【連載】ガジェットTIPS
知っておきたい!Bluetoothの「マルチペアリング」のお約束
スマートフォンとパソコンを除いた出張に必携のデジタルガジェットといえば、筆頭に挙げられるのはBluetoothイヤホン。モバイルバッテリーなどアクセサリ類も考え出すとキリがありませんが、移動中の徒然にはBluetoothイヤホンが欠かせません。スマートフォンとパソコンどちらでも使えるので、一方が充電中でも音楽を愉しめます。
そんなスマートフォン/パソコン両対応必須のシチュエーションで重宝する機能が「マルチペアリング」。イヤホンやキーボードなど(Bluetooth 3.0以前の)Bluetoothデバイスは、使い始めに必ず「ペアリング」と呼ばれる相互認証作業を行い、それぞれに情報を記録することで通信の安全性を確保しますが、基本は1対1の関係。これを「1対多」の関係にできるのが、マルチペアリング対応のBluetoothデバイスです。
しかし、ペアリング済のデバイスをいざ切り替えようとすると、なかなかうまくいかないもの。しくみと実際の手順はまた別の話、「お約束」があるのです。
たとえば、スマートフォンで使用中のBluetoothイヤホンをパソコンで使うときには、まずスマートフォンのBluetoothをオフにします。するとスマートフォンとBluetoothイヤホンの通信は切断され、Bluetoothイヤホンは他の接続先を探し始め、ペアリング済のパソコンと接続を試みます。パソコンが他のBluetoothイヤホンと接続中でなければ、これで切り替え完了です。
なぜこのような手順を踏むかというと、市販のBluetoothデバイスの多くがいちど接続した機器に再接続を試みる仕様だからです。そして手始めに再接続を試みるのは最後に接続したデバイス(この場合スマートフォン)となるため、スマートフォンのBluetoothをオフにしておかなければならないというわけです。
そんなスマートフォン/パソコン両対応必須のシチュエーションで重宝する機能が「マルチペアリング」。イヤホンやキーボードなど(Bluetooth 3.0以前の)Bluetoothデバイスは、使い始めに必ず「ペアリング」と呼ばれる相互認証作業を行い、それぞれに情報を記録することで通信の安全性を確保しますが、基本は1対1の関係。これを「1対多」の関係にできるのが、マルチペアリング対応のBluetoothデバイスです。
しかし、ペアリング済のデバイスをいざ切り替えようとすると、なかなかうまくいかないもの。しくみと実際の手順はまた別の話、「お約束」があるのです。
たとえば、スマートフォンで使用中のBluetoothイヤホンをパソコンで使うときには、まずスマートフォンのBluetoothをオフにします。するとスマートフォンとBluetoothイヤホンの通信は切断され、Bluetoothイヤホンは他の接続先を探し始め、ペアリング済のパソコンと接続を試みます。パソコンが他のBluetoothイヤホンと接続中でなければ、これで切り替え完了です。
なぜこのような手順を踏むかというと、市販のBluetoothデバイスの多くがいちど接続した機器に再接続を試みる仕様だからです。そして手始めに再接続を試みるのは最後に接続したデバイス(この場合スマートフォン)となるため、スマートフォンのBluetoothをオフにしておかなければならないというわけです。