公開日 2016/03/18 16:04
エソテリック、ネットワークオーディオプレーヤー/USB-DAC「N-05」。55万円
音質や操作性へのこだわりを詰め込んだ
エソテリックは、ネットワークオーディオプレーヤー「N-05」を4月1日に発売する。価格は55万円(税抜)。
ネットワークオーディオプレーヤー機能とUSB-DAC機能を搭載したオーディオプレーヤー。
ネットワークオーディオでは、DSDは2.8/5.6MHz、PCMは最高192kHz/24bitの再生が可能。384kHz/32bitのPCM音源については、USB-DACモードでネイティブ再生が行え、ネットワークオーディオモードではダウンコンバート再生となる。
対応するオーディオフォーマットはDSF/DSDIFF/FLAC/ Apple Lossless/ WAV/ AIFF/ MP3/ AAC。すべてのロスレス音源でギャップレス再生に対応した。なお、エソテリックのサイトではTIDALとの連携機能がアピールされているが、現在のところ同サービスは、日本では提供されていない。
DACにはAKMのAK4490を採用。各チャンネル差動4回路(8出力)のパラレル/ディファレンシャル構成としている。またデュアルモノ構成を採用することでチャンネルセパレーションを高めた。さらにチャンネルあたり500,000μFのスーパーキャパシター「EDLC」を装備したことも特徴で、これにより特に低域の再生能力を高めている。
また、特許出願中という「34bitD/Aプロセッシング・アルゴリズム」も見所の一つ。24bitの1,024倍のデータ量を持つ34bitで処理することで演算誤差を最小化し、高音質再生につなげている。
■音質を高めるための数々の試み
バッファーアンプにも工夫を施した。同社のプリアンプ上位機種「Grandioso C1」をはじめとしたノウハウを投入し、ESOTERIC-HCLD Type 2バッファーアンプを各チャンネルに2回路搭載し、XLR出力の際は差動、RCA出力の場合は並列駆動を行う。
電源部は大型のカスタムトロイダルトランスと大型コンデンサーを組み合わせた電源回路を採用。クロックにはエソテリックとNDK(日本電波工業)が共同開発したVCXO(電圧制御型水晶発振器)を採用している。クロックについては外部入力端子も備え、エソテリックの外部マスタークロックジェネレーターG-02が利用可能。44.1/88.2/176.4kHzワードクロックのほか10MHz、及び22MHzダイレクトマスタークロックLINKに対応している。
D/D変換も多彩で、オリジナルFs/2/4/8倍のPCMアップコンバート、独自アルゴリズムによるPCM←→DSDの相互フォーマット変換、デジタルフィルター/フィルターのOFFが選択できる。
入力端子では、デジタルはUSB×1、同軸×2、光×1を装備。光入力は、PCM192kHz/24bit、DSD2.8MHz(DoP)に対応。USBはアシンクロナス伝送とDSD2.8/5.6/11.2MHz、PCM384kHz/32bitのネイティブ再生に対応している。
出力端子では、RCAのデジタル出力×1のほか、アナログ出力はXLR×1、RCA×1を搭載している。
■iPad向け操作アプリ「ESOTERIC Sound Stream」
iPad向け操作アプリ「ESOTERIC Sound Stream」も用意。ユーザーインターフェースを工夫して直感的な操作が可能なだけでなく、上級者向けの機能も用意。特にタグ情報をフル活用した検索性能を高めた。
同アプリでは、画像をアプリ内にキャッシュするため、アルバムアートワークのスクロールが瞬時に行えるほか、録音年代別、作曲者別、カテゴリー別など、ライブラリーの並べ替えもかんたんに行えるとしている。さらにフォーマットの異なる同名楽曲もタグ情報を使うことで、容易に識別することができる。なおアプリは今後iPhone版やAndroid版の開発も予定している。
また本機は、本体背面のUSB端子にストレージを接続し、ストレージ内に楽曲データを入れることで、プレーヤーとストレージが一体化した簡易ミュージックサーバーとしても利用可能。
本体外形寸法は445W×107H×356Dmm、質量は約11kg。
【問い合わせ先】
エソテリック
AVお客様相談室
TEL/0570-000-701
ネットワークオーディオプレーヤー機能とUSB-DAC機能を搭載したオーディオプレーヤー。
