝撃に強いラバープロテクターやIP55の防塵・防水性能を装備したJVCの重低音シリーズ「XX」。ストリートカルチャーとの親和性が高いデザインに加えて、ヘヴィサウンドも魅力です。それでいて、ケースは小型なので女子にもお薦め。メンズライクテイストがほしい女子の耳元を彩ります。


「インナーイヤーで重低音」


MARSHALL「Minor IV」
■MARSHALL「Minor IV」¥OPEN(直販サイト価格¥19,980/税込)
近年はオシャレヘッドホンブランドとして人気が高いですが、マーシャルはギターアンプのメーカーです。個性であるギタリストを魅了した「歪」や轟音のエッセンスはイヤホンにも継承されており、インナーイヤー型でもズンズン低音をプッシュします。様々な加工を施したルックスも本機だけの魅力です。


「低音をお求めやすく!」


SOUL「S-LIVE ANC」
■SOUL「S-LIVE ANC」¥OPEN(参考価格¥7,980前後)
最新チップの採用で、高機能をお求めやすく実現するSOUL。「S-LIVE ANC」はノイキャンや低遅延モード、IPX4の防滴性能といったトレンドの機能を纏うハイコスパモデルです。低音は量感を出すよりもクールで、切れ味鋭いタイプ。ケースのパール塗装は指紋がつきにくいので便利です。

※この記事は2024年8月に刊行された「プレミアムヘッドホンガイド」VOl.32の内容をもとに加筆・修正をおこなったものです

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