第3世代AirPodsという選択肢も
新しい第2世代AirPods Proと安くなった第1世代AirPods Pro、どっちを買うべき?
第2世代AirPods Proが発売されたが、ECサイトなどでは、まだ第1世代AirPods Proも販売が続いており、しかも安くなっている。さらに、Proではない第3世代AirPodsも、意外と価格が近い。どれを買うべきか迷っているという方のために、機能やスペックをかんたんに整理していこう。
記事執筆時点のAmazonでの販売価格を比べると、第2世代AirPods Proは参考価格から値引きがなく、39,800円(税込/以下同)+5%ポイント(1,990円相当)還元。差し引き37,810円で売られている。
一方の第1世代AirPods Proは、参考価格の38,800円から22%OFFの30,101円となっており、ポイントは1%還元(301円相当)。差し引き29,800円と、3万円を割り込んでいる。
つまり、第2世代と第1世代の販売価格の差は8,010円となる。物価高騰の昨今、とても小さいとは言えない金額で、これをどう考えるかがポイントだ。
そして、第3世代AirPodsは26,061円で販売されている。ポイント還元は1%で、これを差し引くと25,800円だ。第1世代AirPods Proとの価格差は4,000円と、かなり接近している。
まず、無印のAirPodsにするか、それともAirPods Proにするかを考えよう。これは、主にはノイズキャンセリング機能のあり・なしで考えればよい。ノイズキャンセリングが搭載されているのがAirPods Pro、ないのがAirPodsだ。
第3世代AirPodsとAirPods Proのデザインはかなり似ているし、第3世代AirPodsは個人に最適化した空間オーディオの再生、耳にあわせて音を調整するアダプティブイコライゼーションなども搭載している。昨年時点での最新技術が惜しみなく投入されている印象で、かなり高機能だ。ノイズキャンセリング以外の機能はあまりProと変わらない。
私個人の感覚では、4,000円の差であれば、ノイズキャンセリングがある第1世代AirPods Proを推したい。一方で体質的にノイズキャンセリングが合わない、あるいは不要という方には、少しでも安く、バッテリー持続時間もやや長い第3世代AirPodsをあえて選ぶというのもアリだ。もちろん近い価格帯には、音質や機能が高い他社製モデルも多数存在するが、あくまでAirPods同士の比較とご理解いただきたい。
続いて、第2世代AirPods Proと第1世代AirPods Proの比較検討だ。第2世代にあって第1世代にないもの、あるいは第2世代で強化された主なポイントは以下の通りだ。
・H2チップの搭載(第1世代はH1チップ)
・より強化されたノイズキャンセリング
・より自然になった外部音取り込み機能
・音楽再生時の音質向上
・イヤホン単体で音量調整が可能に
・適応型環境音除去
・通話音質の向上
・バッテリーの持続時間がより長く
・充電ケースにスピーカーやU1チップも搭載。紛失時により探しやすく
ほかにも違いや進化はあるが、わかりやすさ重視で簡潔にまとめてみた。それぞれの機能の詳細や、第1世代から第2世代でどの程度強化されたのかといった比較は、山本敦氏のレビュー記事や、私のレビュー記事を参照してほしい。
ざっくり比較すると、第2世代になって、ノイキャンの効果や音質が、ぐっと引き上げられた。特にノイキャンを頻繁に使う方なら、これだけでも価格差なりの価値はある。ほかにも多数の機能追加、あるいは進化が行われているので、現在の価格差であれば、第2世代AirPod Proを選んだ方が満足度は高そうだ。
一方で「それほどノイキャン効果が強くなくても良い」「音質にそれほどこだわらない」という方で、少しでも出費を節約したいのであれば、第1世代機を購入するという選択肢も、もちろんアリだ。
ただし年末のセール時などに、もう少し販売価格が下がる可能性もあるので、それを確認してからでもよいかもしれない。たとえば第2世代がセール対象にならず、一方で第1世代が26,000円程度以下になれば、つまり販売価格の差が1万円以上になれば、コスパではかなり良い勝負になると考える。
