【連載】ガジェットTIPS
iPhoneにパスワードを記憶させてもだいじょうぶ?
はい、安心していいでしょう。ただし、iPhoneなどApple製品ではインターネット上の領域(iCloud)にパスワードを保存する「iCloudキーチェーン」という仕組みを利用しますから、いくつかの約束事を理解しておく必要があります。
iCloudキーチェーンは “パスワードの束” に似た仕組みで、WEBサイトやアプリに入力したユーザID/パスワードを登録し、必要なときかんたんに取り出すことができます。我々はキーホルダーのリングに複数の鍵を通して持ち歩きますが、iCloudキーチェーンもそれと基本的に同じです。とはいえキーホルダーのように気易く受け渡すことはできず、「iPhoneをロック解除できる者が正当な保有者」という考えかたに基づきます。
通常、iPhoneはなんらかのユーザ認証を経てロック解除を行います。以前は4桁のパスコードを利用していましたが、iPhone 5s以降は指紋認証(Touch ID)、iPhone X以降は顔認証(Face ID)に対応し、ロック状態を突破することはパスコード時代に比べ格段に難しくなっています。
つまり、iCloudキーチェーンはTouch IDやFace IDという認証技術により守られているのです。これらの認証技術を破らないかぎり、iCloudキーチェーンに登録したパスワードが外部に漏れることはありません。
Appleによれば、無関係の人物がiPhoneをロック解除できる確率は、Touch IDが5万分の1、Face IDが100万分の1だそうです。5万分の1といっても相当な難易度ですし、iPhoneが盗まれる確率も考慮に入れれば、安心できるレベルといえるのではないでしょうか。
iCloudキーチェーンは “パスワードの束” に似た仕組みで、WEBサイトやアプリに入力したユーザID/パスワードを登録し、必要なときかんたんに取り出すことができます。我々はキーホルダーのリングに複数の鍵を通して持ち歩きますが、iCloudキーチェーンもそれと基本的に同じです。とはいえキーホルダーのように気易く受け渡すことはできず、「iPhoneをロック解除できる者が正当な保有者」という考えかたに基づきます。
通常、iPhoneはなんらかのユーザ認証を経てロック解除を行います。以前は4桁のパスコードを利用していましたが、iPhone 5s以降は指紋認証(Touch ID)、iPhone X以降は顔認証(Face ID)に対応し、ロック状態を突破することはパスコード時代に比べ格段に難しくなっています。
つまり、iCloudキーチェーンはTouch IDやFace IDという認証技術により守られているのです。これらの認証技術を破らないかぎり、iCloudキーチェーンに登録したパスワードが外部に漏れることはありません。
Appleによれば、無関係の人物がiPhoneをロック解除できる確率は、Touch IDが5万分の1、Face IDが100万分の1だそうです。5万分の1といっても相当な難易度ですし、iPhoneが盗まれる確率も考慮に入れれば、安心できるレベルといえるのではないでしょうか。