• ブランド
    特設サイト
公開日 2012/02/10 14:04

エソテリック、KシリーズのVOSPメカ搭載スタンダードSACDプレーヤー「K-07」

32bitデュアルモノDAC採用
ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
エソテリック(株)は、最上位モデル「K-01」のコンセプトを継承した、KシリーズのSACDプレーヤー「K-07」を3月下旬に発売する。価格は409,500円(税込)。


K-07
フラグシップの「P-02」「K-01」と同一の軸摺動型ピックアップを搭載。レンズを移動させたときにレーザーの光軸が常に垂直方向を維持し、高精度な信号読み取りを実現する。メカニズムのハウジング部には8ミリ厚のスチール製大口径スタビライザーを装着し、メカニズムの剛性を高め、ディスクの高速回転による振動を排除することで、安定したデータの読み取りを可能にしている。

DAコンバーターには旭化成エレクトロニクスの32bit DAC「AK4392」を採用。チャンネルごとに2回路を組み合わせたパラレル/ディファレンシャル出力とすることで、高リニアリティーと低ノイズ化を実現した。デジタル信号の処理回路からL/Rそれぞれ左右に配置されるDACとアナログ出力回路部を完全デュアル・モノ構成とすることで、優れたチャンネルセパレーションを実現。定位感と奥行き感に富んだ高品位な再生を可能にしている。

最終段のアナログオーディオ出力には新日本無線のハイエンド・オーディオ用オペアンプ「MUSES」を採用。XLRオーディオ出力は、ホット/コールド各々の信号ラインごとにシンメトリー配置した完全バランス構成を採る。RCAオーディオ出力を選択した場合は、パラレルバッファー出力構成として動作させる。


本機の背面端子部

本機のリモコン
電源部には大型トロイダル・トランスを搭載。複数の大型コンデンサーを組み合わせて強力な電源回路を形成し、各回路ブロックに安定してクリーンな電源を供給する。

DDコンバート機能はソースに合わせて多彩な変換機能を搭載。オリジナルFsでの再生に加え、「RDOT(Refined Digital Output Technology)」アルゴリズムにより、2倍/4倍にサンプリング周波数を変換するPCMアップコンバート、PCMオーディオ信号をDSDフォーマットに変換する「PCM>DSDコンバート」などを備えた。

PCM信号の処理用に4種類の異なるデジタルフィルターを搭載し、OFFモードを含め使い分けられる。FIR型デジタルフィルター2種に加え、プリエコーのない自然な音の立ち上がりが特徴のショートディレイ型デジタルフィルターも2種搭載する。

デジタル入力は同軸、光に加えてUSBも搭載。全てのデジタル入力が最高192kHz/24bitのハイサンプリングソースに対応している。またエソテリックオリジナルのPC用ドライバーソフトを使い、アシンクロナス伝送と192kHz/24bit入力に対応。USBアイソレーターも搭載し、スタジオマスタークオリティのソースも高品位に再生する。

クロック回路には高精度VCXO(電圧制御型水晶発振器)を搭載し、専用の安定化電源回路で内部クロックの安定度を高めた。VCXOで生成した高精度オーディオクロックは最短距離でデュアルモノ構成のDACへと供給する。

SACD再生時には別売の高精度マスタークロックジェネレーターとの接続により、本機の動作を超高精度クロックと同期させることも可能。ディスク再生時には44.1kHz系列のワードクロックの他、10MHzクロックにも同期できる。またアシンクロナスUSB入力時にも外部クロックとの同期が可能だ。外部クロックジェネレーターとの「ダイレクト・マスタークロックLINK」にも対応した。

その他、32bit精度のデジタルアッテネーター機能やXLRオーディオ出力の出力レベル切り替え、XLRのピンアサイン変更なども可能だ。

本体はフロント、棚板、天板とフロントコーナー部に肉厚のアルミ材を採用。ビスを排除した天板と、コーナー部のラウンドフォルムはエソテリックのフラグシップラインのセパレート型デジタルプレーヤーのデザインを踏襲している。

【問い合わせ先】
エソテリック(株)
AVお客様相談室
TEL/0570-000-701

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックを見る
  • ジャンルSACDプレーヤー/トランスポート
  • ブランドESOTERIC
  • 型番K-07
  • 発売日2012年3月下旬
  • 価格¥409,500(税込)
【SPEC】●再生可能ディスク:スーパーオーディオCD、CD、CD-R、CD-RW ●アナログオーディオ出力:RCA×1、XLR×1 ●周波数特性:5Hz〜55kHz(-3dB) ●S/N比:115dB ●デジタルオーディオ出力:同軸デジタル×1、光デジタル×1 ●デジタルオーディオ入力:RCA×1、光デジタル×1、USB-B×1 ●クロックシンク端子:BNC×1 ●消費電力:12W ●外形寸法:445W×131H×358Dmm(突起部含まず) ●質量:約14kg
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX