アップルTIPS
iOS 13 新機能を試す! 外付けストレージの音楽を再生できるのが便利
今秋正式リリース予定の「iOS 13」「iPadOS 13」では、アップル純正「ファイル」アプリを使って、USBメモリーなどの外付けストレージ内のファイルを扱えるようになる。この新機能を上手く使えば、iPhoneによる音楽再生の手段に広がりが生まれそうだ。
「ファイル」は2017年のiOS 11から提供開始された、iOSデバイスのローカルストレージ、またはiCloud Driveをはじめとする様々なクラウドストレージにつないで、ファイル管理ができるアプリ。iOS 13/iPadOS 13にもプリインストールされる。
iOS 13からは、iOSデバイスのローカルストレージ内に新規フォルダを作り、メールの添付ファイルを仕分けながら保存できるようになるなど、使い勝手がよりいっそう改善される予定だ。
また注目の新機能として、SDカードやUSBメモリーなどの外付けストレージにも対応する。従来のiOSでも、いったん内蔵メモリーに取り込めば、基本的には再生できた。iOS 13からはデータを外部ストレージに置いたまま、ファイルアプリから直接アクセスして再生できるようになる。
これによって、USBメモリーに保存した音楽・動画のファイルの再生もできそうだ。ということで、早速iOS 13のパブリックベータ最新版をiPhoneにインストールし、Lightning-USBカメラアダプタを介してUSBメモリーを接続してみた。
外部メディアストレージが正しく認識されると、アプリのブラウズリストにストレージメディアの名前が表示される。なお複数のUSBメモリーで試してみたが、読み込めるものと、そうでないものがあった。まだパブリックベータ版なので、正式版では安定動作することを期待したい。
音楽・動画ファイルを選択すると、シンプルなUIのクイックタイムプレーヤーが起動してコンテンツの再生が始まる。音楽ファイルはFLAC形式も対応している。ちなみに、音楽を再生したまま別アプリに切り替え、バックグラウンドで再生することもできる。一方で動画ファイルの場合は再生が停止し、音声も聞こえなくなった。
音楽・映画は定額制配信サービスを使って楽しむことが多くなったが、モバイルデータ通信による視聴は飛行機の中では使えないので、結局はiPhoneの内蔵ストレージにダウンロードすることになる。外付けストレージメディアに視聴したいファイルを入れて持ち歩けば、iPhoneの内蔵ストレージ容量を気にせずコンテンツ再生が楽しめる。
外部ストレージメディアが便利に使えるようになれば、iPhoneを買い替える際、内蔵ストレージのが小さいモデルも検討対象に入るかもしれない。ファイルアプリから起動するプレーヤーが自由に選べるようになったり、サードパーティーのアプリからでもUSBメモリー内のデータにアクセスできるようになれば、iPhoneでのコンテンツの楽しみ方がさらに多彩になりそうだ。
「ファイル」は2017年のiOS 11から提供開始された、iOSデバイスのローカルストレージ、またはiCloud Driveをはじめとする様々なクラウドストレージにつないで、ファイル管理ができるアプリ。iOS 13/iPadOS 13にもプリインストールされる。
iOS 13からは、iOSデバイスのローカルストレージ内に新規フォルダを作り、メールの添付ファイルを仕分けながら保存できるようになるなど、使い勝手がよりいっそう改善される予定だ。
また注目の新機能として、SDカードやUSBメモリーなどの外付けストレージにも対応する。従来のiOSでも、いったん内蔵メモリーに取り込めば、基本的には再生できた。iOS 13からはデータを外部ストレージに置いたまま、ファイルアプリから直接アクセスして再生できるようになる。
これによって、USBメモリーに保存した音楽・動画のファイルの再生もできそうだ。ということで、早速iOS 13のパブリックベータ最新版をiPhoneにインストールし、Lightning-USBカメラアダプタを介してUSBメモリーを接続してみた。
外部メディアストレージが正しく認識されると、アプリのブラウズリストにストレージメディアの名前が表示される。なお複数のUSBメモリーで試してみたが、読み込めるものと、そうでないものがあった。まだパブリックベータ版なので、正式版では安定動作することを期待したい。
音楽・動画ファイルを選択すると、シンプルなUIのクイックタイムプレーヤーが起動してコンテンツの再生が始まる。音楽ファイルはFLAC形式も対応している。ちなみに、音楽を再生したまま別アプリに切り替え、バックグラウンドで再生することもできる。一方で動画ファイルの場合は再生が停止し、音声も聞こえなくなった。
音楽・映画は定額制配信サービスを使って楽しむことが多くなったが、モバイルデータ通信による視聴は飛行機の中では使えないので、結局はiPhoneの内蔵ストレージにダウンロードすることになる。外付けストレージメディアに視聴したいファイルを入れて持ち歩けば、iPhoneの内蔵ストレージ容量を気にせずコンテンツ再生が楽しめる。
外部ストレージメディアが便利に使えるようになれば、iPhoneを買い替える際、内蔵ストレージのが小さいモデルも検討対象に入るかもしれない。ファイルアプリから起動するプレーヤーが自由に選べるようになったり、サードパーティーのアプリからでもUSBメモリー内のデータにアクセスできるようになれば、iPhoneでのコンテンツの楽しみ方がさらに多彩になりそうだ。