公開日 2016/04/21 13:32
第28回ミュージック・ペンクラブ音楽賞発表。B&W、クリプトンなどが受賞
「第28回ミュージック・ペンクラブ音楽賞」(主催:一般社団法人ミュージック・ペンクラブ・ジャパン)の受賞者および作品が決定し、4月20日に文京シビックセンター・スカイホールにて受賞式が開催された。
この音楽賞は、音楽の3つの分野(クラシック/ポピュラー/オーディオ)で活動する会員 総数約160名を擁する「一般社団法人ミュージック・ペンクラブ・ジャパン」が発表する年間の音楽賞。音楽に関わる言論・執筆活動を行っている評論家やミュージック・ライター、音楽学者、作曲家、文芸評論家などによる自主投票によって選出されているのが特徴だ。
今回の受賞対象は以下の通り。なお、受賞理由や解説などについては、一般社団法人ミュージック・ペンクラブの公式サイトに詳細が解説されているので、そちらをご覧いただきたい。
<クラシック部門>
*独奏・独唱部門賞 「小山実稚恵」(ピアノ)
*室内楽・合唱部門賞 「アントネッロ」(古楽アンサンブル)
*オペラ・オーケストラ部門賞 「公益財団法人 札幌交響楽団」
*現代音楽部門賞 「公益財団法人 サントリー芸術財団」
*研究・評論部門賞 「筝を友として 評伝 宮城道雄<人・音楽・時代>」(千葉優子 著/株式会社アルテスパブリッシング)
*特別賞 「皆川達夫」
<ポピュラー部門>
*録音録画作品賞/日本人アーティスト
「寺井尚子/ホット・ジャズ」(ユニバーサルミュージック合同会社)
*録音録画作品/外国人アーティスト
「キース・リチャーズ/クロスアイド・ハート」(ユニバーサルミュージック合同会社)
*コンサートパフォーマンス賞/日本人アーティスト
「小曽根 真」(通年でのコンサート活動)
*コンサートパフォーマンス賞/外国人アーティスト
「エルトン・ジョン/ELTNO JHON AND HIS BAND」(11/18横浜アリーナ)
*ブライテストホープ賞
「石若 駿」
*企画著作出版物賞
「証言で綴る日本のジャズ」(小川隆夫 著/駒草出版)
*特別賞
「サザンオールスターズ」
*功労賞
「B.B.キング」
「相倉久人」
<オーディオ部門>
*技術開発賞
「新800シリーズ(D3)/Bowers&Wilkins」(D&M)
*優秀録音賞
「指揮/アンドレア・バッティストーニ、演奏/東京フィルハーモニー交響楽団
『プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》全3幕』」(SACD)
*著作出版物賞
「ジェフ・ポーカロの『ほぼ』全仕事」(小原由夫 著/DU BOOKS)
*特別賞
「“<ネオフェード>カーボンマトリックス3層材”のオーディオへの応用」(株式会社クリプトン)
なお賞状贈呈の際、技術開発賞を受賞したD&Mの中川圭史氏は「今年は、B&Wから最上位モデル800が市場投入されると聞いている」と述べ、続けて「D&Mとしても、自社ブランドのデノン・マランツとともに、B&Wとの一層のコラボレーションを図り、日本の音楽ファン・音楽関係者の皆様に良い製品を提供していきたいと考えている」とコメントした。
●一般社団法人ミュージック・ペンクラブ・ジャパンについて
音楽評論家・批評家たちが、1968年に40名ほどのメンバーで「音楽執筆者協議会」として発足した、クラシック/ポピュラー/オーディオ分野に属する会員たちが、その分野を交えて交流する日本唯一の権益保護団体。発足後、会員に音楽学者・作曲家・文芸評論家・DJ・プロデューサー諸氏をはじめ、音楽関連の文筆業・執筆活動を行う人々が加わり、会員の内訳が多様化したことをうけ、1994年に、「ペンを持って音楽と関わる人材を集めた組織」として、「ミュージック・ペンクラブ・ジャパン」と改称。その活動を一層、公的かつ国際的なものとすべく、2014年に法人化に踏み切った。現在の会員総数は約160名。事業としては会員の著作権保護や、1988年に創設した年間の「ミュージック・ペンクラブ音楽賞」の贈呈、ネットによる音楽情報の発信、音楽イベントの企画および運営、公共施設への資料提供などを行っている。
