• ブランド
    特設サイト
公開日 2007/10/05 19:03

<TIAS2007:アキュフェーズ>DP-700やE-350など新モデル4機種を公開

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
アキュフェーズは、今回が初お披露目となる新製品4機種を一挙発表した。順にご紹介していこう。

ステレオプリメインアンプ「E-350」 は11月中旬発売予定で、価格は367,500円(税込)。E-308をフルモデルチェンジした製品で、上位機E-450と同様、AAVA-II方式のボリューム・コントロールを搭載した。パワーアンプ部は、インツスルメンテーション・アンプ構成でバランス伝送化。増幅回路はカレント・フィードバック方式を採る。出力は100W/ch(8Ω時)で、2系統のバランス入力を備える。

E-350

斜めからみたところ

E-350の内部構造

SACDプレーヤー「DP-700」は1,155,000円(税込)で、発売は12月上旬を予定。一体型モデルで、セパレート型の「DP-800/DC-801」をノウハウをすべて投入したモデルとなる。800/801に搭載されたSACDドライブメカや、入力したDSDを5.6448MHz/1bitにアップサンプリングし、1クロックずつ遅延させたDSD信号を8個のDACで変換、それぞれの信号を加算する「MDSD」方式などは、すべて800/801と同じものを採用している。デジタル出力はHS-LINK、同軸デジタル、光デジタルが用意され、アナログはバランス/アンバランスを各1系統装備する。

DP-700

DP-700の内部構造

DP-700に搭載された同社オリジナルのメカドライブ

デジタル・ヴォイシング・イコライザー「DG-48」は、DC-38の後継機。価格は787,500円(税込)で、発売は12月下旬を予定する。DG-38にはアナログ入出力がオプションで用意されていたが、装着しているユーザーが多いことから、DG-48は標準状態でアナログ(バランス/アンバランス)入出力を装備した。またHS-LINK端子も備えている。モニター部はタッチパネルの液晶ディスプレイを装備し、スタイラス・ペンでの各種操作や、好みの特性カーブを描いて入力することなどが可能になった。

DG-48

モノラルパワーアンプ「M-6000」も参考出展ながら展示。価格は未定で、2008年3月の発売を予定する。「M-8000」の後継機で、「8000より安くすることを目標にしたい」(同社説明員)という。構成はパワーMOS FET 16パラレル・プッシュプルで、低インピーダンス時でも安定した出力と、スピーカーの定電圧駆動を実現。出力は1Ω負荷時で1200Wとなる。さらにこの製品をブリッジ接続すると、2Ω負荷時で2400Wの出力が得られる。また、質量が38.5kgと軽量化したことも注目に値する。

M-6000

内部も見ることができる

このほか、プリメインアンプ「E-450」など、最近発表されたモデルはもちろん、同社オーディオ製品のほぼすべてのラインナップを展示。圧巻の内容だった。

新製品を中心にラインナップがズラリと並ぶ

アキュフェーズファンにはたまらない光景だろう


試聴に使われていたスピーカーはウィルソン・オーディオ「System 8」
取材を行った際の同社ブースのデモは、E-450でウィルソン・オーディオ「System 8」をドライブ。ほかにはJBL「DD66000」も置かれていた。

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX