【第119回】ミヤザキタケルの気軽にホームシネマ
トム・ハンクス主演!アカデミー賞6部門を受賞した映画史に残る感動作
サブスクで映画を観ることが当たり前となりつつある昨今、その豊富な作品数故に、一体何を観たら良いのか分からない。そんな風に感じたことが、あなたにもありませんか。本コラムでは、映画アドバイザーとして活躍するミヤザキタケルが水先案内人となり、選りすぐりの一本をあなたにお届け。今回は1994年製作の『フォレスト・ガンプ 一期一会』をご紹介します!
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『フォレスト・ガンプ 一期一会』(1994年・アメリカ)
(配信:Amazon Prime Video / Netflix / Hulu / U-NEXT)
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのロバート・ゼメキスが監督を務め、アカデミー作品賞・監督賞・主演男優賞を含む6部門を受賞したヒューマンドラマ。アラバマ州の田舎で女手ひとつで育てられたフォレスト・ガンプ(トム・ハンクス)。人より知能指数が劣っているものの、母親の愛情や好意を寄せる友人・ジェニー(ロビン・ライト)に支えられ純粋な青年へと成長。足の速さを買われて始めたアメフトを皮切りに、アメフト全米代表、ベトナム戦争、卓球世界選手権、エビ漁船船長など、さまざまな道を歩んでいくフォレストであったが…。
「名作」と呼ばれる類いの作品は、いついかなる時代に目にしても色褪せることなく面白い。その事実を実感させてくれるであろう本作は、激動のアメリカ現代史と並行して描かれるフォレストの半生、ジェニーとの恋模様、そして、対照的な二人の生き方が見えてくる。人より劣っているが、自分に“できること”を懸命にやり、道を切り拓くフォレスト。そんなフォレストに反して、漠然と今を生き、自分の“したいこと”をして彷徨い歩くジェニー。
どちらの生き方が正解といった話ではなく、相反する生き方ながらも再会と別れを繰り返し、その都度変化していく二人の心模様や関係性が、人生の偶然性や必然性を示していく。未見の方はもちろん、久しく見返していないという方も、この機会に鑑賞してみるのはいかがでしょう♪
(C) 1994, 2018 Paramount Pictures.
※本稿記載の配信サービスは執筆時点のものになります。
『フォレスト・ガンプ 一期一会』(1994年・アメリカ)
(配信:Amazon Prime Video / Netflix / Hulu / U-NEXT)
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのロバート・ゼメキスが監督を務め、アカデミー作品賞・監督賞・主演男優賞を含む6部門を受賞したヒューマンドラマ。アラバマ州の田舎で女手ひとつで育てられたフォレスト・ガンプ(トム・ハンクス)。人より知能指数が劣っているものの、母親の愛情や好意を寄せる友人・ジェニー(ロビン・ライト)に支えられ純粋な青年へと成長。足の速さを買われて始めたアメフトを皮切りに、アメフト全米代表、ベトナム戦争、卓球世界選手権、エビ漁船船長など、さまざまな道を歩んでいくフォレストであったが…。
「名作」と呼ばれる類いの作品は、いついかなる時代に目にしても色褪せることなく面白い。その事実を実感させてくれるであろう本作は、激動のアメリカ現代史と並行して描かれるフォレストの半生、ジェニーとの恋模様、そして、対照的な二人の生き方が見えてくる。人より劣っているが、自分に“できること”を懸命にやり、道を切り拓くフォレスト。そんなフォレストに反して、漠然と今を生き、自分の“したいこと”をして彷徨い歩くジェニー。
どちらの生き方が正解といった話ではなく、相反する生き方ながらも再会と別れを繰り返し、その都度変化していく二人の心模様や関係性が、人生の偶然性や必然性を示していく。未見の方はもちろん、久しく見返していないという方も、この機会に鑑賞してみるのはいかがでしょう♪
(C) 1994, 2018 Paramount Pictures.
※本稿記載の配信サービスは執筆時点のものになります。
ミヤザキタケル 1986年生まれ、長野県出身。2015年より「映画アドバイザー」として活動を始める。 WOWOW・宝島社sweet・DOKUSOマガジンでの連載のほか、ラジオ・配信番組・雑誌などで映画を紹介。イベント登壇、MC、映画祭審査員、BRUTUS「30人のシネマコンシェルジュ」など幅広く活動中。 |