公開日 2020/12/23 10:30
ディーアンドエム、歴史あるブランドの強みを生かしたアニバーサリーモデル好調、さらなる飛躍を目指す
VGP2021 受賞インタビュー
VGP2021
受賞インタビュー:ディーアンドエムホールディングス
国内オーディオビジュアルマーケットに展開される数々の製品の中で、機器の魅力を熟知した評論家と全国の有力販売店によるプロの厳正なる審査によって、“絶対買い”のプロダクトを選出し発信する一大アワード「VGP」。映像音響部会における批評家大賞、総合金賞を受賞したデノン、マランツのブランドを展開するディーアンドエムホールディングスで岡田一馬氏が、受賞の栄誉とともにハイファイとAVの展開について抱負を語った。
株式会社ディーアンドエムホールディングス
アジアパシフィック コマーシャル・オペレーションズ ヴァイスプレジデント
岡田一馬氏
インタビュアー 徳田ゆかり(ファイルウェブビジネス担当)
■総合金賞受賞のマランツのAVアンプ新製品群。市場における重要な位置付けを占める。
ーー 御社が展開するハイファイオーディオブランド、デノンは今年110周年を迎え、マランツは2023年に70周年を迎えます。歴史ある2つのブランドから今年もすばらしい商品の数々がリリースされ、VGP2021で数多く受賞されました。まず、映像音響部会で総合金賞を受賞したのがマランツのAVアンプSR8015、SR6015、NR1711です。
岡田 今回は大変栄誉ある賞を頂戴しまして、大変有り難く嬉しい気持ちです。SR8015は一体型のAVアンプとして最高峰に位置付けられ、SR6015はミドルレンジ帯としてアピールして参ります。また NR1711はスリムなデザインで、リビングにおけるさまざまなエンターテイメント機器のコントロールモデルとして訴求しております。
NRシリーズは前モデルの「NR1710」が2019年6月の発売以降AVアンプの全カテゴリーで市場シェアNo.1を誇っております。2chのスピーカーで再生されている方が多く、まさにオールラウンドの活躍ですね。新モデルでさらに楽しみ方が広がるものと思っております。
■デノンの110周年アニバーサリーモデル、AVアンプAVC-A110。フラグシップの存在感を大いにアピール
ーー さらに映像音響部会で批評家大賞を受賞したのが、デノンの110周年記念アニバーサリーモデルであるAVC-A110です。
岡田 今年アニバーサリーモデルとしてリリースしたのは、AVアンプのフラグシップモデルAVC-A110を始め、ハイファイのプリメインアンプPMA-A110、CDプレーヤーDCD-A110、そしてMCカートリッジDL-A110。この4カテゴリーはデノンの強みであり最も得意とするところで、長く培ってきた歴史の節目に思いを込めたものです。
AVC-A110は、従来のフラグシップであるAVC-X8500Hをベースに、低域解像度、ハイスピードサウンド、高い機構安定性、高い放熱安定性といった4つのポイントを掘り下げて、サウンドマネージャーが理想とするサウンドを追求したもの。次世代規格として、映像面では8K/60p、4K/120pのHDMI入出力、著作権保護規格HDCP 2.3、8Kアップサンプリング、次世代HDMI規格「HDMI 2.1」で採用予定の新機能にも対応していますし、音声面ではドルビーアトモス/DTS:X Pro/IMAX Enhanced/Auro-3Dといったイマーシブオーディオに加え、新4K/8K衛星放送の音声フォーマット「MPEG-4 AAC」のストレートデコードに対応しています。
AVアンプのビジネス展開におけるボリュームゾーンはここより下の価格帯になりますが、フラグシップのAVC-A110で追求した技術の粋を応用することでボリュームゾーンの製品も存在感が大いに高まります。そういう意味でも、AVC-A110の存在意義は非常に重要なのです。今回このような賞を頂戴したことで、その価値が一層高まると思っております。
■市場のメインストリームを突き進む、デノンのハイファイコンポーネント