ネットワークオーディオでは、DSDは2.8/5.6MHz、PCMは最高192kHz/24bitの再生が可能。384kHz/32bitのPCM音源については、USB-DACモードでネイティブ再生が行え、ネットワークオーディオモードではダウンコンバート再生となる。
対応するオーディオフォーマットはDSF/DSDIFF/FLAC/ Apple Lossless/ WAV/ AIFF/ MP3/ AAC。すべてのロスレス音源でギャップレス再生に対応した。なお、エソテリックのサイトではTIDALとの連携機能がアピールされているが、現在のところ同サービスは、日本では提供されていない。
DACにはAKMのAK4490を採用。各チャンネル差動4回路(8出力)のパラレル/ディファレンシャル構成としている。またデュアルモノ構成を採用することでチャンネルセパレーションを高めた。さらにチャンネルあたり500,000μFのスーパーキャパシター「EDLC」を装備したことも特徴で、これにより特に低域の再生能力を高めている。
また、特許出願中という「34bitD/Aプロセッシング・アルゴリズム」も見所の一つ。24bitの1,024倍のデータ量を持つ34bitで処理することで演算誤差を最小化し、高音質再生につなげている。
■音質を高めるための数々の試み
バッファーアンプにも工夫を施した。同社のプリアンプ上位機種「Grandioso C1」をはじめとしたノウハウを投入し、ESOTERIC-HCLD Type 2バッファーアンプを各チャンネルに2回路搭載し、XLR出力の際は差動、RCA出力の場合は並列駆動を行う。
電源部は大型のカスタムトロイダルトランスと大型コンデンサーを組み合わせた電源回路を採用。クロックにはエソテリックとNDK(日本電波工業)が共同開発したVCXO(電圧制御型水晶発振器)を採用している。クロックについては外部入力端子も備え、エソテリックの外部マスタークロックジェネレーターG-02が利用可能。44.1/88.2/176.4kHzワードクロックのほか10MHz、及び22MHzダイレクトマスタークロックLINKに対応している。
D/D変換も多彩で、オリジナルFs/2/4/8倍のPCMアップコンバート、独自アルゴリズムによるPCM←→DSDの相互フォーマット変換、デジタルフィルター/フィルターのOFFが選択できる。
入力端子では、デジタルはUSB×1、同軸×2、光×1を装備。光入力は、PCM192kHz/24bit、DSD2.8MHz(DoP)に対応。USBはアシンクロナス伝送とDSD2.8/5.6/11.2MHz、PCM384kHz/32bitのネイティブ再生に対応している。
出力端子では、RCAのデジタル出力×1のほか、アナログ出力はXLR×1、RCA×1を搭載している。
■iPad向け操作アプリ「ESOTERIC Sound Stream」
iPad向け操作アプリ「ESOTERIC Sound Stream」も用意。ユーザーインターフェースを工夫して直感的な操作が可能なだけでなく、上級者向けの機能も用意。特にタグ情報をフル活用した検索性能を高めた。
同アプリでは、画像をアプリ内にキャッシュするため、アルバムアートワークのスクロールが瞬時に行えるほか、録音年代別、作曲者別、カテゴリー別など、ライブラリーの並べ替えもかんたんに行えるとしている。さらにフォーマットの異なる同名楽曲もタグ情報を使うことで、容易に識別することができる。なおアプリは今後iPhone版やAndroid版の開発も予定している。
また本機は、本体背面のUSB端子にストレージを接続し、ストレージ内に楽曲データを入れることで、プレーヤーとストレージが一体化した簡易ミュージックサーバーとしても利用可能。
本体外形寸法は445W×107H×356Dmm、質量は約11kg。
【問い合わせ先】
エソテリック
AVお客様相談室
TEL/0570-000-701
トピック
- ジャンルネットオーディオプレーヤー
- ブランドESOTERIC
- 型番N-05
- 発売日2016年4月1日
- 価格¥550,000(税抜)
【SPEC】●対応サンプリングレート:最高384kHz/32bit PCM、5.6MHz DSD ●入力端子:USB×1、同軸デジタル×2、光デジタル×1 ●出力端子:RCAデジタル×1、アナログXLR×1、アナログRCA×1 ●外形寸法:445W×107H×356Dmm ●質量:約11kg