映像と音声は車の両輪。テレビを選ぶ際には音質にもこだわりたい。もちろん、AQUOS DS6ラインはこの点にも手抜かり無い。アンプ部にはおなじみの「フルデジタル1ビットアンプ」を採用。デジタル放送の音声信号をアナログ変換することなくデジタルのまま伝送して音声増幅を行う。外部ノイズの影響を受けずに高効率な1ビットデジタル増幅が可能なため、原音の持つ情報量をそのままに、自然でクリアな音声を出力するという。
音質にこだわっただけではない。テレビを快適に視聴できる新たな取り組みとして「オートボリューム」機能を新たに搭載した点も特筆したい。テレビ番組の視聴中、CMに変わった際に急に音が大きくなってびっくりした、という体験は多くの方がお持ちだろう。この機能ではこのような急激な音量変化などを効果的に抑えることができ、快適なテレビライフが実現する。
使い勝手の面では、“AQUOSファミリンク”に対応した3系統のHDMI端子を装備。またPCモニターとしても活用できるよう、アナログRGB入力も備えている。さらにリモコンも使用頻度の高いボタンの文字を大きく、見やすくするなどの工夫を行うことで操作性を高めた。
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ニュースリリースでは紹介されていない隠れた便利機能も新たに搭載。放送が受信できない時に詳細な受信診断ができるようになり、アンテナが外れているのか、降雨障害なのかが一目でわかる |
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本機のリモコン。使用頻度の高いボタンの文字を大きくするなどの工夫が盛り込まれている |
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本体を横から見たところ |
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端子部は本体右側面と背面に集中して配置。HDMI端子は3系統を装備する |
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スピーカー部は画面下部に装備し、低音を再現する「サイドバスレフポート」を両サイドに配置。駆動はシャープ独自のフルデジタル1ビットアンプで行う |
高画質と省エネを両立し、さらに高度なネットワーク機能も備えたAQUOS DS6ライン。まさに“ベストバランス”なテレビとして市場を席巻するはずだ。次ページからは、新製品の根幹を成す「高画質マスターエンジン」やネットワーク機能について、よりくわしく見ていくことにしよう。
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