【PR】購入前にここだけはチェック!
今こそ欲しい完全ワイヤレスイヤホン、選び方のポイントは? 4人のプロが伝授!
すっかりお馴染みになった完全ワイヤレスイヤホン。左右のイヤホンが分離しているため「左右独立型イヤホン」とも呼ばれる。近頃では、街中や電車の中で、完全ワイヤレスイヤホンを装着している人をたくさん見かける。これまでネックバンド型など、左右がケーブルで繋がっているワイヤレスイヤホンも人気を集めてきたが、完全ワイヤレスイヤホンは最も新しい、なおかつ勢いのあるジャンルといえる。
そろそろ完全ワイヤレスイヤホンを導入してみたい! と考えている方も多いはず。また、これまでのワイヤレスヘッドホンやイヤホンから乗り換えたい、あるいはすでに完全ワイヤレスイヤホンを使っていて、より良いものにアップグレードしたいという方もいるはずだ。
一方で、「完全ワイヤレスイヤホンの選び方が分からない!」という声や、値段の安さだけで選んだ結果「イメージとはちがった」という話もよく聞く。
非常に様々な種類の完全ワイヤレスイヤホンが販売されている現在。通常のヘッドホンやイヤホンと比べるとサイズが小さいこともあり、なかなかその差がわかりにくいかもしれない。
そこで今回、評論家や販売店スタッフなどイヤホンをよく知るプロフェッショナルに「完全ワイヤレスイヤホンの選び方のポイント」を聞いた。また、編集部・小澤も、PHILE WEBの代表として参加させてもらった。
各人が「完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ上で重要だと考えるポイント」を4つ、優先順位が高い順に挙げてもらった結果は以下の通りだ(なお、製品を選ぶ上で価格は重要なファクターだが、今回はあえて価格以外の要素で選んでもらった)。
各人が挙げたポイントのうち、「装着性」「連続使用時間(省電力)」「接続安定性」「音質」が共通していた。ではこうしたポイントは、なぜ重要なのか。詳しく話を聞いた。
■バッテリー切れでは音楽が聴けない!「連続使用時間」は要チェック
まずは「連続使用時間」について。連続使用時間とは、1回の充電でどれだけの時間音楽を聴けるかということ。完全ワイヤレスイヤホンは、専用ケースがバッテリーを内蔵した充電器になっていて、外出先でも充電できる。しかし、イヤホン単体での再生時間はやはり重要だ。
海上さんは「充電ケースを併用したときの再生時間が完全ワイヤレスイヤホンの最大再生時間を計る基準ですが、イヤホン単体での再生時間が長いに越したことはありません」と話す。横尾さんは「充電している間は音楽を聴けないので、1回の充電で通勤・通学の往復時間程度は、余裕を持って再生できると嬉しいです」と、連続再生時間の目安も説明してくれた。
また、海上さんは「ケースに収めると自動的に電源オフになるなど、省電力のための工夫もチェックポイント」とも説明。バッテリーを大きくすればその分イヤホンも大きくなって、装着性にも影響が出る。このあたり、各社はなるべく長くバッテリーが持続するように様々な工夫を行っている。
「連続再生時間は、完全ワイヤレスイヤホンの“世代”を見るのに格好の材料です」と語るのは折原さん。旧世代のモデルは3-4時間程度の機種も多かったが、「最新モデルなら8時間以上は欲しいところ。10時間オーバーならもっと安心です」。
「さあ、音楽を聴くぞ!というときの電池切れというのは、一番ガックリきてしまいます。充電をこまめにするのも、なかなか難しいです。ふだん使いするものだからこそ、連続再生時間はとても重要で、長ければ長いに越したことはないですね」(小澤)。
■じつは最も重要なポイントのひとつ「装着性」
みなさんが完全ワイヤレスイヤホンを選ぶポイントの上位に挙げたのが「装着性」。ヘッドバンドやネックバンドどころか、そもそもケーブルもなく、耳へ「一対一」でぴったりはめ込んで装着するので、装着性は非常に重要になる。
