各サービス特徴をまとめてみた
ahamo/LINEMO/povo、料金やサービスは結局どう違う? 各社の特徴を横並び比較!
20GBのデータ容量が使え、月額3,000円を切る、国内大手キャリア3社のスマホ向け格安通信料金プラン提供開始がいよいよ間近に迫った。ドコモ『ahamo』、ソフトバンク『LINEMO』、KDDI(au)『povo』の違いはどこにあるのか? 各種条件をまとめてみた。横並びで比較し、その特徴や注意点をあらためて考えていく。
まず、下記が料金や各種条件を一覧にまとめたもの。前提として「月の通信容量が20GB」「超過後は速度制限最大1Mbps」「容量追加は550円/1GB」「5G対応」「eSIM対応」「従量制の通話料金は22円/30秒」という点は各社共通だ。また、いずれもオンライン手続き専用のプランとなっている。
■ドコモ『ahamo』
・料金:2,970円(月額/以下、金額はすべて税込)
・開始日:3月26日
・契約可能年齢:20歳以上
・国内通話:5分無料(超過後 22円/30秒)
・時間無制限かけ放題オプション:1,100円
・5G:ドコモの5Gサービスエリアで利用可能
・海外ローミング:当初より提供/20GB内の容量を使用可能
・キャリア決済:非対応
■ソフトバンク『LINEMO』
・料金:2,728円
・開始日:3月17日
・契約可能年齢:18歳以上
・国内通話:従量制(22円/30秒)
・5分以内かけ放題オプション:550円
・時間無制限かけ放題オプション:1,650円
・5G:ソフトバンクのサービスエリアで利用可能、ただし高速大容量5G(新周波数)は限定エリアで提供
・LINEギガフリー
・LINEスタンプ使い放題(2021年夏から)
・海外ローミング:当初より提供/20GBとは別に通信料が必要
・キャリア決済:当初は提供なしだが対応予定
■au『povo』
・料金:2,728円
・開始日:3月23日
・契約可能年齢:20歳以上
・国内通話:従量制(22円/30秒)
・5分以内かけ放題オプション:550円
・時間無制限かけ放題オプション:1,650円
・データ使い放題24時間オプション:220円
・5G:2021年夏提供開始予定
・海外ローミング:提供予定(詳細未定)
・キャリア決済:当初より対応
提供開始時期はLINEMOが最も早く、あす3月17日から。次いで3月23日からpovo、3月26日からahamoという順番になる。各社とも提供開始前日までの申込みで割引や特典がつくキャンペーンを展開しているが、特にLINEMOを検討している場合は、本日3月16日がキャンペーン受付締切なので注意してほしい。
月額料金は、無料通話がないかわりに、LINEMOとpovoがahamoよりも安い。ただし国内5分間通話し放題込みで考えるとahamoが最安となり、加えて、時間無制限のかけ放題オプションもahamoが最安だ。なお、LINEMOは5分以内かけ放題オプションが無料、時間無制限かけ放題が1,100円で1年間利用できる割引キャンペーンを実施する。
キャリア決済への対応も各社で対応が分かれており、povoのみがサービス開始当初より対応予定。LINEMOは当初は提供しないものの、今後の対応を予定している。ahamoは非対応だ。
そして、キャリアメールは各社とも非対応。アーティストの有料ファンクラブや映像配信サービスなどが注意喚起をしていることでも話題になっているが、もし現在キャリアメールのアドレスで会員登録しているサービスがある人は、ahamo/LINEMO/povoの申し込み前に登録メールアドレスの変更をしておこう。
海外でのローミングサービスは各社とも対応予定。ただし、ahamoは通常の20GBを使って海外でもデータローミングできるのに対し、LINEMOは通常の20GBとは別に通信料が必要になる。また、「新規契約(MNP、ソフトバンク・ワイモバイルからの番号移行を除く)より4カ月目の末日まではご利用いただけません」とも条件がついている。povoは、ローミング対応予定であること以外は現時点では詳細が不明だ。
ahamoとpovoは20歳以上が契約可能であるのに対し、LINEMOのみ18歳から契約できる点も違いだ。高校を卒業し、すぐに一人暮らしを始めるようなケースにはLINEMOが便利だろうか。なおahamoとpovoも、手続きをすれば、親が契約して20歳未満の子供に使わせることはできる。
そのほか、LINEMOではLINEがカウントフリーで使えたり、今夏からはLINEスタンプも使い放題になる。povoでは220円で24時間データ使い放題オプションがあり、例えばピンポイントで動画配信や音楽配信を利用しまくりたい日に、同オプションを利用するなどといったことができる。
