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公開日 2007/02/28 17:48
ソニー、フルHD静止画出力できる新“Cyber-shot”4機種 − アンジェラ・アキも登場
ソニーは、“Cyber-shot”新モデル4機種とプリンターキット1モデルを3月9日より順次発売する。
今回の新製品4機種は、撮影した写真をハイビジョン画質(1,920×1,080)でテレビに映し出す「ハイビジョン静止画出力」に対応。別売りのサイバーショットステーションや、HD出力アダプターケーブルなどを使用してフルHD対応テレビに接続することで、写真鑑賞を楽しめる。また、「音フォト」機能も継続して搭載する。
画像エンジンとして、“α100”の画像処理エンジンをサイバーショット用に最適化した「BIONZ」エンジンを搭載。高画質・高速処理を強化したという。
また、サイバーショット初となる顔検出機能「顔キメ」を搭載。新開発の顔検出エンジンと「BIONZ」エンジンの組み合わせにより、顔をフォーカスするだけでなく、ホワイトバランスや色調整により肌色をコントロールし、人物をきれいに写すための性能を進化させている。また、一度顔を捉えるとフォーカス枠が高速追尾するので、動き回る被写体の撮影時に便利だ。その他、光学式手ぶれ補正機能を搭載し、ISO3200に対応している。
■DSC-T100 3月9日発売 ¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)
カラー:シルバー/ブラック/レッド
光学5倍ズームを搭載しながら、91.8W×59.2H×22.3Dmmというコンパクトボディを実現した最上位モデル。有効画素810万画素の1/2.5型Super HAD CCDを搭載している。カール ツァイス「バリオ・テッサー」レンズを採用。また、3.0型の「クリアフォト液晶プラス」モニターを背面に備える。
縦型デザインを採用。本体前面にはヘアライン加工を施し、高級感を演出している。
■DSC-T20 4月6日発売 ¥OPEN(予想実売価格40,000円前後)
カラー:シルバー/ブラック。ホワイト/ピンク
光学3倍ズームレンズを搭載。有効画素810万画素の1/2.5型Super HAD CCDとカール ツァイス「バリオ・テッサー」レンズを採用し、高画質記録を実現する。また、2.5型の「クリアフォト液晶プラス」モニターを背面に備える。
■DSC-W80 4月20日発売 ¥OPEN(予想実売価格33,000円前後)
カラー:シルバー/ホワイト/ピンク
Wシリーズ初の光学式手ぶれ補正機能搭載機。有効画素720万画素の1/2.5型Super HAD CCDを搭載。また、2.5型の液晶モニターを背面に備える。
■DSC-H7 4月27日発売 ¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)
カラー:シルバー/ブラック
有効画素810万画素の1/2.5型Super HAD CCDとカール ツァイス「バリオ・テッサー」レンズを搭載し、高画質記録を実現する。また、2.5型の液晶モニターを背面に備える。
光学15倍ズームレンズを搭載し、HDスマートズームを併用することで最大約25倍のズームが可能だ。更に、新たに「アドバンストスポーツ撮影モード」を搭載。前後の動きに対するフォーカス精度を改善した。
■DSC-W80HDPR 4月27日発売 ¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)
「DSC-W80」とフォトプリンターをセットにしたモデル。プリンターは昇華型熱転写方式を採用し、1画素あたり1,677万色のフルカラー印刷ができる。Lサイズ判1枚約53秒という高速プリントも可能だ。
また、プリンター本体にD端子を搭載。付属のクレードルに「DSC-W80」を置くだけで写真をテレビで鑑賞することができる。
本日行われた発表会では、ソニー(株)デジタルイメージング事業本部 本部長の石塚茂樹氏が挨拶した。
同社は2006年7月に“α100”(製品データベース)を発売し、デジタル一眼市場に参入した。2007年はラインナップ拡充の年と位置づけ、カメラメーカーとしてさらに飛躍することを目標にしている。サイバーショットは発売して10年で6,500万台を売上げ、2007年には1,700万台の出荷を予定しているという。
「デジタルカメラの利点は、写真をデータ化でき、テレビなどの家電と手軽に連携できること。本日発表する製品は、ハイビジョン出力端子を備え、フルHD対応テレビで写真を視聴できる。さらに、従来より人気のあった“音フォト”機能も搭載しており、お気に入りの音楽つきの写真をフルHDテレビで楽しむことが可能だ。これをサイバーショットの特長として訴求していきたい。今後は『image your tomorrow』をテーマに掲げ、ユーザーにより魅力的な付加価値のあるデジタルカメラを提供していく考えだ。将来的には通信コミュニケーションへの対応も視野に入れている。デジカメならではの利点を活かし、新しい写真文化を創造していきたい」と語った。
続いてソニーマーケティング(株)取締役 執行役員常務の鹿野清氏が、新製品のマーケティング戦略について語った。
90年代に登場したデジタルカメラの普及率は現在約60%で、市場は現在成熟期を迎えている。鹿野氏は「これまでは高画素化や手ぶれ補正機能など、使いやすさと便利さを追求してきたが、これからは付加価値が重要になってくる」と説明。「ハイビジョン静止画出力」と「音フォト」という新たな価値を訴求していく、とした。