「完全ワイヤレスイヤホンは耳だけで本体を支えるため、装着していて快適かどうかがとても重要です。軽さや形状をしっかりチェックしましょう。イヤーピースやイヤーフィンも自分の耳に合うものを選びたいですね。メーカー推奨の装着方法をチェックするのもお忘れなく」と横尾さん。「耳のかたちはひとりひとり千差万別。複数の種類のイヤーピースやイヤーフィンが同梱されていることが多く、製品選びはもちろん、これらを上手く組み合わせて装着性を調整するとよいでしょう」(横尾さん)。
海上さんも「装着性は完全ワイヤレスイヤホンの要。外れて落下すれば紛失しかねず、収まり具合に難があれば安心して体を動かせません。メーカーには耳へ適度にフィットさせるノウハウが求められますし、イヤーピースや3Dサポートなど付属品への心配りも期待したいところです」と語る。
装着感は音の良し悪しにも直結する。「完全ワイヤレスに限ったことではないですが、ぴったりフィットしないイヤホンだと、低音が抜けてスカスカの音になることも。でもピッタリすぎると圧迫感があって疲れます。また女性は耳の小さい方も多いので、大きめのモデルだと装着しにくいケースもあります」(小澤)。
オーディオ機器であると同時に、ウェアラブルデバイスでもある完全ワイヤレスイヤホン。実際に装着してみると、同じモデルでも左右の耳で装着感がだいぶ異なったりする。ぜひ店頭などで、購入前に試してみるといいだろう。
■通勤・通学時などの利用で差が出やすい「接続安定性」
完全ワイヤレスイヤホンを購入して使ってみたものの、音の途切れが気になる、という方もいるだろう。音切れについては環境の影響・要因も大きいので難しい問題だが、ユーザーにとっては音楽リスニングを阻害するものでしかない。だからこそ、この点には各社が力を入れて、様々な工夫を行っている。
専門的な見地から音切れについて分析するのは海上さんだ。「搭載されるBluetooth SoCの性能も重要ですが、アンテナの配置/微調整というアナログな技術練度の影響も見逃せません。数値化することは難しく、実地で検証を重ねるしかないですが、シールドルームなど開発環境の充実はひとつの判断材料となるでしょう」。
横尾さんは、完全ワイヤレスイヤホンでは、再生機器とイヤホンの間だけでなく、イヤホン左右間の接続安定性も要チェックポイントと語る。この点については様々な技術が登場し、各社も工夫を行っている。
「一概に製品ごとの“音切れしにくさ”は測りにくい部分でもあります。だからこそ、レビューや店頭でのアドバイスも参考になる要素でしょう」(小澤)。
■やっぱりいい音で聴きたい。忘れてはならない「音質」
ここまでは完全ワイヤレスイヤホンの機能や使い勝手の部分に着目してきたが、オーディオ機器として音が重要なのは言うまでもない。「ワイヤレスだから音質は妥協しても良い、なんて考えはもう昔のこと。今はワイヤレスが標準で、その中で音質の勝負をして当たり前という時代です」と折原さん。
編集部・小澤も「ケーブルのストレスがないだけに、日常の様々な場面で音楽に没頭できます。もっとも身近なオーディオ機器だからこそ、音質には妥協したくないです」と強調する。しかし、そのサイズや機能からも想像できる通り、完全ワイヤレスイヤホンで有線イヤホンと同じように良い音を実現することは容易でやない。
「物理的にも通信機能的にも制約が多い完全ワイヤレスイヤホンですが、最終的に音を出すドライバーユニットはメーカーの経験値が生きる部分」と海上氏。「実際に聴いてみての判断にはなりますが、ドライバーの口径は大きいほうが低域再生に余裕と迫力が出るはずです」と、製品選びの参考ポイントにも言及する。
