公開日 2012/05/18 16:06
<ハイエンドショウ>DYNAUDIO、ワイヤレススピーカー「Xeo」やATOLL新製品を展示 − 「Confidence C4 Signature」も登場
ATOLLのワイヤレスオーディオを紹介
5月18日から20日まで、東京・有楽町の交通会館で「ハイエンドショウトウキョウ2012スプリング」が開催されている。本項ではDYNAUDIO JAPANのブースを紹介する。
■ワイヤレススピーカー「Xeo」シリーズ
今回の展示の目玉となっているのは、ワイヤレス対応のアクティブスピーカー“Xeo(シオ)シリーズ”だ(関連ニュース)。シリーズを構成するのはフロア型の「Xeo 5」と、ブックシェルフ型の「Xeo 3」だ。
日本では現在、電波法の取得を含め準備が進められており、価格は未定だが、今夏から秋頃の発売が予定されているという。なお、各モデルともにフィニッシュはハイグロス・ブラックとハイグロス・ホワイトの2色を用意する。同社スタッフによれば「今後マットフィニッシュのものも用意されるかもしれない」という。
スピーカーは専用のワイヤレストランスミッターとセットになっており、それぞれ2.4GHz帯の高品位なデジタルワイヤレス伝送に対応している。電源やボリュームの操作が行える専用リモコンも付属する。
セットアップの方法はトランスミッターに電源を供給してから再生機器とつなぎ、2本のスピーカーに電源を投入するだけ。左右スピーカーどうしの結線も不要で、スピーカー背面のスイッチでLeft/Rightチャンネルを固定しておけばよい。双方のスピーカーをMonoに設定することも可能だ。なお、スピーカーは完全ワイヤレス設計となり、ケーブルによる有線接続に対応していないことも特徴だ。
マルチルーム/マルチゾーン設置にも対応しており、1台のトランスミッターに対して、最大3ペアのXeoシリーズをペアリングできる。トランスミッター背面の接続端子には1〜3までの番号がふられており、スピーカー背面に設けられたスイッチで、スピーカーの帰属を「ルーム1〜3」に割り当てることで、それぞれに接続したソース機器の再生音源を個別に供給することが可能だ。
スピーカーは、トゥイーターにDYNAUDIOのプレシジョンコーティングを施した27mmソフトドームを1基搭載。ミッド・ウーファーには独自開発のMSP(ケイ酸マグネシウム・ポリマー)製コーンを採用したロングスロー14.5cmドライバーを、Xeo 5が2基、Xeo 3が1基搭載する。背面にはバスレフポートが搭載されている。
■ATOLLのワイヤレスユニット
ATOLLのブランドからはワイヤレスオーディオの新製品が出展されていた。同ブランドでは、プリアンプ/プリメインアンプの対応機向けオプションとして、Kleer規格対応のワイヤレスボードを製品化。これをプリインストールした「Seシリーズ」のプリメインアンプ「IN100Se」が本日の会場に参考出展されていた。
ワイヤレスボードを本体内に装填して、非圧縮のCDフォーマットと同等の高品位なサウンドがワイヤレスでも楽しめるようになる。IN100/IN50、PR200/PR100など旧モデルをアップグレードするかたちで、ボードだけのオプション販売も実施される。
ボードを購入すると、筐体背面に装着するアンテナと、専用USBドングルが付属してくる。USBドングルをPCなどに接続した状態で、アンプ側にオーディオ信号をワイヤレスで送り、再生が楽しめるようになる。なお、ATOLLではiPhone/iPod用ドングルも開発を進めており、別売のオプションアクセサリーとして販売を計画しているという。
■ATOLLのワイヤレス再生対応DAC
先述のワイヤレスボードをプリセットした、192kHz/24bit対応のワイヤレスDAコンバーター「DAC200」も、発売を控える製品として参考展示されていた。本機は国内発売に向けて、現在ワイヤレス周りの認証を行っている段階で、正式な発売時期は近くアナウンスする予定だという。価格は15万円前後となりそうだ。
DACチップには192kHz/24bit対応のバーブラウン「PCM1792」を採用。AES/EBU、SPDIF(同軸・光)/USB入力経由で192kHz/24bit信号の再生に対応する。
■Cルーム隣のトライオードブースに「Confidence C4 Signature」登場
会場「Cルーム」でDYNAUDIO JAPANと隣り合うトライオードのブースでは、DYNAUDIOの新フラグシップスピーカー「Confidence C4 Signature」のサウンドを楽しむことができる。
