公開日 2020/07/14 14:12
Monitor Audio、ウェーブガイドやドーム形状を最適化した第6世代「Bronzeシリーズ」
中型スピーカー用の新マウントも発売
ナスペックは、同社が取り扱うMonitor Audioブランドより、エントリークラスのスピーカー「Bronzeシリーズ」第6世代機、および新スピーカーマウント「FIX-M」を7月17日より発売する。ラインナップは以下の通り(価格はいずれも税抜)。
●フロア型「Bronze 500-6G」:175,000円(ペア)
●フロア型「Bronze 200-6G」:140,000円(ペア)
●ブックシェルフ型「Bronze 100-6G」:75,000円(ペア)
●ブックシェルフ型「Bronze 50-6G」:60,000円(ペア)
●サラウンドスピーカー「Bronze FX-6G」:70,000円(ペア)
●イネーブルドスピーカー「Bronze AMS-6G」:70,000円(ペア)
●センタースピーカー「Bronze C150-6G」:45,000円(1本)
●サブウーファー「Bronze W10-6G」:120,000円(1台)
●スピーカーマウント「FIX-M」:9,000円(1個)
トップエンドからエントリークラスまで、ユニットを含む全てのパーツを自社内で製造できるというブランドの強みを活かし、エントリークラスながら上位モデル由来の技術を導入。また、本シリーズが初搭載となる独自技術も複数導入している。
トゥイーターには同ブランド独自の25mm C-CAM(Ceramic-Coated Aluminium Magnesium)Goldドームトゥイーターを採用。アルミ・マグネシウム合金にセラミック処理を施し、特性改善のためゴールドコーティングを施している。また、ドームの形状と駆動機構には微細なチューニングを行い、ブレークアップポイントを可聴帯域外に移動。前面には音質への影響を最小限に抑えながらドライバーを保護するハニカム状パターンのパンチングメタル・グリルを採用した。これにより、ナチュラルでクリアな高音域再生を実現したという。
エッジ部やバック・カップの変更により、10kHz以上の特性や4kHz以下の高調波歪みを改善。また、今回新たにトゥイーターの周囲に「UD(Uniform Dispersion)ウェーブガイド」を採用。音の放射特性とクロスオーバー付近の帯域の指向性を向上し、トゥイーターのパフォーマンスを最大限引き出すことが可能になったという。
ミッド/バスにもドームの形状を見直したC-CAMドライバーを搭載。加えて新技術の「DCM(Damped Concentric Mode)テクノロジー」を導入した。これはFEA(有限要素解析)モデリングを活用し、コーンとエッジの接合面の形状を最適化、ダイアフラムの振幅に対するダンピング特性を大幅に向上する技術。これにより上位モデル譲りの性格で素早いレスポンスに磨きをかけたとする。
その他、従来モデルから引き続き15mm厚のMDF材による頑丈なキャビネットや、ドライバーユニットをテンションロッド1本でキャビネット後方に固定する「ボルト・スルー・ドライバー・デザイン」、ダイナミックかつレスポンスの速い低域再生を実現するバスレフポート「HiVeIIポート」を採用。フロア型モデルでは、ベース部の形状を頑丈で安定性の高いスチール製アウトリガー・フィートへと一新している。
「Bronze 500-6G」は、200mm C-CAMミッド/バスドライバー×2、25mm C-CAM Goldドームトゥイーター×1を搭載する2.5way/バスレフ型フロアスタンディング。周波数特性は32Hz〜30kHz、能率は90dB、インピーダンスは8Ω、許容入力は200W。外形寸法は294W×974H×364Dmm、質量は約18kg(1本)。
「Bronze 200-6G」は、140mm C-CAMミッド/バスドライバー×2、25mm C-CAM Goldドームトゥイーター×1を搭載する2.5way/バスレフ型フロアスタンディングスピーカー。周波数特性は35Hz〜30kHz、能率は88dB、インピーダンスは8Ω、許容入力は120W。外形寸法は229W×909H×304Dmm、質量は約12.8kg(1本)。
「Bronze 100-6G」は、200mm C-CAMミッド/バスドライバー×1、25mm C-CAM Goldドームトゥイーター×1を搭載する2way/バスレフ型ブックシェルフスピーカー。周波数特性は37Hz〜30kHz、能率は87dB、インピーダンスは8Ω、許容入力は100W。外形寸法は231W×376H×328Dmm、質量は約7.8kg(1本)。
