【連載】ガジェットTIPS
安全な電源タップを選びたい…決め手は「はんだ付け」だった!
電源タップや延長コードを選ぶとき、なにを基準にしていますか? プラグの数、ケーブルの長さ、プラグごとのスイッチの有無、そして価格とデザイン・・・、挙げだすとキリがありませんが、もっとも重要なポイントは安全性ではないでしょうか?
そして安全性を考えるとき、参考になるのが「はんだ付けの有無」です。通常、カタログには記載されていませんし、電源タップ・延長コードの内部を店頭で見ることはできませんから、かなりわかりにくい部分ではあるものの、安全性の決め手といえる部分です。
はんだはスズ(Sn)と鉛(Pb)が約6:4の比率で混ざった合金で、融点が約180度と低く、導線に使われる銅比べると電気抵抗が高いため、通電時の発熱で溶けたり膨張したりすることがあります。近年では鉛を含まない「鉛フリーはんだ」が主に利用されますが、それでも融点は220度前後と高いとはいえず、冷えて縮み発熱して膨張することを繰り返すうち、銅とはんだが密着した部分に細かなひび割れ(はんだ割れ)を起こすことがあります。
はんだ割れが生じると、電気が通りにくくなり、さらなる発熱につながります。そうなると、導通不良などのトラブルを引き起こしかねません。電源タップや延長コードの場合、火災の原因になることも考えられます。
前述したとおり、はんだ付けの有無は製品カタログやパッケージから判断することは困難です。筆者が分解して確認したかぎりでは、パナソニック「ザ・タップX 4こ口」(WHA25244WP)がはんだ付けされていない電源タップでした。ご参考まで。
そして安全性を考えるとき、参考になるのが「はんだ付けの有無」です。通常、カタログには記載されていませんし、電源タップ・延長コードの内部を店頭で見ることはできませんから、かなりわかりにくい部分ではあるものの、安全性の決め手といえる部分です。
はんだはスズ(Sn)と鉛(Pb)が約6:4の比率で混ざった合金で、融点が約180度と低く、導線に使われる銅比べると電気抵抗が高いため、通電時の発熱で溶けたり膨張したりすることがあります。近年では鉛を含まない「鉛フリーはんだ」が主に利用されますが、それでも融点は220度前後と高いとはいえず、冷えて縮み発熱して膨張することを繰り返すうち、銅とはんだが密着した部分に細かなひび割れ(はんだ割れ)を起こすことがあります。
はんだ割れが生じると、電気が通りにくくなり、さらなる発熱につながります。そうなると、導通不良などのトラブルを引き起こしかねません。電源タップや延長コードの場合、火災の原因になることも考えられます。
前述したとおり、はんだ付けの有無は製品カタログやパッケージから判断することは困難です。筆者が分解して確認したかぎりでは、パナソニック「ザ・タップX 4こ口」(WHA25244WP)がはんだ付けされていない電源タップでした。ご参考まで。