新製品批評
Phile-web >> 製品批評 >> パイオニアDVDレコーダー


■DVD録画「基礎編」 Q&A集
<Q>ビデオ用とデータ用ディスクの違いは?

物理構造は変わらず、著作権保護の有無が大きな違い

ビデオ用ディスクの裏面などには、私的録画補償金に関する記述が見える

3種類の記録対応DVDメディアには、いずれもデータ用とビデオ用がそれぞれ発売されている。データ用ディスクは原則としてパソコンのデータ記録用、ビデオ用はDVDレコーダー用として販売されているが、物理的なディスクの構造などは一般的に違いはなく、PC用DVD-ROMドライブでビデオ用ディスクを使ったり、その逆にDVDレコーダーでデータ用ディスクを使うこともできる。
 
ビデオ用ディスクには、私的録画補償金と呼ばれる、著作権法に基づく補償金が価格に付加されているため、店頭ではビデオ用の方が若干割高になる場合もあるようだが、いまはその価格の差よりもブランド間の価格差の方が大きいようだ。
 
ビデオ用の書き換え型ディスクの場合は、CPRMと呼ばれる著作権保護システムに対応したディスクがあり、1回のみデジタル録画を認めているコピーワンス番組を録画する場合は、このタイプを使う必要がある。現在発売されている書き換え型ディスクのなかには、CPRMに未対応のメディアも含まれているので、デジタルWOWOWなど、コピーワンスを適用した番組をエアチェックする場合は、事前にディスクの種類を確認しておくことが大切だ。なお、追記型のDVD-Rは、コピーワンス番組を録画できない仕様になっている。