折原さんは「自分にとって最高の音質ではなくても、自分の聴く音楽にマッチしていることが重要」とコメント。製品を選ぶ際には、ぜひ音質にもこだわってみてほしい。
■最後に選び方を聞いた
最後に、今回お話を聞いた4人に、完全ワイヤレスイヤホンの選び方についてまとめてもらった。
「完全ワイヤレスイヤホンは製品の進化と登場スピードが早く、トップモデルも目まぐるしく入れ替わります。やはり最新のモデルが、ユーザーの声を反映させた優秀モデルであることがほとんどです。音楽を聴く楽しみとしての高音質と、普段持ち歩く利便性を両立したモデルを選びましょう」(折原)。
「完全ワイヤレスは、従来のイヤホン以上に現代人のライフスタイルと密接に関係します。だから、通勤通学やエクササイズといった日々の暮らしに馴染む"相棒"になれるかどうかを、最終的な選択基準にすべき。最初に製品の写真を見たときのインスピレーションを大切にしつつ、接続安定性や省電力性といった機能面、ドライバーユニットの特性など音質面を検討すればいいでしょう」(海上)。
「やはりイヤホンである以上、音にこだわってもらいたいと思います。ただし、音楽に没頭するためには、音の良さはもちろん、着け心地がよく、なおかつ外れる心配をしなくていい安心感、そしてバッテリーの持ちを気にしなくていいということも大事にです。そういう意味ではデザインも重要ですね。まずは連続再生時間をベースに絞り込み、実際に耳に付けて装着感を確かめて、音を確認するのがよいのではないでしょうか」(小澤)。
「音質はもちろんですが、重要視して欲しいのが装着感と接続の安定性です。自分の耳に合わせるために、イヤーピースのサイズを変更したり、フォームタイプのイヤーピースなどを使うなど、いろいろ試してみてください。フィット感がかなり変わります。接続の安定性は、使用環境や接続する再生機器との相性もあるので、実際に手に取って試していただくことをお勧めします。自分に合った完全ワイヤレスイヤホンを見つけて、快適に音楽を楽しんでくださいね」(横尾)。
■4つのポイントを押さえたオーディオテクニカ「ATH-CKS5TW」
オーディオテクニカの「ATH-CKS5TW」は、“圧倒的な低音表現”が特徴のSOLID BASSシリーズから登場した完全ワイヤレスイヤホンだ。その特徴は音の良さだけでない。「連続再生時間」「装着性」「接続安定性」「音質」という4点をすべて高次元で実現した、現代のガジェットとして高い完成度を誇るモデルである。
連続再生時間は、1回のフル充電で15時間という長時間再生を実現。充電ケースを併用すれば、最大45時間の再生が可能だ。これなら、人によっては平日5日間ずっと充電なしでも使える。
完全ワイヤレスイヤホンのために設計された専用イヤーピース、専用設計の3Dループサポートにより、装着感もとことん追求。耳へのホールド感を高めつつ、脱着も苦労せず行えるのがポイントだ。サイズもコンパクトで、デザインも洗練されているので、性別やスタイルを問わず利用できるのもいい。カラーバリエーションも3色を揃えている。
接続安定性については、実際に編集部員が音途切れが起こりやすい電車内や人混みで試してみたが、ほぼ音切れなく音楽を楽しむことができた。このあたりは、数々のワイヤレスオーディオ製品を手がけてきたオーディオテクニカが、国内大手メーカーならではの厳しいテストを繰り返して開発していることも大きい。
優れた機能性を追求しつつ、オーディオテクニカらしいこだわりで音を追求していることが、本機が他の完全ワイヤレスイヤホンと一線を画している部分だ。2層振動板を採用した10mmドライバーを搭載すると共に、妥協なき音質設計を追求。小型ボディながら厚みとインパクトのある重低音を提供してくれる。
