■ダビング中に別のタイトルの録画や再生が可能
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ダビングのメニュー画面。録画モードを任意に変更可能 |
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本体またはリモコンの「ワンタッチダビング」ボタンを押すと、画面に上のようなメッセージが表示される |
ハードディスクに録りためた番組のなかから保存したいものをDVDにコピーする場合は、本体またはリモコンのワンタッチダビングボタンを使った操作がわかりやすい。再生中にこのボタンを押すと、番組の最初の部分から高速ダビングが始まり、バックグラウンドでダビングが行われ、自動的に完了する。その間、番組はそのまま再生できる。
両機の高速ダビング機能の特徴は、ダビング作業中、HDDに録画済みの他の番組を見たり、新たに別の番組を録画できることにある。ダビング中は一切他の操作を受け付けない製品もあるが、本機はダビング終了を待たずに別の操作が行えるのだ。レート変換を伴わない高速ダビングは単なるデータのコピー作業であり、エンコーダー/デコーダーは働いていない。同時に録画や再生ができるかどうかは、レコーダーの動作を制御するソフトウェアの設計次第なのだ。
高速ダビングというだけあって、ダビング時間は本当に短い。一番速いのは4倍速対応DVD-Rを使った場合で、例えばSPモードで録画した2時間番組は僅か15分ほどでダビングが終わってしまう。2倍速対応のDVD-RWにダビングする場合でも30分で完了。ついこの間までアナログのビデオデッキ同士をつないで等速でダビングしていたことを考えると、隔世の感がある。
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