ただし、これは現時点の機能を比較した際の話。将来的に、H2チップを搭載した第2世代AirPods Proだけの新機能が追加される可能性もある。そういったことを考え合わせると、新モデルを買っておいた方が後悔することは少ないだろう。
記事執筆時点のAmazonでの販売価格を比べると、第2世代AirPods Proは参考価格から値引きがなく、39,800円(税込/以下同)+5%ポイント(1,990円相当)還元。差し引き37,810円で売られている。
一方の第1世代AirPods Proは、参考価格の38,800円から22%OFFの30,101円となっており、ポイントは1%還元(301円相当)。差し引き29,800円と、3万円を割り込んでいる。
つまり、第2世代と第1世代の販売価格の差は8,010円となる。物価高騰の昨今、とても小さいとは言えない金額で、これをどう考えるかがポイントだ。
そして、第3世代AirPodsは26,061円で販売されている。ポイント還元は1%で、これを差し引くと25,800円だ。第1世代AirPods Proとの価格差は4,000円と、かなり接近している。
まず、無印のAirPodsにするか、それともAirPods Proにするかを考えよう。これは、主にはノイズキャンセリング機能のあり・なしで考えればよい。ノイズキャンセリングが搭載されているのがAirPods Pro、ないのがAirPodsだ。
第3世代AirPodsとAirPods Proのデザインはかなり似ているし、第3世代AirPodsは個人に最適化した空間オーディオの再生、耳にあわせて音を調整するアダプティブイコライゼーションなども搭載している。昨年時点での最新技術が惜しみなく投入されている印象で、かなり高機能だ。ノイズキャンセリング以外の機能はあまりProと変わらない。
私個人の感覚では、4,000円の差であれば、ノイズキャンセリングがある第1世代AirPods Proを推したい。一方で体質的にノイズキャンセリングが合わない、あるいは不要という方には、少しでも安く、バッテリー持続時間もやや長い第3世代AirPodsをあえて選ぶというのもアリだ。もちろん近い価格帯には、音質や機能が高い他社製モデルも多数存在するが、あくまでAirPods同士の比較とご理解いただきたい。
続いて、第2世代AirPods Proと第1世代AirPods Proの比較検討だ。第2世代にあって第1世代にないもの、あるいは第2世代で強化された主なポイントは以下の通りだ。
・H2チップの搭載(第1世代はH1チップ)
・より強化されたノイズキャンセリング
・より自然になった外部音取り込み機能
・音楽再生時の音質向上
・イヤホン単体で音量調整が可能に
・適応型環境音除去
・通話音質の向上
・バッテリーの持続時間がより長く
・充電ケースにスピーカーやU1チップも搭載。紛失時により探しやすく
ほかにも違いや進化はあるが、わかりやすさ重視で簡潔にまとめてみた。それぞれの機能の詳細や、第1世代から第2世代でどの程度強化されたのかといった比較は、山本敦氏のレビュー記事や、私のレビュー記事を参照してほしい。
ざっくり比較すると、第2世代になって、ノイキャンの効果や音質が、ぐっと引き上げられた。特にノイキャンを頻繁に使う方なら、これだけでも価格差なりの価値はある。ほかにも多数の機能追加、あるいは進化が行われているので、現在の価格差であれば、第2世代AirPod Proを選んだ方が満足度は高そうだ。
一方で「それほどノイキャン効果が強くなくても良い」「音質にそれほどこだわらない」という方で、少しでも出費を節約したいのであれば、第1世代機を購入するという選択肢も、もちろんアリだ。
ただし年末のセール時などに、もう少し販売価格が下がる可能性もあるので、それを確認してからでもよいかもしれない。たとえば第2世代がセール対象にならず、一方で第1世代が26,000円程度以下になれば、つまり販売価格の差が1万円以上になれば、コスパではかなり良い勝負になると考える。
ただし、これは現時点の機能を比較した際の話。将来的に、H2チップを搭載した第2世代AirPods Proだけの新機能が追加される可能性もある。そういったことを考え合わせると、新モデルを買っておいた方が後悔することは少ないだろう。