プロが挙げる完全ワイヤレスイヤホン選びのポイントをしっかりと押さえた「ATH-CKS5TW」なら、優れたサウンドをストレスなく聴ける。完全ワイヤレスイヤホンならではの快適さを存分に味わえるモデルといってもいいだろう。ATH-CKS5TWを使って、ぜひ大好きな音楽を思う存分楽しんでほしい。
(提供:オーディオテクニカ)
そろそろ完全ワイヤレスイヤホンを導入してみたい! と考えている方も多いはず。また、これまでのワイヤレスヘッドホンやイヤホンから乗り換えたい、あるいはすでに完全ワイヤレスイヤホンを使っていて、より良いものにアップグレードしたいという方もいるはずだ。
一方で、「完全ワイヤレスイヤホンの選び方が分からない!」という声や、値段の安さだけで選んだ結果「イメージとはちがった」という話もよく聞く。
非常に様々な種類の完全ワイヤレスイヤホンが販売されている現在。通常のヘッドホンやイヤホンと比べるとサイズが小さいこともあり、なかなかその差がわかりにくいかもしれない。
そこで今回、評論家や販売店スタッフなどイヤホンをよく知るプロフェッショナルに「完全ワイヤレスイヤホンの選び方のポイント」を聞いた。また、編集部・小澤も、PHILE WEBの代表として参加させてもらった。
各人が「完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ上で重要だと考えるポイント」を4つ、優先順位が高い順に挙げてもらった結果は以下の通りだ(なお、製品を選ぶ上で価格は重要なファクターだが、今回はあえて価格以外の要素で選んでもらった)。
各人が挙げたポイントのうち、「装着性」「連続使用時間(省電力)」「接続安定性」「音質」が共通していた。ではこうしたポイントは、なぜ重要なのか。詳しく話を聞いた。
■バッテリー切れでは音楽が聴けない!「連続使用時間」は要チェック
まずは「連続使用時間」について。連続使用時間とは、1回の充電でどれだけの時間音楽を聴けるかということ。完全ワイヤレスイヤホンは、専用ケースがバッテリーを内蔵した充電器になっていて、外出先でも充電できる。しかし、イヤホン単体での再生時間はやはり重要だ。
海上さんは「充電ケースを併用したときの再生時間が完全ワイヤレスイヤホンの最大再生時間を計る基準ですが、イヤホン単体での再生時間が長いに越したことはありません」と話す。横尾さんは「充電している間は音楽を聴けないので、1回の充電で通勤・通学の往復時間程度は、余裕を持って再生できると嬉しいです」と、連続再生時間の目安も説明してくれた。
また、海上さんは「ケースに収めると自動的に電源オフになるなど、省電力のための工夫もチェックポイント」とも説明。バッテリーを大きくすればその分イヤホンも大きくなって、装着性にも影響が出る。このあたり、各社はなるべく長くバッテリーが持続するように様々な工夫を行っている。
「連続再生時間は、完全ワイヤレスイヤホンの“世代”を見るのに格好の材料です」と語るのは折原さん。旧世代のモデルは3-4時間程度の機種も多かったが、「最新モデルなら8時間以上は欲しいところ。10時間オーバーならもっと安心です」。
「さあ、音楽を聴くぞ!というときの電池切れというのは、一番ガックリきてしまいます。充電をこまめにするのも、なかなか難しいです。ふだん使いするものだからこそ、連続再生時間はとても重要で、長ければ長いに越したことはないですね」(小澤)。
■じつは最も重要なポイントのひとつ「装着性」
みなさんが完全ワイヤレスイヤホンを選ぶポイントの上位に挙げたのが「装着性」。ヘッドバンドやネックバンドどころか、そもそもケーブルもなく、耳へ「一対一」でぴったりはめ込んで装着するので、装着性は非常に重要になる。