以上、ざっと振り返ってみたが、一見すると各社横並びのようでいて、実は細かな違いが結構存在している。自分の使い方に適したサービスを探してみてはいかがだろうか。
まず、下記が料金や各種条件を一覧にまとめたもの。前提として「月の通信容量が20GB」「超過後は速度制限最大1Mbps」「容量追加は550円/1GB」「5G対応」「eSIM対応」「従量制の通話料金は22円/30秒」という点は各社共通だ。また、いずれもオンライン手続き専用のプランとなっている。
■ドコモ『ahamo』
・料金:2,970円(月額/以下、金額はすべて税込)
・開始日:3月26日
・契約可能年齢:20歳以上
・国内通話:5分無料(超過後 22円/30秒)
・時間無制限かけ放題オプション:1,100円
・5G:ドコモの5Gサービスエリアで利用可能
・海外ローミング:当初より提供/20GB内の容量を使用可能
・キャリア決済:非対応
■ソフトバンク『LINEMO』
・料金:2,728円
・開始日:3月17日
・契約可能年齢:18歳以上
・国内通話:従量制(22円/30秒)
・5分以内かけ放題オプション:550円
・時間無制限かけ放題オプション:1,650円
・5G:ソフトバンクのサービスエリアで利用可能、ただし高速大容量5G(新周波数)は限定エリアで提供
・LINEギガフリー
・LINEスタンプ使い放題(2021年夏から)
・海外ローミング:当初より提供/20GBとは別に通信料が必要
・キャリア決済:当初は提供なしだが対応予定
■au『povo』
・料金:2,728円
・開始日:3月23日
・契約可能年齢:20歳以上
・国内通話:従量制(22円/30秒)
・5分以内かけ放題オプション:550円
・時間無制限かけ放題オプション:1,650円
・データ使い放題24時間オプション:220円
・5G:2021年夏提供開始予定
・海外ローミング:提供予定(詳細未定)
・キャリア決済:当初より対応
提供開始時期はLINEMOが最も早く、あす3月17日から。次いで3月23日からpovo、3月26日からahamoという順番になる。各社とも提供開始前日までの申込みで割引や特典がつくキャンペーンを展開しているが、特にLINEMOを検討している場合は、本日3月16日がキャンペーン受付締切なので注意してほしい。
月額料金は、無料通話がないかわりに、LINEMOとpovoがahamoよりも安い。ただし国内5分間通話し放題込みで考えるとahamoが最安となり、加えて、時間無制限のかけ放題オプションもahamoが最安だ。なお、LINEMOは5分以内かけ放題オプションが無料、時間無制限かけ放題が1,100円で1年間利用できる割引キャンペーンを実施する。
キャリア決済への対応も各社で対応が分かれており、povoのみがサービス開始当初より対応予定。LINEMOは当初は提供しないものの、今後の対応を予定している。ahamoは非対応だ。
そして、キャリアメールは各社とも非対応。アーティストの有料ファンクラブや映像配信サービスなどが注意喚起をしていることでも話題になっているが、もし現在キャリアメールのアドレスで会員登録しているサービスがある人は、ahamo/LINEMO/povoの申し込み前に登録メールアドレスの変更をしておこう。
海外でのローミングサービスは各社とも対応予定。ただし、ahamoは通常の20GBを使って海外でもデータローミングできるのに対し、LINEMOは通常の20GBとは別に通信料が必要になる。また、「新規契約(MNP、ソフトバンク・ワイモバイルからの番号移行を除く)より4カ月目の末日まではご利用いただけません」とも条件がついている。povoは、ローミング対応予定であること以外は現時点では詳細が不明だ。
ahamoとpovoは20歳以上が契約可能であるのに対し、LINEMOのみ18歳から契約できる点も違いだ。高校を卒業し、すぐに一人暮らしを始めるようなケースにはLINEMOが便利だろうか。なおahamoとpovoも、手続きをすれば、親が契約して20歳未満の子供に使わせることはできる。
そのほか、LINEMOではLINEがカウントフリーで使えたり、今夏からはLINEスタンプも使い放題になる。povoでは220円で24時間データ使い放題オプションがあり、例えばピンポイントで動画配信や音楽配信を利用しまくりたい日に、同オプションを利用するなどといったことができる。
以上、ざっと振り返ってみたが、一見すると各社横並びのようでいて、実は細かな違いが結構存在している。自分の使い方に適したサービスを探してみてはいかがだろうか。