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公開日 2012/02/16 15:33

DYNAUDIO、ワイヤレス・アクティブスピーカー「Xeo」を正式発表 ー 欧州は3月出荷・国内未定

フロア型/ブックシェルフの2タイプ
ファイル・ウェブ編集部
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DYNAUDIOは、ワイヤレス対応のアクティブスピーカー“Xeo(ジオ)シリーズ”を発表。フロア型「Xeo 5」と、ブックシェルフ型「Xeo 3」の詳細を明らかにした。


DYNAUDIO Xeoシリーズ
“Xeoシリーズ”は、今年の年初にアメリカで開催された2012 International CESの会場でお披露目され話題を集めたモデル(関連ニュース)。スピーカーは専用のワイヤレストランスミッターとセットになっており、それぞれ2.4GHz帯の高品位なデジタルワイヤレス伝送に対応している。電源やボリュームの操作が行える専用リモコンも付属する。

ラインナップはフロア型の「Xeo 5」とブックシェルフ型の「Xeo 3」。ヨーロッパでは3月からの出荷開始が予定されているが、日本では現在、電波法の取得を含めた準備が進められている段階であり、2012年2月16日時点での発売時期や価格は未定となっている。

参考までにヨーロッパでの販売形態と価格をご紹介しよう。なお、各モデルともにフィニッシュはハイグロス・ブラックとハイグロス・ホワイトの2色を用意する。


Xeo 5
・「Xeo 5」セット/2,700ユーロ
 セットの内容:Xeo 5スピーカー(ペア)、トランスミッター、リモコン


Xeo 3
・「Xeo 3」セット/1,500ユーロ
 セットの内容:Xeo 3スピーカー(ペア)、トランスミッター、リモコン

<追加スピーカー>
・Xeo 5/1,235ユーロ(ペア・リモコン付属)
・Xeo 3/2,565ユーロ(ペア・リモコン付属)

両機種ともにトゥイーターはDYNAUDIOのプレシジョンコーティングを施した27mmソフトドームを1基搭載。ミッド・ウーファーには独自開発のMSP(ケイ酸マグネシウム・ポリマー)製コーンを採用したロングスロー14.5cmドライバーを、Xeo 5が2基、Xeo 3が1基搭載する。背面にはバスレフポートを設ける。

システムのセットアップはトランスミッターに電源を供給し、再生機器とつなぎ、2本のスピーカーに電源を投入するだけ。ソフトウェアなどの導入は不要だ。左右スピーカーどうしの結線も不要で、スピーカー背面のスイッチでLeft/Rightチャンネルを固定しておけばよい。双方のスピーカーをMonoに設定することも可能だ。なお、スピーカーは完全ワイヤレス対応となっており、スピーカーケーブルによる接続には対応していない。

2.4GHz帯のデジタル伝送により、48kHz/16bitまでのCD解像度の音声信号を非圧縮のまま送ることができる。建物の構造により条件は異なってくるものの、トランスミッターとスピーカーの間は最長50m、境界のない空間であれば最長100mの距離まで伝送が可能であるという。


トランスミッター
トランスミッターの背面にはアナログL/R端子、ステレオミニ端子のほか、TOS LINK、miniUSB端子が搭載されており、様々なオーディオ機器との接続に対応している。USB接続時には、トランスミッターへバスパワーで給電することができ、その他の接続時には付属の電源アダプターを使う。

Xeoシリーズはマルチルーム/マルチゾーン設置にも対応しており、1台のトランスミッターに対して、最大3ペアのXeoシリーズをペアリングできる。トランスミッター背面の接続端子には1~3までの番号がふられており、スピーカー背面に設けられたスイッチで、スピーカーの帰属を「ルーム1~3」に割り当てることで、それぞれに接続したソース機器の再生音源を個別に供給することが可能だ。また3箇所に同一のソースをストリーミングすることもできる。

付属のリモコンでは各セットについて、入力ソースの切り替え、スピーカーの電源ON/OFF、ボリューム調整、ミュート設定が行える。

スピーカーにはデジタルアンプを搭載し、高効率・ハイパワー駆動を実現。音楽信号が入力されていない状態が続くと自動的に省エネ・スタンバイモードに切り替わり、その間の消費電力は0.6Wと低く抑えることができる。

【問い合わせ先】
DYNAUDIO JAPAN
TEL/03-5542-3545

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