また、同社は「Sony Hi-Vision Quality」を提言し、レコーダーやビデオカメラ、テレビなどパーソナルコンテンツのフルHD化と、各機器の連携に力を注いできた。「連携の輪に今回サイバーショットが加わることになる。『Sony Hi-Vision Quality』はひとつの完成形を迎えたと言えるだろう」と述べた。
続いて「T100」を携えてハワイで撮影を行った写真家の三好和義氏がスピーチを行った。
三好氏は「サイバーショットで撮った写真をブラビアで観て、自分で撮った写真ながら綺麗で驚いてしまった。音が付くのも楽しい。小さいカメラだが性能のいいレンズを使っているな、と感じた。次の取材はT-100が一台あれば大丈夫かも」と話した。
最後にCMソング「サクラ色」を歌うアンジェラ・アキさんも登場。アンジェラさんは「ブログをやっているのでデジカメは常に持ち歩いている。プロモーションビデオ撮影の時に撮った写真を音フォトにしてみたが、写真と音楽が組合わさることにより、より鮮明にその時のことを思い出せた」と話した。
【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
お客様ご相談センター
TEL/0570-00-3311
(Phile-web編集部)
今回の新製品4機種は、撮影した写真をハイビジョン画質(1,920×1,080)でテレビに映し出す「ハイビジョン静止画出力」に対応。別売りのサイバーショットステーションや、HD出力アダプターケーブルなどを使用してフルHD対応テレビに接続することで、写真鑑賞を楽しめる。また、「音フォト」機能も継続して搭載する。
画像エンジンとして、“α100”の画像処理エンジンをサイバーショット用に最適化した「BIONZ」エンジンを搭載。高画質・高速処理を強化したという。
また、サイバーショット初となる顔検出機能「顔キメ」を搭載。新開発の顔検出エンジンと「BIONZ」エンジンの組み合わせにより、顔をフォーカスするだけでなく、ホワイトバランスや色調整により肌色をコントロールし、人物をきれいに写すための性能を進化させている。また、一度顔を捉えるとフォーカス枠が高速追尾するので、動き回る被写体の撮影時に便利だ。その他、光学式手ぶれ補正機能を搭載し、ISO3200に対応している。
■DSC-T100 3月9日発売 ¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)
カラー:シルバー/ブラック/レッド
光学5倍ズームを搭載しながら、91.8W×59.2H×22.3Dmmというコンパクトボディを実現した最上位モデル。有効画素810万画素の1/2.5型Super HAD CCDを搭載している。カール ツァイス「バリオ・テッサー」レンズを採用。また、3.0型の「クリアフォト液晶プラス」モニターを背面に備える。
縦型デザインを採用。本体前面にはヘアライン加工を施し、高級感を演出している。
■DSC-T20 4月6日発売 ¥OPEN(予想実売価格40,000円前後)
カラー:シルバー/ブラック。ホワイト/ピンク
光学3倍ズームレンズを搭載。有効画素810万画素の1/2.5型Super HAD CCDとカール ツァイス「バリオ・テッサー」レンズを採用し、高画質記録を実現する。また、2.5型の「クリアフォト液晶プラス」モニターを背面に備える。
■DSC-W80 4月20日発売 ¥OPEN(予想実売価格33,000円前後)
カラー:シルバー/ホワイト/ピンク
Wシリーズ初の光学式手ぶれ補正機能搭載機。有効画素720万画素の1/2.5型Super HAD CCDを搭載。また、2.5型の液晶モニターを背面に備える。
■DSC-H7 4月27日発売 ¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)
カラー:シルバー/ブラック
有効画素810万画素の1/2.5型Super HAD CCDとカール ツァイス「バリオ・テッサー」レンズを搭載し、高画質記録を実現する。また、2.5型の液晶モニターを背面に備える。
光学15倍ズームレンズを搭載し、HDスマートズームを併用することで最大約25倍のズームが可能だ。更に、新たに「アドバンストスポーツ撮影モード」を搭載。前後の動きに対するフォーカス精度を改善した。
■DSC-W80HDPR 4月27日発売 ¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)
「DSC-W80」とフォトプリンターをセットにしたモデル。プリンターは昇華型熱転写方式を採用し、1画素あたり1,677万色のフルカラー印刷ができる。Lサイズ判1枚約53秒という高速プリントも可能だ。
また、プリンター本体にD端子を搭載。付属のクレードルに「DSC-W80」を置くだけで写真をテレビで鑑賞することができる。
本日行われた発表会では、ソニー(株)デジタルイメージング事業本部 本部長の石塚茂樹氏が挨拶した。
同社は2006年7月に“α100”(製品データベース)を発売し、デジタル一眼市場に参入した。2007年はラインナップ拡充の年と位置づけ、カメラメーカーとしてさらに飛躍することを目標にしている。サイバーショットは発売して10年で6,500万台を売上げ、2007年には1,700万台の出荷を予定しているという。
