注目の画質については、エアチェック映像を中心にした印象を紹介しておこう。結論から言うと、超薄型だからといって画質面で不利になる要因はなく、実際に既存の液晶テレビと互角の性能を確保しているといってよい。
32V型の良さである解像感の高さに加え、素直で伸びのあるコントラスト感を実現しており、映画からスポーツまで、幅広いソースを4つの映像モード(スーパー、スタンダード、リビング、シネマティック)で柔軟に描き分ける。特にリビングモードは明るさとコントラスト感を巧みに両立させており、外光が入る明るいリビングルームなどの環境で活躍してくれそうだ。映画など落ち着いた階調のあるソースはシネマティックモードがよい。色バランスにもくせがなく、肌色の描写にも偏りは感じられない。上下左右178度の広範囲な視野角とコントラスト比10,000対1を確保できるIPSαパネルの良さも実感することができた。
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【Woooステーション】UTシリーズの画質をチェックする山之内氏。様々な角度から眺め、IPSαパネルの視野角の広さを確かめる。横方向から見てもコントラストの低下が少ない点に好印象を持ったという |
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