「完全ワイヤレスイヤホンは耳だけで本体を支えるため、装着していて快適かどうかがとても重要です。軽さや形状をしっかりチェックしましょう。イヤーピースやイヤーフィンも自分の耳に合うものを選びたいですね。メーカー推奨の装着方法をチェックするのもお忘れなく」と横尾さん。「耳のかたちはひとりひとり千差万別。複数の種類のイヤーピースやイヤーフィンが同梱されていることが多く、製品選びはもちろん、これらを上手く組み合わせて装着性を調整するとよいでしょう」(横尾さん)。
海上さんも「装着性は完全ワイヤレスイヤホンの要。外れて落下すれば紛失しかねず、収まり具合に難があれば安心して体を動かせません。メーカーには耳へ適度にフィットさせるノウハウが求められますし、イヤーピースや3Dサポートなど付属品への心配りも期待したいところです」と語る。
装着感は音の良し悪しにも直結する。「完全ワイヤレスに限ったことではないですが、ぴったりフィットしないイヤホンだと、低音が抜けてスカスカの音になることも。でもピッタリすぎると圧迫感があって疲れます。また女性は耳の小さい方も多いので、大きめのモデルだと装着しにくいケースもあります」(小澤)。
オーディオ機器であると同時に、ウェアラブルデバイスでもある完全ワイヤレスイヤホン。実際に装着してみると、同じモデルでも左右の耳で装着感がだいぶ異なったりする。ぜひ店頭などで、購入前に試してみるといいだろう。
■通勤・通学時などの利用で差が出やすい「接続安定性」
完全ワイヤレスイヤホンを購入して使ってみたものの、音の途切れが気になる、という方もいるだろう。音切れについては環境の影響・要因も大きいので難しい問題だが、ユーザーにとっては音楽リスニングを阻害するものでしかない。だからこそ、この点には各社が力を入れて、様々な工夫を行っている。
専門的な見地から音切れについて分析するのは海上さんだ。「搭載されるBluetooth SoCの性能も重要ですが、アンテナの配置/微調整というアナログな技術練度の影響も見逃せません。数値化することは難しく、実地で検証を重ねるしかないですが、シールドルームなど開発環境の充実はひとつの判断材料となるでしょう」。
横尾さんは、完全ワイヤレスイヤホンでは、再生機器とイヤホンの間だけでなく、イヤホン左右間の接続安定性も要チェックポイントと語る。この点については様々な技術が登場し、各社も工夫を行っている。
「一概に製品ごとの“音切れしにくさ”は測りにくい部分でもあります。だからこそ、レビューや店頭でのアドバイスも参考になる要素でしょう」(小澤)。
■やっぱりいい音で聴きたい。忘れてはならない「音質」
ここまでは完全ワイヤレスイヤホンの機能や使い勝手の部分に着目してきたが、オーディオ機器として音が重要なのは言うまでもない。「ワイヤレスだから音質は妥協しても良い、なんて考えはもう昔のこと。今はワイヤレスが標準で、その中で音質の勝負をして当たり前という時代です」と折原さん。
編集部・小澤も「ケーブルのストレスがないだけに、日常の様々な場面で音楽に没頭できます。もっとも身近なオーディオ機器だからこそ、音質には妥協したくないです」と強調する。しかし、そのサイズや機能からも想像できる通り、完全ワイヤレスイヤホンで有線イヤホンと同じように良い音を実現することは容易でやない。
「物理的にも通信機能的にも制約が多い完全ワイヤレスイヤホンですが、最終的に音を出すドライバーユニットはメーカーの経験値が生きる部分」と海上氏。「実際に聴いてみての判断にはなりますが、ドライバーの口径は大きいほうが低域再生に余裕と迫力が出るはずです」と、製品選びの参考ポイントにも言及する。
折原さんは「自分にとって最高の音質ではなくても、自分の聴く音楽にマッチしていることが重要」とコメント。製品を選ぶ際には、ぜひ音質にもこだわってみてほしい。
■最後に選び方を聞いた
最後に、今回お話を聞いた4人に、完全ワイヤレスイヤホンの選び方についてまとめてもらった。
