■可変記録のVBRは低レート時に有利
映像信号をMPEG2方式にエンコードする際に、映像の内容に応じて割り当てる記録レートをきめ細かく切り替えるのが、VBR(Variable
Bit Rate)方式で、画像の内容に関わらず一定の記録レートを割り当てるのが、CBR(Constant
Bit Rate)方式である。
MPEG2エンコーダーは、録画画質を決める非常に重要な回路で、DVDレコーダーの映像処理をつかさどる心臓部といってもいい。画像に応じて記録レートを切り替えるVBR方式は、MEPG2エンコーディング時に記録容量を無駄なく利用することを目指しており、特に、比較的記録レートが低いときに、大きな効果を発揮するとされている。
VBR方式とCBR方式の特徴 |
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VBR方式 |
CBR方式 |
内容 |
映像の動きによって記録レートを可変 |
映像の動きに関わらず同じレートで記録 |
特徴 |
動きの激しい映像でもブロックノイズが出にくい |
動きの激しい映像だとブロックノイズが出やすい |
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