本機はトライオード(株)の山崎氏が社長を兼務するゴールドムンドジャパン(株)が、このほど取扱いをスタートさせるGOLDMUNDのコンポーネントをデモするために用意したものという。ヨーロッパのハイエンドブランド同士の共演に、多くの来場者が注目していた。
■ワイヤレススピーカー「Xeo」シリーズ
今回の展示の目玉となっているのは、ワイヤレス対応のアクティブスピーカー“Xeo(シオ)シリーズ”だ(関連ニュース)。シリーズを構成するのはフロア型の「Xeo 5」と、ブックシェルフ型の「Xeo 3」だ。
日本では現在、電波法の取得を含め準備が進められており、価格は未定だが、今夏から秋頃の発売が予定されているという。なお、各モデルともにフィニッシュはハイグロス・ブラックとハイグロス・ホワイトの2色を用意する。同社スタッフによれば「今後マットフィニッシュのものも用意されるかもしれない」という。
スピーカーは専用のワイヤレストランスミッターとセットになっており、それぞれ2.4GHz帯の高品位なデジタルワイヤレス伝送に対応している。電源やボリュームの操作が行える専用リモコンも付属する。
セットアップの方法はトランスミッターに電源を供給してから再生機器とつなぎ、2本のスピーカーに電源を投入するだけ。左右スピーカーどうしの結線も不要で、スピーカー背面のスイッチでLeft/Rightチャンネルを固定しておけばよい。双方のスピーカーをMonoに設定することも可能だ。なお、スピーカーは完全ワイヤレス設計となり、ケーブルによる有線接続に対応していないことも特徴だ。
マルチルーム/マルチゾーン設置にも対応しており、1台のトランスミッターに対して、最大3ペアのXeoシリーズをペアリングできる。トランスミッター背面の接続端子には1〜3までの番号がふられており、スピーカー背面に設けられたスイッチで、スピーカーの帰属を「ルーム1〜3」に割り当てることで、それぞれに接続したソース機器の再生音源を個別に供給することが可能だ。
スピーカーは、トゥイーターにDYNAUDIOのプレシジョンコーティングを施した27mmソフトドームを1基搭載。ミッド・ウーファーには独自開発のMSP(ケイ酸マグネシウム・ポリマー)製コーンを採用したロングスロー14.5cmドライバーを、Xeo 5が2基、Xeo 3が1基搭載する。背面にはバスレフポートが搭載されている。
■ATOLLのワイヤレスユニット
ATOLLのブランドからはワイヤレスオーディオの新製品が出展されていた。同ブランドでは、プリアンプ/プリメインアンプの対応機向けオプションとして、Kleer規格対応のワイヤレスボードを製品化。これをプリインストールした「Seシリーズ」のプリメインアンプ「IN100Se」が本日の会場に参考出展されていた。
ワイヤレスボードを本体内に装填して、非圧縮のCDフォーマットと同等の高品位なサウンドがワイヤレスでも楽しめるようになる。IN100/IN50、PR200/PR100など旧モデルをアップグレードするかたちで、ボードだけのオプション販売も実施される。
ボードを購入すると、筐体背面に装着するアンテナと、専用USBドングルが付属してくる。USBドングルをPCなどに接続した状態で、アンプ側にオーディオ信号をワイヤレスで送り、再生が楽しめるようになる。なお、ATOLLではiPhone/iPod用ドングルも開発を進めており、別売のオプションアクセサリーとして販売を計画しているという。
■ATOLLのワイヤレス再生対応DAC
先述のワイヤレスボードをプリセットした、192kHz/24bit対応のワイヤレスDAコンバーター「DAC200」も、発売を控える製品として参考展示されていた。本機は国内発売に向けて、現在ワイヤレス周りの認証を行っている段階で、正式な発売時期は近くアナウンスする予定だという。価格は15万円前後となりそうだ。
DACチップには192kHz/24bit対応のバーブラウン「PCM1792」を採用。AES/EBU、SPDIF(同軸・光)/USB入力経由で192kHz/24bit信号の再生に対応する。
■Cルーム隣のトライオードブースに「Confidence C4 Signature」登場
会場「Cルーム」でDYNAUDIO JAPANと隣り合うトライオードのブースでは、DYNAUDIOの新フラグシップスピーカー「Confidence C4 Signature」のサウンドを楽しむことができる。
本機はトライオード(株)の山崎氏が社長を兼務するゴールドムンドジャパン(株)が、このほど取扱いをスタートさせるGOLDMUNDのコンポーネントをデモするために用意したものという。ヨーロッパのハイエンドブランド同士の共演に、多くの来場者が注目していた。