そんなiVに今回、320GB /160GBタイプの新製品が登場した。従来は250GBが最大容量だったので、さらなる大容量化が実現したことになる。転送速度は従来モデルの最大665Mbpsに対して最大726Mbpsと一段と高速化された。この転送速度は実にブルーレイ(4倍速)の5倍にあたる。
ハードディスクiVの新製品が大容量化、高速化という正常進化を果たした一方、iVの新しい使い方を提案する新製品、“iVマルチプレーヤー”「VDR-P100」も登場した。従来、iV対応機器はWoooしか存在しなかたため、録画番組はWoooでしか再生できなかった。しかしこのiVマルチプレーヤーを使えば、他のテレビでもiVを再生視聴することができる。
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iVの再生だけでなく、ネットワークプレーヤーやPCのストレージとしても使用できるiVマルチプレーヤー「VDR-P100」 |
その筐体はきわめてコンパクトかつ軽量であるため、他の部屋に持っていくことはもちろん、外出先に携帯することも可能だ。
接続端子として、HDMI、D端子、Sビデオ端子、AVマルチ端子などを搭載しており、ほとんどのテレビに接続できる接続性を持っている。またUSB端子でPCとも接続でき、PCの外部ストレージとしても利用できる。
さらにLAN端子も搭載し、ネットワークプレーヤーとして使うことも可能。Windows Media Player11メディア共有機能やUPnPAV対応メディアサーバーから配信されたコンテンツを再生できるなど、まさにマルチな機能を持つプレーヤーなのだ。 |