ーー デノンのPMA-A110、DCD-A110はピュアオーディオ部会の特別大賞を、DL-A110は企画賞を受賞しています。これらのような30万円前後の価格帯はハイファイコンポーネントの市場で非常に重要な位置付けにあり、オーディオ銘機賞を含めて高く評価されています。
岡田 非常に有難いことです。110周年記念モデルとして、PMA-A110 の差動2段アンプ回路「Advanced UHC-MOSシングルプッシュプル増幅回路」や、DCD-A110のアナログ波形再現技術である「Ultra AL32 Processing」といった技術に代表されるように、「次の10年につながる技術を追求した製品群であり、我々の得意とするコンポーネントの分野でしっかりと強みをアピールしたいと思います。
■マランツのハイファイコンポーネント新世代モデル 30シリーズ、新たな“顔”で存在感を示す
ーー マランツのハイファイコンポーネント、30シリーズのネットワークSACDプレーヤーSACD 30nとプリメインアンプMODEL 30もピュアオーディオ部会の企画賞を受賞しました。
岡田 コンポーネントの新世代機種として、デザインが大きく変わりました。デザインを決定するタイミングで私は前職の設計リーダーの立場にありましたが、その時社内ではさまざまな議論があったのです。結果としてこれまで踏襲してきたものと新しいものとが融合したデザインとなりましたが、かなりの苦労の上に仕上げたもので感慨深いです。
新たな30シリーズについては、リビングに飾りたくなる、特に女性がご覧になって素敵だと思っていただけるよう作り上げました。このたびの受賞を始め、世界的に非常に高いご評価をいただいて安堵しております。従来のマランツファンの方々に気に入っていただき買い替え促進につなげたいですし、新しいお客様にもアピールできるものとおおいに期待しています。
■新たな生活スタイルの中で高まる需要と可能性、強いブランド群のシナジーでさらなる展開を図る
ーー これらが発売されてからの手応えはいかがでしょうか。
岡田 総じて市場から高いご評価を頂戴し、生産が追いつかずにお客様をお待たせしており、大変心苦しい思いでおります。今年はコロナの影響を受けて3月・4月は需要が著しく落ち、本当に苦労しましたが、その後5月以降は世界中でほぼ同時に巣ごもり需要が上がり出し、現在まで続いています。需要という意味では順調ですが、それにお応えするために、懸命に努力しております。
ーー 需要が上がっている今、年末の動向も期待されます。
岡田 実需の盛り上がりのピークはやはり年末にあります。例年でしたら、業界でのさまざまな大型イベントや御販売店様での試聴イベントなどがさまざまに開催されて年末を迎える流れになっていましたが、今年はそれらができなくなってしまいました。そこで販促策に工夫をしています。
方策の1つはYouTube。御販売店様が作成される動画コンテンツに我々の社員が出演するなど、協力させていただいています。またオンラインセミナーとして、まず御販売店様向けのセミナーを開催し、さらに御販売店様がお客様向けに行う試聴セミナーにご協力する形で展開しています。困難な状況の中ですが、動画コンテンツの便利さ、有り難さを実感しております。
ーー 今年、御社が国内で輸入代理業務を展開してきたB&Wが、御社と同じサウンドユナイテッドのグループに加わりました。
岡田 これは私としても大変嬉しいニュースです。私自身はディーアンドエムホールディングスが設立された直後に入社し、経営戦略室でM&Aの案件も手掛けさせていただきましたが、B&Wは長い間その候補の1つだったのです。今回は千載一遇のタイミングで、すべての関係者にとっていい結果になったと思います。
B&Wと私どものこれまでの関係の中でも、クオリティコントロールに関して我々は強く要望を出してきましたが、我々の声がより届きやすい環境になります。かつ我々が手がけることでグローバルでの販路が格段に広がり、より多くのお客様に届ける機会が増えます。B&Wの商品群が、今後さらに強みを増すと期待しています。
ーー デノン、マランツという歴史ある強いブランドの展開も、ますます楽しみですね。
