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  z520_pic ロジクール「Z520」
直販サイト価格 ￥12,800（税込）

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POINT
　・「360°サウンド」搭載で部屋のどこで聴いても同じ音
　
　●SPEC
ユニット 高音域用ドライバー x（左右各2）
中低音域用ドライバー x（左右各1）		 インターフェース ＜入力1＞3.5mmステレオミニ×2、＜出力＞3.5mmステレオミニ（ヘッドホン）
総合出力 26W (13W + 13W) カラー ブラック
周波数特性 70Hz〜20kHz 電源

ACアダプター DC14.4V 2.5A(入力 AC100V-240V)
外形寸法 12.19W×23.11H×16.51Dmm 質量 2,200g（ACアダプター除く）

基本性能
　○　限定されないリスニングポイント
ロジクール独自の「360°サウンド」を搭載したモデル。同社は「オーディオラボ」と呼ばれる、音響設計を専門に行うチームを所有しており、彼らが開発したのがこのテクノロジーだ。従来のスピーカーとは違い、その名の通り、全方向に向かって音を放射する。このモデルの場合は、前面に2本、そして背面にも1本のスピーカードライバーを搭載している。と、このように書くと、いかにもギミックに溢れたプロダクトのようであるが、各帯域のバランスの良さと包み込まれるような音響効果に、「オーディオラボ」の研究成果を感じ取ることができる。

そして最大のメリットは、リスニングポイントを限定しないことにある。パソコンの前で聴いても、そこから移動しても、さらにスピーカーの裏に回っても、同一のサウンドクオリティが確保されているのだ。これは今までもオーディオの概念を超える興味深い体験である。入力は2系統を装備。
         
  z520_pic1   z520_pic2  
  Z523のサテライトスピーカーよりもサイズは大きい  
右スピーカー側面にヘッドホン端子とデジタルオーディオプレーヤーなどを接続できるAUX端子を装備		  
         
音質のクオリティ
　◎　あたたかみを感じさせる女性ボーカル
ジャズやロック、エレクトロニカなどを試聴したが、全体に渡って印象的だったのは、ウォームな音に仕上がっていることだ。特に女性ボーカルでは、声の低域部分に十分な厚みがあり、響きも自然。また、音量を絞っても全体のバランスが崩れることはなかった。さらに「360°サウンド」の効果はどの音楽ジャンルにおいても大きく、縦方向にも音の粒子が広がり、部屋を満たしていくようだ。
デザイン・設置性
　○　ハードな印象で好みは分かれる

メタリックなフロントパネルやブラックボディといったハードなデザイン。だから、組み合わせるパソコンやインテリアを選んでしまうかもしれない。設置は左右のスピーカーの高さが極端に違ってさえいなければラフなもので大丈夫だ。このセッティングフリーな感覚も「360°サウンド」だからこそ、もたらされるものだろう。
         
  z520_pic3   z520_pic4  
  横からみたところ   右スピーカーにボリューム調整ツマミを装備  
         
  z520_pic5      
  Z520は電源アダプターが付属する      
         
まとめ
「360°サウンド」の効果は、PCで音楽を聴くスタイルをも変えてしまう可能性を含んでいる。PCの前だけにリスニングポイントが限定されないから、たとえば仲間を呼んでホームパーティーを開く場合などでも活躍しそうだ。その時このモデルが放つ音は、もはやBGM以上の意味を持ち始める。
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