この音楽賞は、音楽の3つの分野(クラシック/ポピュラー/オーディオ)で活動する会員 総数約160名を擁する「一般社団法人ミュージック・ペンクラブ・ジャパン」が発表する年間の音楽賞。音楽に関わる言論・執筆活動を行っている評論家やミュージック・ライター、音楽学者、作曲家、文芸評論家などによる自主投票によって選出されているのが特徴だ。
今回の受賞対象は以下の通り。なお、受賞理由や解説などについては、一般社団法人ミュージック・ペンクラブの公式サイトに詳細が解説されているので、そちらをご覧いただきたい。
<クラシック部門>
*独奏・独唱部門賞 「小山実稚恵」(ピアノ)
*室内楽・合唱部門賞 「アントネッロ」(古楽アンサンブル)
*オペラ・オーケストラ部門賞 「公益財団法人 札幌交響楽団」
*現代音楽部門賞 「公益財団法人 サントリー芸術財団」
*研究・評論部門賞 「筝を友として 評伝 宮城道雄<人・音楽・時代>」(千葉優子 著/株式会社アルテスパブリッシング)
*特別賞 「皆川達夫」
<ポピュラー部門>
*録音録画作品賞/日本人アーティスト
「寺井尚子/ホット・ジャズ」(ユニバーサルミュージック合同会社)
*録音録画作品/外国人アーティスト
「キース・リチャーズ/クロスアイド・ハート」(ユニバーサルミュージック合同会社)
*コンサートパフォーマンス賞/日本人アーティスト
「小曽根 真」(通年でのコンサート活動)
*コンサートパフォーマンス賞/外国人アーティスト
「エルトン・ジョン/ELTNO JHON AND HIS BAND」(11/18横浜アリーナ)
*ブライテストホープ賞
「石若 駿」
*企画著作出版物賞
「証言で綴る日本のジャズ」(小川隆夫 著/駒草出版)
*特別賞
「サザンオールスターズ」
*功労賞
「B.B.キング」
「相倉久人」
<オーディオ部門>
*技術開発賞
「新800シリーズ(D3)/Bowers&Wilkins」(D&M)
*優秀録音賞
「指揮/アンドレア・バッティストーニ、演奏/東京フィルハーモニー交響楽団
『プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》全3幕』」(SACD)
*著作出版物賞
「ジェフ・ポーカロの『ほぼ』全仕事」(小原由夫 著/DU BOOKS)
*特別賞
「“<ネオフェード>カーボンマトリックス3層材”のオーディオへの応用」(株式会社クリプトン)
なお賞状贈呈の際、技術開発賞を受賞したD&Mの中川圭史氏は「今年は、B&Wから最上位モデル800が市場投入されると聞いている」と述べ、続けて「D&Mとしても、自社ブランドのデノン・マランツとともに、B&Wとの一層のコラボレーションを図り、日本の音楽ファン・音楽関係者の皆様に良い製品を提供していきたいと考えている」とコメントした。
●一般社団法人ミュージック・ペンクラブ・ジャパンについて
音楽評論家・批評家たちが、1968年に40名ほどのメンバーで「音楽執筆者協議会」として発足した、クラシック/ポピュラー/オーディオ分野に属する会員たちが、その分野を交えて交流する日本唯一の権益保護団体。発足後、会員に音楽学者・作曲家・文芸評論家・DJ・プロデューサー諸氏をはじめ、音楽関連の文筆業・執筆活動を行う人々が加わり、会員の内訳が多様化したことをうけ、1994年に、「ペンを持って音楽と関わる人材を集めた組織」として、「ミュージック・ペンクラブ・ジャパン」と改称。その活動を一層、公的かつ国際的なものとすべく、2014年に法人化に踏み切った。現在の会員総数は約160名。事業としては会員の著作権保護や、1988年に創設した年間の「ミュージック・ペンクラブ音楽賞」の贈呈、ネットによる音楽情報の発信、音楽イベントの企画および運営、公共施設への資料提供などを行っている。