岡田 2つのブランドが統合して20年近く経過しました。社内に紆余曲折はありましたが、明確な音の違い、デザインの違いをもって2つのブランドはそれぞれの個性を発揮し、有難いことにたくさんのお客様のご支持をいただいています。
ここ何年かの間で会社をめぐる環境に色々な変化がありましたが、大きく俯瞰すると、我々のコアである製品の開発や販売力が弱まることはなく、そこはひたすら守られてきました。我々はこの先も、ハイファイコンポーネント、AVのコンポーネントの業界をリードし続けたいですし、それに恥じないものづくりを継続していきたいと思っています。
またコンポーネントだけでなく、ヘッドホンやシステムオーディオ、ワイヤレススピーカーやサウンドバーなどより身近な商品もしっかりとやって参ります。コンポーネントで磨いた技術的な核を、市場で成長していく領域にも応用して参ります。音楽の聴き方、聴く手段はさまざまですが、いい音で聴きたいという思いは誰しもがお持ちで、そこに対して手を緩めずきちんと解決策を提供していきたいと考えます。
ーー コロナ禍によって、これまでほとんどイヤホンやヘッドホンでしか音楽を聴いた事がなかった方々も、部屋の中で再生される音楽に触れる機会は増えたと思います。
岡田 コロナ禍は一刻も早く終息してほしいですが、新しい生活の可能性は確かに広がりました。音楽や映像に触れる機会は圧倒的に増えています。その意味でチャンスはまだまだあると考えております。
ライブなどがリアルの場で享受できずにコンテンツ配信の形で補われていますが、コロナ禍の影響がなくなった後でも、リアルと配信が選択できる形が定着することが考えられます。5Gが普及して、多チャンネルなどより情報量の多いコンテンツも配信できるようになると、さらに臨場感のある体験が味わえますから、これに関連した需要はますます増えるのではないでしょうか。我々もそうした方向性を捉えながら、今後もさまざまなご提案をしていきたいと考えております。
ーー 長い歴史の中で培ってきたものがさらに生きてきますね。有難うございました。
受賞インタビュー:ディーアンドエムホールディングス
国内オーディオビジュアルマーケットに展開される数々の製品の中で、機器の魅力を熟知した評論家と全国の有力販売店によるプロの厳正なる審査によって、“絶対買い”のプロダクトを選出し発信する一大アワード「VGP」。映像音響部会における批評家大賞、総合金賞を受賞したデノン、マランツのブランドを展開するディーアンドエムホールディングスで岡田一馬氏が、受賞の栄誉とともにハイファイとAVの展開について抱負を語った。
株式会社ディーアンドエムホールディングス
アジアパシフィック コマーシャル・オペレーションズ ヴァイスプレジデント
岡田一馬氏
インタビュアー 徳田ゆかり(ファイルウェブビジネス担当)
■総合金賞受賞のマランツのAVアンプ新製品群。市場における重要な位置付けを占める。
ーー 御社が展開するハイファイオーディオブランド、デノンは今年110周年を迎え、マランツは2023年に70周年を迎えます。歴史ある2つのブランドから今年もすばらしい商品の数々がリリースされ、VGP2021で数多く受賞されました。まず、映像音響部会で総合金賞を受賞したのがマランツのAVアンプSR8015、SR6015、NR1711です。
岡田 今回は大変栄誉ある賞を頂戴しまして、大変有り難く嬉しい気持ちです。SR8015は一体型のAVアンプとして最高峰に位置付けられ、SR6015はミドルレンジ帯としてアピールして参ります。また NR1711はスリムなデザインで、リビングにおけるさまざまなエンターテイメント機器のコントロールモデルとして訴求しております。
NRシリーズは前モデルの「NR1710」が2019年6月の発売以降AVアンプの全カテゴリーで市場シェアNo.1を誇っております。2chのスピーカーで再生されている方が多く、まさにオールラウンドの活躍ですね。新モデルでさらに楽しみ方が広がるものと思っております。
■デノンの110周年アニバーサリーモデル、AVアンプAVC-A110。フラグシップの存在感を大いにアピール