「デジタルカメラの利点は、写真をデータ化でき、テレビなどの家電と手軽に連携できること。本日発表する製品は、ハイビジョン出力端子を備え、フルHD対応テレビで写真を視聴できる。さらに、従来より人気のあった“音フォト”機能も搭載しており、お気に入りの音楽つきの写真をフルHDテレビで楽しむことが可能だ。これをサイバーショットの特長として訴求していきたい。今後は『image your tomorrow』をテーマに掲げ、ユーザーにより魅力的な付加価値のあるデジタルカメラを提供していく考えだ。将来的には通信コミュニケーションへの対応も視野に入れている。デジカメならではの利点を活かし、新しい写真文化を創造していきたい」と語った。
続いてソニーマーケティング(株)取締役 執行役員常務の鹿野清氏が、新製品のマーケティング戦略について語った。
90年代に登場したデジタルカメラの普及率は現在約60%で、市場は現在成熟期を迎えている。鹿野氏は「これまでは高画素化や手ぶれ補正機能など、使いやすさと便利さを追求してきたが、これからは付加価値が重要になってくる」と説明。「ハイビジョン静止画出力」と「音フォト」という新たな価値を訴求していく、とした。
また、同社は「Sony Hi-Vision Quality」を提言し、レコーダーやビデオカメラ、テレビなどパーソナルコンテンツのフルHD化と、各機器の連携に力を注いできた。「連携の輪に今回サイバーショットが加わることになる。『Sony Hi-Vision Quality』はひとつの完成形を迎えたと言えるだろう」と述べた。
続いて「T100」を携えてハワイで撮影を行った写真家の三好和義氏がスピーチを行った。
三好氏は「サイバーショットで撮った写真をブラビアで観て、自分で撮った写真ながら綺麗で驚いてしまった。音が付くのも楽しい。小さいカメラだが性能のいいレンズを使っているな、と感じた。次の取材はT-100が一台あれば大丈夫かも」と話した。
最後にCMソング「サクラ色」を歌うアンジェラ・アキさんも登場。アンジェラさんは「ブログをやっているのでデジカメは常に持ち歩いている。プロモーションビデオ撮影の時に撮った写真を音フォトにしてみたが、写真と音楽が組合わさることにより、より鮮明にその時のことを思い出せた」と話した。
【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
お客様ご相談センター
TEL/0570-00-3311
(Phile-web編集部)
関連リンク
トピック
- ブランドSONY
- 型番DSC-T100
- 発売日2007年3月9日
- 価格¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)
【SPEC】●有効画素数:810万画素 ●撮像素子:1/2.5型総画素数約830万CCD 正方形画素・原色フィルター・インターレーススキャン・Super HAD CCD ●記録媒体:メモリースティックデュオ、メモリースティックPROデュオ ●ズーム:光学5倍 ●液晶モニター:ハイブリッド3.0型TFT LCD(23.0万)「クリアフォト液晶プラス」 ●外形寸法:91.8W×59.2H×22.3Dmm ●撮影時質量:約172g(バッテリー・メモリースティックデュオ・リストストラップ含む)
- ブランドSONY
- 型番DSC-T20
- 発売日2007年4月6日
- 価格¥OPEN(予想実売価格40,000円前後)
【SPEC】●有効画素数:810万画素 ●撮像素子:1/2.5型総画素数約830万CCD 正方形画素・原色フィルター・インターレーススキャン・Super HAD CCD ●記録媒体:メモリースティックデュオ、メモリースティックPROデュオ ●ズーム:光学3倍 ●液晶モニター:ハイブリッド2.5型TFT LCD(23.0万)「クリアフォト液晶プラス」 ●外形寸法:89.7W×55.7H×22.8Dmm ●撮影時質量:約159g(バッテリー・メモリースティックデュオ・リストストラップ含む)
- ブランドSONY
- 型番DSC-W80
- 発売日2007年4月20日
- 価格¥OPEN(予想実売価格33,000円前後)
【SPEC】●有効画素数:720万画素 ●撮像素子:1/2.5型総画素数約740万CCD 正方形画素・原色フィルター・インターレーススキャン・Super HAD CCD ●記録媒体:メモリースティックデュオ、メモリースティックPROデュオ ●ズーム:光学3倍 ●液晶モニター:2.5型TFT LCD(11.5万) ●外形寸法:91.0W×58.0H×22.9Dmm ●撮影時質量:約155g(バッテリー・メモリースティックデュオ・リストストラップ含む)
- ブランドSONY
- 型番DSC-H7
- 発売日2007年4月27日
- 価格¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)
【SPEC】●有効画素数:810万画素 ●撮像素子:1/2.5型総画素数約830万CCD 正方形画素・原色フィルター・インターレーススキャン・Super HAD CCD ●記録媒体:メモリースティックデュオ、メモリースティックPROデュオ ●ズーム:光学3倍 ●液晶モニター:2.5型TFT LCD(11.5万) ●外形寸法:109.5W×83.4H×85.7Dmm ●撮影時質量:約514g(バッテリー・メモリースティックデュオ・リストストラップ含む)
- ブランドSONY
- 型番DSC-W80HDPR
- 発売日2007年4月27日
- 価格¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)