【第40回】ミヤザキタケルの気軽にホームシネマ
昼はホームセンターの店員、夜は悪を裁く仕事人。「舐めてた相手が実は…」映画の決定版!
サブスクで映画を観ることが当たり前となりつつある昨今、その豊富な作品数故に、一体何を観たら良いのか分からない。そんな風に感じたことが、あなたにもありませんか。本コラムでは、映画アドバイザーとして活躍するミヤザキタケルが水先案内人となり、選りすぐりの一本をあなたにお届け。今回は2014年公開の『イコライザー』をご紹介します!
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『イコライザー』(2014年・アメリカ)
(配信:Amazon Prime Video / U-NEXT / dTV)
1980年代に放送されたドラマ「ザ・シークレット・ハンター」をデンゼル・ワシントン主演で映画化。ホームセンターの店員として働き、夜はカフェで読書に勤しむマッコール(デンゼル・ワシントン)。ある夜、顔馴染みのテリー(クロエ・グレース・モレッツ)が酷い仕打ちを受けていることを知ったマッコールは、彼女を救うため元CIAエージェントとしての腕を振るう。だが、それを機にロシアン・マフィアに命を狙われることになるのだが…。
一見普通の人物と見せかけて、実は凄腕のプロフェッショナルであるというド定番且つ胸アツ設定である本作だが、マッコールという人物ならではの個性が目を引くことだろう。現役を退き一般市民として生きる彼は、常日頃拳銃を所持しているわけでもなければ、ジェームズ・ボンドが持つような特殊兵装も組織のサポートもありはしない。
彼の強み。それは、弱者を救おうという正義の心。そして、瞬時に状況と空間内にある物を把握し、適切に的確に敵を排除できること。コルク抜きなどその場にあるものを巧みに用いて戦う彼の姿は、きっとあなたの心を掴んで離さない。3作目の公開も控えているので、続編『イコライザー2』含め、是非ご覧ください。
©2014 Columbia Pictures Industries, Inc. and LSC Film Corporation and Village Roadshow Films North America Inc. / Village Roadshow Films (BVI) Limited All Rights Reserved.
※本稿記載の配信サービスは執筆時点のものになります。
『イコライザー』(2014年・アメリカ)
(配信:Amazon Prime Video / U-NEXT / dTV)
1980年代に放送されたドラマ「ザ・シークレット・ハンター」をデンゼル・ワシントン主演で映画化。ホームセンターの店員として働き、夜はカフェで読書に勤しむマッコール(デンゼル・ワシントン)。ある夜、顔馴染みのテリー(クロエ・グレース・モレッツ)が酷い仕打ちを受けていることを知ったマッコールは、彼女を救うため元CIAエージェントとしての腕を振るう。だが、それを機にロシアン・マフィアに命を狙われることになるのだが…。
一見普通の人物と見せかけて、実は凄腕のプロフェッショナルであるというド定番且つ胸アツ設定である本作だが、マッコールという人物ならではの個性が目を引くことだろう。現役を退き一般市民として生きる彼は、常日頃拳銃を所持しているわけでもなければ、ジェームズ・ボンドが持つような特殊兵装も組織のサポートもありはしない。
彼の強み。それは、弱者を救おうという正義の心。そして、瞬時に状況と空間内にある物を把握し、適切に的確に敵を排除できること。コルク抜きなどその場にあるものを巧みに用いて戦う彼の姿は、きっとあなたの心を掴んで離さない。3作目の公開も控えているので、続編『イコライザー2』含め、是非ご覧ください。
©2014 Columbia Pictures Industries, Inc. and LSC Film Corporation and Village Roadshow Films North America Inc. / Village Roadshow Films (BVI) Limited All Rights Reserved.
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ミヤザキタケル 1986年生まれ、長野県出身。2015年より「映画アドバイザー」として活動を始める。 WOWOW・宝島社sweet・DOKUSOマガジンでの連載のほか、ラジオ・配信番組・雑誌などで映画を紹介。イベント登壇、MC、映画祭審査員、BRUTUS「30人のシネマコンシェルジュ」など幅広く活動中。 |