「Bronze 50-6G」は、140mm C-CAMミッド/バスドライバー×1、25mm C-CAM Goldドームトゥイーター×1を搭載する2way/バスレフ型ブックシェルフスピーカー。周波数特性は40Hz〜30kHz、能率は85dB、インピーダンスは8Ω、許容入力は800W。外形寸法は166W×281H×268Dmm、質量は約5kg(1本)。
「Bronze FX-6G」は、140mm C-CAMミッド/バスドライバー×1、25mm C-CAM Goldドームトゥイーター×2を搭載する2way/密閉型サラウンドスピーカー。周波数特性は74Hz〜30kHz、能率は86dB、インピーダンスは8Ω、許容入力は80W。外形寸法は284W×287H×124Dmm、質量は約3.9kg(1本)。
「Bronze AMS-6G」は、100mm C-CAMミッド/バスドライバー×1、25mm C-CAM Goldドームトゥイーター×1を搭載する2way/密閉型イネーブルドスピーカー。Monitor Audioとしては初のDolby Atmos対応イネーブルドスピーカーで、ハイトスピーカーとしても使用できる。周波数特性は32Hz〜30kHz、能率は90dB、インピーダンスは8Ω、許容入力は200W。外形寸法は294W×974H×364Dmm、質量は約18kg(1本)。
「Bronze C150-6G」は、140mm C-CAMミッド/バスドライバー×2、25mm C-CAM Goldドームトゥイーター×1を搭載する2way/密閉型センタースピーカー。周波数特性は66Hz〜30kHz、能率は88dB、インピーダンスは8Ω、許容入力は120W。外形寸法は451W×166H×228Dmm、質量は約7kg(1本)。
「Bronze W10-6G」は、専用の250mm C-CAM Long throwドライバー×1、パッシブラジエーターの250mm Auxiliary Bass Radiator×1を搭載するアクティブサブウーファー。加減周波数は28Hz、カットオフ周波数は50Hz〜120Hz。外形寸法は321W×366H×364Dmm、質量は約13.4kg(1本)。
「FIX-M」は、Monitor Audioブランドの中型スピーカーに対応する壁掛けスピーカーマウント。0度/15度/30度の傾斜角をつけることができ、マウント前面は30度まで回転させることが可能。また、ポジションを決定した後は上部から固定用クリップを挿入し、しっかりと保持することができる。対応機種はBronze 50-6G/Monitor 50/Radius 45/Radius 90/Bronze 1/MASS 10/MASS Centre。
●フロア型「Bronze 500-6G」:175,000円(ペア)
●フロア型「Bronze 200-6G」:140,000円(ペア)
●ブックシェルフ型「Bronze 100-6G」:75,000円(ペア)
●ブックシェルフ型「Bronze 50-6G」:60,000円(ペア)
●サラウンドスピーカー「Bronze FX-6G」:70,000円(ペア)
●イネーブルドスピーカー「Bronze AMS-6G」:70,000円(ペア)
●センタースピーカー「Bronze C150-6G」:45,000円(1本)
●サブウーファー「Bronze W10-6G」:120,000円(1台)
●スピーカーマウント「FIX-M」:9,000円(1個)
トップエンドからエントリークラスまで、ユニットを含む全てのパーツを自社内で製造できるというブランドの強みを活かし、エントリークラスながら上位モデル由来の技術を導入。また、本シリーズが初搭載となる独自技術も複数導入している。
トゥイーターには同ブランド独自の25mm C-CAM(Ceramic-Coated Aluminium Magnesium)Goldドームトゥイーターを採用。アルミ・マグネシウム合金にセラミック処理を施し、特性改善のためゴールドコーティングを施している。また、ドームの形状と駆動機構には微細なチューニングを行い、ブレークアップポイントを可聴帯域外に移動。前面には音質への影響を最小限に抑えながらドライバーを保護するハニカム状パターンのパンチングメタル・グリルを採用した。これにより、ナチュラルでクリアな高音域再生を実現したという。
エッジ部やバック・カップの変更により、10kHz以上の特性や4kHz以下の高調波歪みを改善。また、今回新たにトゥイーターの周囲に「UD(Uniform Dispersion)ウェーブガイド」を採用。音の放射特性とクロスオーバー付近の帯域の指向性を向上し、トゥイーターのパフォーマンスを最大限引き出すことが可能になったという。