「完全ワイヤレスイヤホンは製品の進化と登場スピードが早く、トップモデルも目まぐるしく入れ替わります。やはり最新のモデルが、ユーザーの声を反映させた優秀モデルであることがほとんどです。音楽を聴く楽しみとしての高音質と、普段持ち歩く利便性を両立したモデルを選びましょう」(折原)。
「完全ワイヤレスは、従来のイヤホン以上に現代人のライフスタイルと密接に関係します。だから、通勤通学やエクササイズといった日々の暮らしに馴染む"相棒"になれるかどうかを、最終的な選択基準にすべき。最初に製品の写真を見たときのインスピレーションを大切にしつつ、接続安定性や省電力性といった機能面、ドライバーユニットの特性など音質面を検討すればいいでしょう」(海上)。
「やはりイヤホンである以上、音にこだわってもらいたいと思います。ただし、音楽に没頭するためには、音の良さはもちろん、着け心地がよく、なおかつ外れる心配をしなくていい安心感、そしてバッテリーの持ちを気にしなくていいということも大事にです。そういう意味ではデザインも重要ですね。まずは連続再生時間をベースに絞り込み、実際に耳に付けて装着感を確かめて、音を確認するのがよいのではないでしょうか」(小澤)。
「音質はもちろんですが、重要視して欲しいのが装着感と接続の安定性です。自分の耳に合わせるために、イヤーピースのサイズを変更したり、フォームタイプのイヤーピースなどを使うなど、いろいろ試してみてください。フィット感がかなり変わります。接続の安定性は、使用環境や接続する再生機器との相性もあるので、実際に手に取って試していただくことをお勧めします。自分に合った完全ワイヤレスイヤホンを見つけて、快適に音楽を楽しんでくださいね」(横尾)。
■4つのポイントを押さえたオーディオテクニカ「ATH-CKS5TW」
オーディオテクニカの「ATH-CKS5TW」は、“圧倒的な低音表現”が特徴のSOLID BASSシリーズから登場した完全ワイヤレスイヤホンだ。その特徴は音の良さだけでない。「連続再生時間」「装着性」「接続安定性」「音質」という4点をすべて高次元で実現した、現代のガジェットとして高い完成度を誇るモデルである。
連続再生時間は、1回のフル充電で15時間という長時間再生を実現。充電ケースを併用すれば、最大45時間の再生が可能だ。これなら、人によっては平日5日間ずっと充電なしでも使える。
完全ワイヤレスイヤホンのために設計された専用イヤーピース、専用設計の3Dループサポートにより、装着感もとことん追求。耳へのホールド感を高めつつ、脱着も苦労せず行えるのがポイントだ。サイズもコンパクトで、デザインも洗練されているので、性別やスタイルを問わず利用できるのもいい。カラーバリエーションも3色を揃えている。
接続安定性については、実際に編集部員が音途切れが起こりやすい電車内や人混みで試してみたが、ほぼ音切れなく音楽を楽しむことができた。このあたりは、数々のワイヤレスオーディオ製品を手がけてきたオーディオテクニカが、国内大手メーカーならではの厳しいテストを繰り返して開発していることも大きい。
優れた機能性を追求しつつ、オーディオテクニカらしいこだわりで音を追求していることが、本機が他の完全ワイヤレスイヤホンと一線を画している部分だ。2層振動板を採用した10mmドライバーを搭載すると共に、妥協なき音質設計を追求。小型ボディながら厚みとインパクトのある重低音を提供してくれる。
プロが挙げる完全ワイヤレスイヤホン選びのポイントをしっかりと押さえた「ATH-CKS5TW」なら、優れたサウンドをストレスなく聴ける。完全ワイヤレスイヤホンならではの快適さを存分に味わえるモデルといってもいいだろう。ATH-CKS5TWを使って、ぜひ大好きな音楽を思う存分楽しんでほしい。
(提供:オーディオテクニカ)