公開日 2010/11/05 20:47
【TIAS】ノアブースで1本1,000万円のスピーカー「The Sonus Faber」を体感/「OLIVE 3 HD」など新製品多数披露
全世界30セットの限定販売
ノアのブースでは、同社が取り扱うソナス・ファベールのフラグシップスピーカー「The Sonus Faber」を筆頭に、OLIVEのネットワークプレーヤー「OLIVE 3 HD」まで、初披露モデルを含む多数の新製品が出展されている。
「The Sonus Faber」は、30年に及ぶ同ブランドの歴史のなかで初めてブランド名を冠して発表した、1本1,000万円(税別/送料・設置料除く)という超弩級フラグシップスピーカー。外形寸法は747W×1,713H×751Dmm、質量は305kgで、全世界30セットの限定販売。現在注文受付中だ。
3.5ウェイ+2ウェイの7スピーカー構造を採用。フロントトゥイーター、フロントスコーカー、フロントウーファーに加え、キャビネット側面にサブウーファーを、また製品リア部に「MINIMA」に使用していたユニットの改良形となるトゥイーターとウーファーを搭載している。
フロントトゥイーターは29mmリングラジエーター付きトゥイーターで、振動板はシルク、マグネットはネオジウムとサマリウム・コバルトの複合構成だ。フロントスコーカーは165mmコーン型で、振動板には植物系素材を採用。250Hz〜3,200Hzの帯域再生を担当する。フロントウーファーは250mmコーン型ウーファーを2個使用。振動板は中空状粒子を樹脂で固めたシンタティックフォームの両面をセルロースパルプで挟んだサンドウィッチ構造だ。
サブウーファーは380mmコーン型ウーファーで、フロントウーファーと同じくシンタティックフォームの両面をセルロースパルプで挟んだサンドウィッチ構造。
背面には25mmソフトドーム型トゥイーターと110mmコーン型ウーファーを搭載。この組み合わせによる「Sound Field shaper」により、リアのプレゼンスを向上させている。
またスタンド部はサスペンション構造とし、床から戻ってくる振動の影響を排除している。キャビネット表面はレザー張りで、外観の美しさに加えキャビネット表面の音の乱反射を整える役割も果たす。
続いて注目を集めているのが、ブルメスターのフォノイコライザープリアンプ「100」だ。こちらはオプションでA/Dコンバーター(315,000円)も装着可能なのが特徴のひとつ。ノアが提案する「デジタルとアナログの融合」というテーマを体現する製品と言える。
そのほか、今年12月から来年1月の間に発売を予定しているPRIMAREのプリメインアンプ「I32」、CDプレーヤー「CD32」、フォノイコライザーアンプ「R32」も紹介されていた。「I32」はD級デジタルアンプを搭載し、出力120W+120W(8Ω時)のプリメイン。オプションでデジタルIN-OUTボードを用意する予定とのこと。このオプションボードにはUSB端子などを備えており、USBでiPodデジタル接続を行ったり、iPodの映像をパススルーでテレビに送ることができる。また同ボードでWi-Fiにも対応するが、こちらは現在、日本の認可申請中とのことだ。
R32は、I32とCD32の組み合わせに適したMM/MC両対応のフォノイコライザーアンプ。入力インピーダンスは10/20/50/100/200/500/47kΩ。左右チャンネルを独立して切り替え可能。イコライザー回路はCR+NF回路で、ノイズが少なく全帯域での歪み率が一定しているという。
以下、今回初登披露となる新製品や、出展されていた製品を写真レポートでお届けしよう。
「The Sonus Faber」は、30年に及ぶ同ブランドの歴史のなかで初めてブランド名を冠して発表した、1本1,000万円(税別/送料・設置料除く)という超弩級フラグシップスピーカー。外形寸法は747W×1,713H×751Dmm、質量は305kgで、全世界30セットの限定販売。現在注文受付中だ。
3.5ウェイ+2ウェイの7スピーカー構造を採用。フロントトゥイーター、フロントスコーカー、フロントウーファーに加え、キャビネット側面にサブウーファーを、また製品リア部に「MINIMA」に使用していたユニットの改良形となるトゥイーターとウーファーを搭載している。
フロントトゥイーターは29mmリングラジエーター付きトゥイーターで、振動板はシルク、マグネットはネオジウムとサマリウム・コバルトの複合構成だ。フロントスコーカーは165mmコーン型で、振動板には植物系素材を採用。250Hz〜3,200Hzの帯域再生を担当する。フロントウーファーは250mmコーン型ウーファーを2個使用。振動板は中空状粒子を樹脂で固めたシンタティックフォームの両面をセルロースパルプで挟んだサンドウィッチ構造だ。
サブウーファーは380mmコーン型ウーファーで、フロントウーファーと同じくシンタティックフォームの両面をセルロースパルプで挟んだサンドウィッチ構造。
背面には25mmソフトドーム型トゥイーターと110mmコーン型ウーファーを搭載。この組み合わせによる「Sound Field shaper」により、リアのプレゼンスを向上させている。
またスタンド部はサスペンション構造とし、床から戻ってくる振動の影響を排除している。キャビネット表面はレザー張りで、外観の美しさに加えキャビネット表面の音の乱反射を整える役割も果たす。
続いて注目を集めているのが、ブルメスターのフォノイコライザープリアンプ「100」だ。こちらはオプションでA/Dコンバーター(315,000円)も装着可能なのが特徴のひとつ。ノアが提案する「デジタルとアナログの融合」というテーマを体現する製品と言える。
そのほか、今年12月から来年1月の間に発売を予定しているPRIMAREのプリメインアンプ「I32」、CDプレーヤー「CD32」、フォノイコライザーアンプ「R32」も紹介されていた。「I32」はD級デジタルアンプを搭載し、出力120W+120W(8Ω時)のプリメイン。オプションでデジタルIN-OUTボードを用意する予定とのこと。このオプションボードにはUSB端子などを備えており、USBでiPodデジタル接続を行ったり、iPodの映像をパススルーでテレビに送ることができる。また同ボードでWi-Fiにも対応するが、こちらは現在、日本の認可申請中とのことだ。
R32は、I32とCD32の組み合わせに適したMM/MC両対応のフォノイコライザーアンプ。入力インピーダンスは10/20/50/100/200/500/47kΩ。左右チャンネルを独立して切り替え可能。イコライザー回路はCR+NF回路で、ノイズが少なく全帯域での歪み率が一定しているという。
以下、今回初登披露となる新製品や、出展されていた製品を写真レポートでお届けしよう。