ーー さらに映像音響部会で批評家大賞を受賞したのが、デノンの110周年記念アニバーサリーモデルであるAVC-A110です。
岡田 今年アニバーサリーモデルとしてリリースしたのは、AVアンプのフラグシップモデルAVC-A110を始め、ハイファイのプリメインアンプPMA-A110、CDプレーヤーDCD-A110、そしてMCカートリッジDL-A110。この4カテゴリーはデノンの強みであり最も得意とするところで、長く培ってきた歴史の節目に思いを込めたものです。
AVC-A110は、従来のフラグシップであるAVC-X8500Hをベースに、低域解像度、ハイスピードサウンド、高い機構安定性、高い放熱安定性といった4つのポイントを掘り下げて、サウンドマネージャーが理想とするサウンドを追求したもの。次世代規格として、映像面では8K/60p、4K/120pのHDMI入出力、著作権保護規格HDCP 2.3、8Kアップサンプリング、次世代HDMI規格「HDMI 2.1」で採用予定の新機能にも対応していますし、音声面ではドルビーアトモス/DTS:X Pro/IMAX Enhanced/Auro-3Dといったイマーシブオーディオに加え、新4K/8K衛星放送の音声フォーマット「MPEG-4 AAC」のストレートデコードに対応しています。
AVアンプのビジネス展開におけるボリュームゾーンはここより下の価格帯になりますが、フラグシップのAVC-A110で追求した技術の粋を応用することでボリュームゾーンの製品も存在感が大いに高まります。そういう意味でも、AVC-A110の存在意義は非常に重要なのです。今回このような賞を頂戴したことで、その価値が一層高まると思っております。
■市場のメインストリームを突き進む、デノンのハイファイコンポーネント
ーー デノンのPMA-A110、DCD-A110はピュアオーディオ部会の特別大賞を、DL-A110は企画賞を受賞しています。これらのような30万円前後の価格帯はハイファイコンポーネントの市場で非常に重要な位置付けにあり、オーディオ銘機賞を含めて高く評価されています。
岡田 非常に有難いことです。110周年記念モデルとして、PMA-A110 の差動2段アンプ回路「Advanced UHC-MOSシングルプッシュプル増幅回路」や、DCD-A110のアナログ波形再現技術である「Ultra AL32 Processing」といった技術に代表されるように、「次の10年につながる技術を追求した製品群であり、我々の得意とするコンポーネントの分野でしっかりと強みをアピールしたいと思います。
■マランツのハイファイコンポーネント新世代モデル 30シリーズ、新たな“顔”で存在感を示す
ーー マランツのハイファイコンポーネント、30シリーズのネットワークSACDプレーヤーSACD 30nとプリメインアンプMODEL 30もピュアオーディオ部会の企画賞を受賞しました。
岡田 コンポーネントの新世代機種として、デザインが大きく変わりました。デザインを決定するタイミングで私は前職の設計リーダーの立場にありましたが、その時社内ではさまざまな議論があったのです。結果としてこれまで踏襲してきたものと新しいものとが融合したデザインとなりましたが、かなりの苦労の上に仕上げたもので感慨深いです。
新たな30シリーズについては、リビングに飾りたくなる、特に女性がご覧になって素敵だと思っていただけるよう作り上げました。このたびの受賞を始め、世界的に非常に高いご評価をいただいて安堵しております。従来のマランツファンの方々に気に入っていただき買い替え促進につなげたいですし、新しいお客様にもアピールできるものとおおいに期待しています。
■新たな生活スタイルの中で高まる需要と可能性、強いブランド群のシナジーでさらなる展開を図る
ーー これらが発売されてからの手応えはいかがでしょうか。
