アナログレコード用語集:RIAA
RIAA
「リア」と読むのが慣例。アナログレコードの標準化を目的に1950年代に設立された「Recording Industry Association of America(アメリカレコード工業会)」の略。
アナログレコード盤に音楽信号を記録する際は、低音のレベルは下げ、高域は増幅して刻まれている。そのため再生時には逆に低域を増幅し高域を抑えるようイコライザーカーブをかける必要がある。
しかし1950年代以前はレコード会社によって微妙にカーブの違う規格が乱立していた。そのためRIAAが標準化を行い、どの盤でも元のバランスに補正できるようにした。これを「RIAAカーブ」と呼ぶ。