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公開日 2007/09/02 23:56
<IFA2007レポート:BDA>フジフイルム、バーベイタムが有機色素タイプのBD-Rディスクを展示
Blu-ray Disc Association(略称BDA)のブースには、記録膜の材料に有機色素を使った新しいBD-Rディスクの試作品が展示されていた。
■無機タイプのディスクよりも低価格なBD-Rが実現可能
有機タイプのBD-Rディスクは、フジフイルムと、三菱化学メディアの連結子会社であるバーベイタムの2社が展示していた。07年5月に規格化された有機BD-Rは、記録材料に有機色素を採用する追記型ディスク。有機色素を採用することにより、同じ有機による記録膜の成形技術を用いるDVD-RやCD-Rの生産ラインが応用できるため、ディスク製造メーカーの市場参入を容易にし、結果的に商品の低価格化に結びつけることができる。なお有機BD-Rディスクの記録・再生を行うためには、規格に対応するハード機器が必要になる。
展示された試作品のディスクは、盤面、およびパッケージに有機タイプのメディアであることを示す「LTH type」のマークを表記している。
バーベイタムからは有機タイプのBD-Rのほかに、片面2層BD-R/-REディスクや4倍速記録に対応する単層タイプのBD-R、同じく4倍速記録対応のプリンタブルBD-Rなども出展されていた。また会場内に別途構えるバーベイタムのブースには、カムコーダー用の8cmBD-Rや片面2層の8cmDVD±R、HD DVD-RW(片面1層・2層)など、多彩な記録メディアのラインナップも紹介されていた。
(Phile-web編集部・山本)
[IFA2007REPORT]
■無機タイプのディスクよりも低価格なBD-Rが実現可能
有機タイプのBD-Rディスクは、フジフイルムと、三菱化学メディアの連結子会社であるバーベイタムの2社が展示していた。07年5月に規格化された有機BD-Rは、記録材料に有機色素を採用する追記型ディスク。有機色素を採用することにより、同じ有機による記録膜の成形技術を用いるDVD-RやCD-Rの生産ラインが応用できるため、ディスク製造メーカーの市場参入を容易にし、結果的に商品の低価格化に結びつけることができる。なお有機BD-Rディスクの記録・再生を行うためには、規格に対応するハード機器が必要になる。
展示された試作品のディスクは、盤面、およびパッケージに有機タイプのメディアであることを示す「LTH type」のマークを表記している。
バーベイタムからは有機タイプのBD-Rのほかに、片面2層BD-R/-REディスクや4倍速記録に対応する単層タイプのBD-R、同じく4倍速記録対応のプリンタブルBD-Rなども出展されていた。また会場内に別途構えるバーベイタムのブースには、カムコーダー用の8cmBD-Rや片面2層の8cmDVD±R、HD DVD-RW(片面1層・2層)など、多彩な記録メディアのラインナップも紹介されていた。
(Phile-web編集部・山本)
[IFA2007REPORT]