ネットワーク機能が充実していることもAQUOS Sシリーズの特長の一つだ。まず、ネットサービスの表示速度が速く、ストレスが無いのが嬉しい。従来のテレビのネット機能を体験したユーザーは、その動作の遅さから、使うのをやめてしまうケースも少なくないと聞く。AQUOSのネットサービスの表示速度は最速クラスと言って良い。
サービスの内容も非常に充実している。中でも、テレビのリモコンで快適な操作が行える、AQUOS専用の「Yahoo! JAPAN for AQUOS」が用意されていることは特筆しておきたい。
ネットを利用した映像配信では、「アクトビラ」に加え「ひかりTV」もメニュー画面から選べるようになっていて、より多彩なコンテンツにアクセスが可能となっている。
ブラウザがコンテンツのフルHD表示に対応している点も、他社と一線を画するポイントなので注目して欲しい。毎日新聞の紙面が読めるのはAQUOSだけなのだが、実際に試してみると、フルHDの高精細な表示能力を活かし、誌面を俯瞰しながら一つ一つの文字までハッキリと読める。まさに実際の新聞を読んでいる感覚だ。
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「AQUOSファミリンクII」で「ファミリンクパネル」を表示したところ。画面上の操作ボタンを使って、テレビのリモコンで対応機器を操作できる |
ニコンの画像共有サイト「my Picturetown」のテレビ版とも言える「my Picturetown on TV」が利用できるのも、フルHDのネットコンテンツ表示が可能なAQUOSならではだ。パソコンで一度写真をアップロードしておけば、テレビをフォトフレームのように活用し、写真のスライドショーが楽しめる。また両親にAQUOSを贈れば、パソコンで写真をアップロードし、離れて暮らす両親に孫の姿を届けるといったような使い方もできるだろう。
ただ機能が備わっているというだけでなく、高速レスポンスと高精細表示により、実用性を大きく高めていることが、AQUOSが搭載するネット機能の魅力なのだ。
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