【連載】ガジェットTIPS
スマホカメラ用の外付けレンズで注目したい「PL」って?
ここ数年でスマートフォンのカメラは大幅に進化しましたが、気合を入れて撮影するなら「レンズ」にこだわりたいもの。外付けのレンズを装着すれば、ひと味もふた味も違う写真を撮影できます。
とはいえ、高性能化著しいスマートフォンカメラのこと、広角や望遠は標準装備のレンズでそれなりのクオリティを実現できてしまいます。どうせなら、外付けレンズだからこその “味” がほしいですよね。
マクロや魚眼などいろいろな種類のスマートフォン用外付けレンズが販売されていますが、これからの季節にイチオシは「PL(Polarized Light)フィルター付きレンズ」。2枚のガラスの間に挟まれた偏光膜で光の反射を取り除くことがおもな役割ですが、ワンランク上の写真を撮ることにも大いに役立つのです。
たとえば、海や川の水面。晴れた日には太陽光が反射し、それはそれでいい写真を撮影できますが、PLフィルター付きのレンズを装着すれば反射がとれて水面本来の鮮やかな色で映ります。目に見えないほど細かなスリット状の偏光膜は、反射光など一方向に振動する光をカットし、あらゆる方向に振動する水中からの光(透過光)を通すため、透明度の高い海や川では水中の動植物をうまく写せるようになります。
ただし、撮影テクニックは基本的にカメラ専用機と同じ。反射光を効果的に取り除こうとすれば、真上から撮影せず40度前後の角度をつけなければなりませんし、バックの青空を鮮やかにしたければ太陽に対し直角に近い位置から写さなければなりません。実際の撮影で使う前に、どのように写るか試しておくことをお勧めします。
とはいえ、高性能化著しいスマートフォンカメラのこと、広角や望遠は標準装備のレンズでそれなりのクオリティを実現できてしまいます。どうせなら、外付けレンズだからこその “味” がほしいですよね。
マクロや魚眼などいろいろな種類のスマートフォン用外付けレンズが販売されていますが、これからの季節にイチオシは「PL(Polarized Light)フィルター付きレンズ」。2枚のガラスの間に挟まれた偏光膜で光の反射を取り除くことがおもな役割ですが、ワンランク上の写真を撮ることにも大いに役立つのです。
たとえば、海や川の水面。晴れた日には太陽光が反射し、それはそれでいい写真を撮影できますが、PLフィルター付きのレンズを装着すれば反射がとれて水面本来の鮮やかな色で映ります。目に見えないほど細かなスリット状の偏光膜は、反射光など一方向に振動する光をカットし、あらゆる方向に振動する水中からの光(透過光)を通すため、透明度の高い海や川では水中の動植物をうまく写せるようになります。
ただし、撮影テクニックは基本的にカメラ専用機と同じ。反射光を効果的に取り除こうとすれば、真上から撮影せず40度前後の角度をつけなければなりませんし、バックの青空を鮮やかにしたければ太陽に対し直角に近い位置から写さなければなりません。実際の撮影で使う前に、どのように写るか試しておくことをお勧めします。