岡田 総じて市場から高いご評価を頂戴し、生産が追いつかずにお客様をお待たせしており、大変心苦しい思いでおります。今年はコロナの影響を受けて3月・4月は需要が著しく落ち、本当に苦労しましたが、その後5月以降は世界中でほぼ同時に巣ごもり需要が上がり出し、現在まで続いています。需要という意味では順調ですが、それにお応えするために、懸命に努力しております。
ーー 需要が上がっている今、年末の動向も期待されます。
岡田 実需の盛り上がりのピークはやはり年末にあります。例年でしたら、業界でのさまざまな大型イベントや御販売店様での試聴イベントなどがさまざまに開催されて年末を迎える流れになっていましたが、今年はそれらができなくなってしまいました。そこで販促策に工夫をしています。
方策の1つはYouTube。御販売店様が作成される動画コンテンツに我々の社員が出演するなど、協力させていただいています。またオンラインセミナーとして、まず御販売店様向けのセミナーを開催し、さらに御販売店様がお客様向けに行う試聴セミナーにご協力する形で展開しています。困難な状況の中ですが、動画コンテンツの便利さ、有り難さを実感しております。
ーー 今年、御社が国内で輸入代理業務を展開してきたB&Wが、御社と同じサウンドユナイテッドのグループに加わりました。
岡田 これは私としても大変嬉しいニュースです。私自身はディーアンドエムホールディングスが設立された直後に入社し、経営戦略室でM&Aの案件も手掛けさせていただきましたが、B&Wは長い間その候補の1つだったのです。今回は千載一遇のタイミングで、すべての関係者にとっていい結果になったと思います。
B&Wと私どものこれまでの関係の中でも、クオリティコントロールに関して我々は強く要望を出してきましたが、我々の声がより届きやすい環境になります。かつ我々が手がけることでグローバルでの販路が格段に広がり、より多くのお客様に届ける機会が増えます。B&Wの商品群が、今後さらに強みを増すと期待しています。
ーー デノン、マランツという歴史ある強いブランドの展開も、ますます楽しみですね。
岡田 2つのブランドが統合して20年近く経過しました。社内に紆余曲折はありましたが、明確な音の違い、デザインの違いをもって2つのブランドはそれぞれの個性を発揮し、有難いことにたくさんのお客様のご支持をいただいています。
ここ何年かの間で会社をめぐる環境に色々な変化がありましたが、大きく俯瞰すると、我々のコアである製品の開発や販売力が弱まることはなく、そこはひたすら守られてきました。我々はこの先も、ハイファイコンポーネント、AVのコンポーネントの業界をリードし続けたいですし、それに恥じないものづくりを継続していきたいと思っています。
またコンポーネントだけでなく、ヘッドホンやシステムオーディオ、ワイヤレススピーカーやサウンドバーなどより身近な商品もしっかりとやって参ります。コンポーネントで磨いた技術的な核を、市場で成長していく領域にも応用して参ります。音楽の聴き方、聴く手段はさまざまですが、いい音で聴きたいという思いは誰しもがお持ちで、そこに対して手を緩めずきちんと解決策を提供していきたいと考えます。
ーー コロナ禍によって、これまでほとんどイヤホンやヘッドホンでしか音楽を聴いた事がなかった方々も、部屋の中で再生される音楽に触れる機会は増えたと思います。
岡田 コロナ禍は一刻も早く終息してほしいですが、新しい生活の可能性は確かに広がりました。音楽や映像に触れる機会は圧倒的に増えています。その意味でチャンスはまだまだあると考えております。
ライブなどがリアルの場で享受できずにコンテンツ配信の形で補われていますが、コロナ禍の影響がなくなった後でも、リアルと配信が選択できる形が定着することが考えられます。5Gが普及して、多チャンネルなどより情報量の多いコンテンツも配信できるようになると、さらに臨場感のある体験が味わえますから、これに関連した需要はますます増えるのではないでしょうか。我々もそうした方向性を捉えながら、今後もさまざまなご提案をしていきたいと考えております。
ーー 長い歴史の中で培ってきたものがさらに生きてきますね。有難うございました。
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