ミッド/バスにもドームの形状を見直したC-CAMドライバーを搭載。加えて新技術の「DCM(Damped Concentric Mode)テクノロジー」を導入した。これはFEA(有限要素解析)モデリングを活用し、コーンとエッジの接合面の形状を最適化、ダイアフラムの振幅に対するダンピング特性を大幅に向上する技術。これにより上位モデル譲りの性格で素早いレスポンスに磨きをかけたとする。
その他、従来モデルから引き続き15mm厚のMDF材による頑丈なキャビネットや、ドライバーユニットをテンションロッド1本でキャビネット後方に固定する「ボルト・スルー・ドライバー・デザイン」、ダイナミックかつレスポンスの速い低域再生を実現するバスレフポート「HiVeIIポート」を採用。フロア型モデルでは、ベース部の形状を頑丈で安定性の高いスチール製アウトリガー・フィートへと一新している。
「Bronze 500-6G」は、200mm C-CAMミッド/バスドライバー×2、25mm C-CAM Goldドームトゥイーター×1を搭載する2.5way/バスレフ型フロアスタンディング。周波数特性は32Hz〜30kHz、能率は90dB、インピーダンスは8Ω、許容入力は200W。外形寸法は294W×974H×364Dmm、質量は約18kg(1本)。
「Bronze 200-6G」は、140mm C-CAMミッド/バスドライバー×2、25mm C-CAM Goldドームトゥイーター×1を搭載する2.5way/バスレフ型フロアスタンディングスピーカー。周波数特性は35Hz〜30kHz、能率は88dB、インピーダンスは8Ω、許容入力は120W。外形寸法は229W×909H×304Dmm、質量は約12.8kg(1本)。
「Bronze 100-6G」は、200mm C-CAMミッド/バスドライバー×1、25mm C-CAM Goldドームトゥイーター×1を搭載する2way/バスレフ型ブックシェルフスピーカー。周波数特性は37Hz〜30kHz、能率は87dB、インピーダンスは8Ω、許容入力は100W。外形寸法は231W×376H×328Dmm、質量は約7.8kg(1本)。
「Bronze 50-6G」は、140mm C-CAMミッド/バスドライバー×1、25mm C-CAM Goldドームトゥイーター×1を搭載する2way/バスレフ型ブックシェルフスピーカー。周波数特性は40Hz〜30kHz、能率は85dB、インピーダンスは8Ω、許容入力は800W。外形寸法は166W×281H×268Dmm、質量は約5kg(1本)。
「Bronze FX-6G」は、140mm C-CAMミッド/バスドライバー×1、25mm C-CAM Goldドームトゥイーター×2を搭載する2way/密閉型サラウンドスピーカー。周波数特性は74Hz〜30kHz、能率は86dB、インピーダンスは8Ω、許容入力は80W。外形寸法は284W×287H×124Dmm、質量は約3.9kg(1本)。
「Bronze AMS-6G」は、100mm C-CAMミッド/バスドライバー×1、25mm C-CAM Goldドームトゥイーター×1を搭載する2way/密閉型イネーブルドスピーカー。Monitor Audioとしては初のDolby Atmos対応イネーブルドスピーカーで、ハイトスピーカーとしても使用できる。周波数特性は32Hz〜30kHz、能率は90dB、インピーダンスは8Ω、許容入力は200W。外形寸法は294W×974H×364Dmm、質量は約18kg(1本)。
「Bronze C150-6G」は、140mm C-CAMミッド/バスドライバー×2、25mm C-CAM Goldドームトゥイーター×1を搭載する2way/密閉型センタースピーカー。周波数特性は66Hz〜30kHz、能率は88dB、インピーダンスは8Ω、許容入力は120W。外形寸法は451W×166H×228Dmm、質量は約7kg(1本)。
「Bronze W10-6G」は、専用の250mm C-CAM Long throwドライバー×1、パッシブラジエーターの250mm Auxiliary Bass Radiator×1を搭載するアクティブサブウーファー。加減周波数は28Hz、カットオフ周波数は50Hz〜120Hz。外形寸法は321W×366H×364Dmm、質量は約13.4kg(1本)。
「FIX-M」は、Monitor Audioブランドの中型スピーカーに対応する壁掛けスピーカーマウント。0度/15度/30度の傾斜角をつけることができ、マウント前面は30度まで回転させることが可能。また、ポジションを決定した後は上部から固定用クリップを挿入し、しっかりと保持することができる。対応機種はBronze 50-6G/Monitor 50/Radius 45/Radius 90/Bronze 1/MASS 10/MASS Centre。