■高画質で録った映像を賢くDVDにダビングしよう
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DVR-77H/99HではビデオモードでもVBR方式での記録に対応し、手動録画モードを利用できる(写真はクリックで拡大) |
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DVDビデオの再生設定もきめ細かい調整が可能 |
両機は、ビデオモードでもVBR方式での記録に対応し、手動録画モード設定を利用できるようになった。計32段階の録画モードを使いこなすことによって、2時間を超える番組の場合も画質劣化を最小限に抑えて高画質録画を狙うことができる。映画の場合は2時間から2時間15分程度の作品が多いが、本機のビデオモードは2時間20分前後までフルD1の解像度で記録できるので、目立った画質劣化を引き起こすことなく、ディスク1枚に映画を録画することが可能だ。VBR記録と録画モードの手動設定機能の組み合わせは、映画ファンならぜひ活用したいものである。
高速ダビングでは原理上画質劣化が起こらないので、長時間番組を高画質で保存したい場合は、あらかじめハードディスクにFINEモードで録画しておき、タイトルを分割してから複数枚のディスクに高速ダビングするとよい。
両機のDVDビデオの再生画質は、単体のDVDプレーヤーに遜色ない水準に到達している。特に、プログレッシブ出力の映像のなめらかさと深みのある色再現に感心した。サラウンド音声は力みのない開放的なサウンドで、情報量もしっかり確保している。
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