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実はiOS 15で「日本語翻訳」機能が大幅レベルアップしていた

公開日 2022/03/08 06:30 高橋 敦
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iPhoneには以前から翻訳機能が搭載されていましたが、日本語対応が弱かったりして活躍の頻度は少なめでした。ですがiOS 15ではこれまでより多くの場面で日本語への翻訳が正式版の機能として使用可能になりました。実用性大幅アップです。

まずSafariでは日本語への「ページまるごと翻訳」ができるようになりました。ページのURLが表示されているバーの左端の[ぁあ]をタップすると、翻訳が可能な場合はメニュー内に[Webサイトを翻訳…]が表示されるので、それをタップ。

翻訳可能なページを読み込みの際にURLバーに一瞬[翻訳を利用できます]と表示されます

URLの左隣の[ぁあ]をタップし、メニューから[日本語に翻訳]を選択


日本語に翻訳!戻す際は翻訳時と同じ操作で今度は[原文を表示]を選びます

またSafariを含めてメモやメールやメッセージなどいくつかのアプリでは、コピーするときなどと同じようにテキストを選択してメニューを表示すると、その中にも[翻訳]が用意されています。単語でも文章でも翻訳可能です。そこから[翻訳をコピー]もできますし、メモなどでのテキスト入力時なら、選択されている原文テキストを[翻訳で置き換え]ることもできます。

テキストを選択してポップアップメニューから[翻訳]をタップ。[翻訳]は[▶︎]をタップしてスクロールすると出てくることもあります

翻訳結果が表示され、[翻訳をコピー]に加えて、選択部分が編集可能なテキストなら[翻訳で置き換え]もできます


選択していた日本語の文章が翻訳結果の英文に!

なおこの機能で翻訳可能な言語は、[設定]アプリ内の[言語と地域]設定に左右されます。日本向けiPhoneで一般的なデフォルトでは日本語←→アメリカ英語が優先されるようですが、それで都合が悪い場合は[設定]→[一般]→[言語と地域]→[使用する言語の優先順位]を確認、変更してみてください。

幅広い場面でのスムースな連携が提供されているのは純正の機能ならではのメリット。仕事のメールから趣味の調べ物まで、ガンガン活躍してもらいましょう。

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